ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

四角家カフェ リトルムッシュ @岐阜県可児市

2013年05月20日 | 岐阜県(中濃)

郊外の道路沿いに現れる雑然とした庭の木々の中にある古いコンクリート製の建物。昔はこういう建物をよく見たけれど最近は見ないなぁ。休日だからか駐車場には県外ナンバーの車が何台もあり、この日は少しだけ待たなければいけなかった。ギーッと音を立てる鉄製の玄関扉を開けて中へ。

お洒落に改造した店内は木の床で席数は6卓程度。カップルで来ている人、グループで来ている人、家族らしき人達など客層は様々。席からは庭の木々がよく見えて、街中から来たらちょっと懐かしいようなのんびりとしたこのシチュエーションだけで楽しいかも。みんな本当によく知ってると感心。話題にはなりやすいお店でしょうね。

まずはスープと自家製パン。どちらも素朴な味付け。メインの大きめの皿のなかには、2種のムース、野菜のガレット、蒸し野菜、手羽先。これらも基本的には素材重視の素朴な味付け。外食で濃い味付けに慣れてしまっている人にとっては薄過ぎると感じるかも。「菜園野菜料理の盛り合わせ」とあるので庭に見える畑の野菜を利用しているのだろう。自分もそうだが、子供がいる家庭はどうしても味付けが濃いめになりがち。だからこういう野菜の元のままの味って言うのは新鮮。男性と女性で量を少し変えてあるが、男性はもちろん、女性の同行者でも量的にはもう少し欲しいと思うくらいの量だったとの事。

ここは昼間はカフェだが、夜はアラカルトの料理とお酒も提供している。まだ夜に来てみた事はないが、こうした素朴な料理とお酒をどう合わせるのか興味があるのでぜひ来てみたい。夜だとこの庭と建物はまた違った雰囲気になるんだろうな。(勘定は¥1,600/人)

四角家カフェ リトルムッシュ

岐阜県可児市土田2067-1

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Word Up ! (12" Maxi-Single Vinyl) / Cameo

2013年05月18日 | アナログ・レコード

Cameo

Word Up ! (12" Maxi-Single Vinyl) / Cameo (1986)

カメオ(Cameo)のヒット・シングル「ワード・アップ」の12インチ・シングル盤。当時大ヒットした。チープなシンセ・ドラムの音も懐かしいスッカスカのエレクトリック・ファンクだが一度聴いたら忘れられないインパクト。エイティーズ好きには一発屋の印象が大きいが、実はこの時点でキャリアは長く、ブラック・チャートではいくつかヒットもあったらしい。今調べると「キャメオ」と記述してある事が多いが当時を知る人間にとってはあくまで「カメオ」。

80年代のヒット曲には欠かせないPVはこちら。よく見るとヴォーカルのラリー・ブラックモン(Larry Blackmon)は怖いな。MTV世代にはこういうプチ・ミュージカルみたいなビデオはお約束。今見ると微笑ましい内容だが、当時は出るビデオ、出るビデオを食い入るように見てました。どれだけでも見ていられたから24時間放送する本場のMTVがうらやましかったなぁ(→ただ実際にアメリカで暮らすとそうでもない事をのちに知る)。

ちなみに「Word Up」とはアメリカの俗語で「はっきり本当の事を言う」ことらしい。もちろん当時は知らずに聴いていて、今調べました(笑)。

A1  Word Up! (12" Version)
A2  Word Up! (7" Vocal Version)
B1  Word Up! (Instrumental)
B2  Urban Warrior

リサイクル店にて購入(¥50)

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パブリック・イメージ・リミテッド @名古屋・クラブダイヤモンドホール

2013年05月17日 | ライヴ(日本公演)

Pil

パブリック・イメージ・リミテッド (4月2日 名古屋・クラブ・ダイヤモンド・ホール)

あまり記述を見かけないので遅ればせながらパブリック・イメージ・リミテッド(PIL, Public Image Limited)の名古屋公演をレポート。初の中国公演を経て待望の来日公演初日がここ名古屋だ。

