ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

女の子?(笑)

2006-03-24 | 考えたこと
お正月が過ぎて こんな葉書が届いた。



「女の子だけの 同窓会 2


 ○○○○○卒業のお姉さまがたへ

 2006年、あけましておめでとうございます。

 いよいよ40代ともお別れが近づいてきましたが、
 皆様 ますます元気で ご活躍の事とお慶び申し上げます。

 まもなく半世紀を生きようとする勢いの私達。
 
 この勢いを さらに加速させるために、
 またもや 女の子だけの同窓会を計画しました。

 みんなで集って ますます元気になりましょう。」



懐かしいふたりの女の子(!)の名前が幹事として書かれている。

これは行きたいでしょう!(笑)



期日は 2月の土曜日。

予定表を見る。

あ~、やっぱり。 忙しいや。



それでも亭主に参加を許可してもらえたのは 
私が癌になったおかげ。

そして、苦労して育てた娘が大きくなって
その日 手伝ってくれたおかげ。

当地に来てから 休日がなく(ついでに健康診断も受けた事なく)、
当然、クラス会や 同窓会は 出席したことがなかった。

いろんな意味での幸せをかみ締めつつ
上野から常磐線に乗る。



利根川を渡ってイバラキ県に入るとすぐに取手駅。

取手を過ぎると 急に田舎の風景になる。

けれど 駅舎は 近年 急に近代化して 
駅の周りの風景も 大きく変わった。



姉を見舞う時にバスに乗り換えた駅で降りる。

遠くから来る人への配慮か、学校があった場所ではなく、
常磐線の駅の近くのすし屋が会場だった。

エスカレーターに乗ると
後ろから呼び止められた。

私の後ろと その後ろ、偶然 同級生だった!

わー、きゃー 言いながら エスカレーターで上まできたら
「○○じゃないのか?」と、
私の旧姓を呼ぶ声。

「せんせい・・・・・・・。」

もう、声にならない。

懐かしい担任の男性教師が、
小柄な体格と綺麗な声だけはそのままに、
ひかえめだった髪はいよいよたよりなく、
若々しかった肌はシミだらけで(笑)
そこに立っていた。

それにしても、私って、そんなに変わってないのかな?



私の学年は 女の子(!)が44名だった。

そのうちの14名が出席した。

ひとりだけ、42歳の時に 心筋梗塞で急死している。

私とは小・中・高と同じだったし
部活で一緒だった事もあって その時のトラウマは
まだ少し残っている。



14名とは まあまあの出席率だと思う。

うち リコンしたのが3名、
夫と死別したのが 3名、
夫に苗字を変えてもらって婿取りして地元にいるのが3名。

子供の受験で来られない、という人が多かった。

子供は 小さい子は小学生、
一番大きい子(?)は27歳だとか。

話せば見えてくる、昔と変わらない笑顔。

いい年の大人になって、
立ち入りすぎない配慮もできて、
でも 遠慮はしない。

話は尽きない。

料理よりも おしゃべり!



女の子だけ、というのに 
恐れずに来てくれた勇気ある先生が3名、
声をかけたのが 全員男性の先生だったらしい。

女の子だけ、というのに
なぜか図々しく参加してきた男子がふたり。

なんなんだ、こいつら(笑)。

後日 送られてきた写真を見て
♪だーれが生徒か、先生か?

ほんと、男の人って 老けるの、早いわね。

というか、老けると誰だか、わかんないのよね。


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ノートパソ子が帰ってくるのを待ちかねて
事務所のデスクトップで記事を更新。

やっぱり足元が冷えるんだ、ここ。

絨緞ひいとけばよかったかなあ(笑)。