同名の小説とは全く関係がありません。
しかも今日は2つも書いてしまいましたね。何かあった訳じゃないんですが(笑)
終戦記念日に合わせて放送された、ちびまる子ちゃんのドラマを見て不覚にも泣いてしまいました。
年のせいでしょうか。自分にも娘がいますからね。ダブって考えてしまいます。
メインサイトの方で相互リンクさせていただいている模型電動士さんのところでも書き込みをさせていただいたのですが、戦争に関しては、ちょっと複雑な気持ちがあります。
子供の頃は、全然平気でした。
テレビドラマやアニメ、マンガそのほかに「戦争もの」が結構多かったような気がします。
もちろん戦車や戦艦、戦闘機のプラモも作ったことがあります。逆に好きでしたね。当時は。
その子供の頃に夢中になって、未だに大好きな「宇宙戦艦ヤマト」ですが、これも今の目で見るとやっぱり「戦争」を意識してしまいます。スカパー!の放送を楽しみにしていたのですが、途中で見るのをやめてしまいました。意識しすぎですけどね。ちょっと理由があるんです。
私は今までに、友人や身内を何人も亡くしています
そのたびに本当に悲しい。これは経験がないとわからないし、言葉で表現出来るモノではありません。
ドラマやアニメだとどうしてもその辺が、演出のためと感じてしまって、冷静に見れないんです。
視聴率を取るためみたいな。戦争を語る上では外せない内容なんですけどね。
でも、これはきちんと語り続けていかなければならないことなんですね。
ちびまる子ちゃんは、もちろん子供対象の番組ですから、物語の流れから上手く戦争の話題にもっていった方だと思います。良くある話でありながら、上手くまとまっていたのではないでしょうか。
子供たちに少しでも、多くのモノを失ってしまう「戦争」についてきちんとしたモノが伝わるといいですね。
私は子供の頃に、小学校の社会科の授業で、自分たちのマチが艦砲射撃や空襲などで被害を受けた様子を、かなり詳しく習いました。今考えれば、当時の先生たちは自分の親よりもずっと年上ですから、生で戦争を見てきた人ばかりなんですね。その経験が出来たことは、本当に良かったと思います。これからはドンドンそのような話を出来る人が減っていくのですから。
最近の「戦争モノ」があふれている現状に凄く不安を感じます。作っている方は歴史的事実を伝えたい。戦争の悲惨さを伝えたい。と思っていても、それがきちんと伝わっているのだろうか。他の意図はないのだろうかというのはここでは話題にしませんが・・・・・
「平和ボケ」という言葉も嫌いです。言葉と言うよりも、使われ方がおかしい。
平和が当たり前でいいじゃないすか。その方が良いに決まっている。
ただしどれだけありがたいモノであるかは、きちんと知っておかなければならない。それを続けるためにはどうしたらよいのか。やらなければいけないことはないのか。
生物は本能的に縄張り争いはするかもしれない。それがケンカのレベルならいいですが、ごく一部の人間の得のために全く関係のない多くの人が犠牲になる戦争は、まったく愚かな行為です。
命というものに対して、過剰反応してしまう自分が時々イヤになることもありますが、
ちょっときっかけがあって、書いてしまいました。