うっかり少し前のパティ・スミス(Patti Smith)名古屋公演のチケットを買いそびれ、売り切れとなってしまい残念だったので、あわてて入手に走ったがこちらはあっさりと購入出来た。場所はダイヤモンドホール。ここのホールに足を踏み入れるのはかなり久しぶりだ。開演前に会場のビル付近を歩いても全く人が居ない(笑)。会場を間違えたかな、と思う位ひっそりしていて不安が…。ロック界の生ける伝説がお目見えするというのに名古屋の人の冷たい事よ。日本はもっと外国みたいに公演予告ポスターをベタベタと貼りつける事の出来るスペースを作るべきだと思うなぁ。宣伝不足なのは明らか。

会場入りしてもその「静けさ」は変わりなく、小さなハコにも関わらず一段上になった席も開放されない。開始20分前でも100人以下(数えました)という信じられない状況で、友人に不安のメールを送るも、「それ多分”握手会”かなんかに変更して中止っすよ(笑)」と返信される始末。実際、内心ジョン(John Lydon)が本当に演ってくれるかどうか心配した。

ほぼ定刻のガラッガラのホールにメンバー登場。やっぱりジョンの存在感はバツグン。マイク・スタンドの横にアンチョコ用の譜面台があるのは御愛嬌。そして原始的な叫びから始まる1曲目からジョニー節炸裂。そうそう、この声。これが聴きたかった。ジョニーの声は絶好調といった感じでグイグイと引き込まれる。正直ここまでのコンディションを期待していなかったので大感激。初期のPILが好きな人でも後期のポップなPILが好きな人でも充分に満足出来る演奏内容だ。メンバーの演奏もタイトだし、特に仙人のような容姿になったギターのルー・エドモンズ(Lu Edmonds)は様々な形態の弦を操り大活躍。

ジョニーはおどけてみたり、「何も見えんから赤いライトを消せっ!」と怒ってみたり、お約束の手鼻をかんだりと相変わらず表情豊か。そして肝心のパフォーマンスに手抜きは一切無かった。いやぁ、来て良かった。このクオリティのライヴと生ける伝説を、高校文化祭の出し物の客程度の人数で見守るのはある意味貴重な体験だった。でも、この客入りじゃもう二度と名古屋には来ないだろうな…(涙)。

<セットリスト>

01. 4 Enclosed Walls
02. Albatross
03. Deeper Water
04. Memories
05. Reggie Song
06. Disappointed
07. Warrior
08. Flowers of Romance
09. One Drop
10. Death Disco
11. Love Song
12. Public Image
---encore---
13. Out Of The Woods
14. Rise
15. Open Up

Piljapantour

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Heavy Soul (MOJO Magazine) / Various Artists

2013年05月16日 | 雑誌付録CD

Heavysoul

Heavy Soul (MOJO Magazine) / Various Artists

洋音楽雑誌「MOJO」に付録のCD。2010年5月号の内容は「ギター・ファンク:フリーク・アウト!」と題されたファンク・ソウル・チューン15曲。70年代アメリカのサスペンス映画のサウンドトラックを彷彿とさせるようなゴキゲンな内容。カッティングやワウワウの音がかっこいい。ジミ・ヘン(Jimi Hendrix)のバンド・オブ・ジプシーズ(Band of Gypsys)→ファンカデリック(Funkadelic)→カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)といった傾向が好きな方には絶対のおすすめ盤。

01. Betty Davis ? If I’m In Luck I Might Get Picked Up
02. Funkadelic ? Super Stupid
03. JC Brooks & The Uptown Sound ? Baltimore Is The New Brooklyn
04. Marion Black ? Come On And Gettit
05. Freddy Scott And Four Steps ? Same Ole Beat
06. Soul President ? Got To Have It
07. Curtis Mayfield ? Freddie’s Dead
08. Sidney Pinchback ? Soul Strokes
09. Black Merda ? Take A Little Time
10. Chuck Garbo & Soul Finders ? Can I Be Your Main Squeeze
11. Bobby Franklin’s Insanity ? Bring It On Down To Me (Part 1)
12. Eugene Blacknell ? Gettin’ Down
13. Aaron Neville ? Hercules
14. Moses Dillard & Tex-Town Display ? I’ve Got To Find A Way (Part 1)
15. Darondo ? How I Got Over

こういうコンピは絶対日本人選曲では無理だろうな。ヒット曲ばかりではつまらないし、レアなのばかりでなく7のような超有名曲も挟んであるのがミソ。これでグッと流れが引き締まる。今回も大満足。

オークションにて購入(¥828)

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Stiff Upper Lip (Australian Tour Edition) / AC/DC

2013年05月15日 | ハードロック・へヴィーメタル

Acdc

Stiff Upper Lip (Australian Tour Edition) / AC/DC (2001)

2000年に発表された大ヒット・アルバムのオーストラリア・ツアー記念に発表された2枚組。1枚は同名の通常アルバム。もう1枚がアルバム未収録の1曲と96年のスペイン闘牛場でのライヴ5曲、それにシングル発売された3曲のPVを収録。

01 Cyberspace (Non LP Track) 
02 Back in Black (Live 1996)
03 Hard as a Rock (Live 1996)
04 Ballbreaker (Live 1996)
05 Whole Lotta Rosie (Live 1996)
06 Let There Be Rock (Live 1996)
07 Stiff Upper Lip (PV)
08 Safe in New York City (PV)
09 Satellite Blues (PV)

オーストラリアやニュージーランドは日本と同じく世界ツアーの第2、又は第3クールにあてられる事が多く、アルバム発売から1年近く経ってしまっているのが普通なので、ツアー前にはこういったおまけ付きのアルバムやMaxiシングルが発表される事が多い。これもそんな1枚。

ここに収録されている曲はすでに他でも発表されているし、そもそもDVDでライヴ映像が発売されているので貴重なテイクは何ひとつ無いが、シングルとかにバラバラに収録されていたりして聴きづらかったのと(じゃあDVD見ればいいのに…笑)、ただ手に取ってみたいというだけでつい購入してしまった。しかも今頃になって。ダブったオリジナル・アルバムはこれで3枚目?4枚目?(笑)。もちろんPVはDVD持ってるので必要なし。アホなファンならではの愚行です。

オークションにて購入(¥953)

  • Audio CD (June 25, 2001)
  • Disc: 2
  • Format: Import
  • Label: Wea/East/West
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    It's Tricky (And More) (12" Vinyl) / Run DMC

    2013年05月14日 | アナログ・レコード

    Tricky1

    It's Tricky (And More) (12" Vinyl) / Run DMC (1987)

    リサイクル店や中古店で無造作に扱われるアナログ・レコードを見るのが好きだ。特に超掘り出し物を探して歩く訳ではないが、パッと見て80年代の12インチ・シングルなどが「持ってけ!泥棒」みたいな値段で刺さっているとうれしい。当時はシングル・レコードとはいえ12インチ盤は¥1,500くらいしたから、学生にとっては欲しいもの全部購入なんてとても出来ず、吟味して吟味してハズレくじを引く、なんて言う事を繰り返した。そのうっ憤を今頃になって数十円から数百円で返しています(笑)。

    12インチ・シングルに収録された曲やヴァージョンは未だにCD化されていないものも多く、最近でこそデラックス・エディションなどのボーナス・トラックとして復刻される事も多くなったが、やはり45回転の活きのいい音質は捨てがたい。長い事レコードから離れていたが、最近また聴きだした。やはりレコード・ジャケットの存在感ってすごい。

    PVも楽しいランDMC(Rum DMC)のこの曲は、大ヒットアルバム「Raising Hell」の2曲目のシングルとしてカットされたんじゃなかったか。こういうオールド・スクールのヒップホップは現在ほぼ聴けなくなってしまったが、本当に画期的だったんだよね、当時は。曲の元ネタはザ・ナック(The Knack)の「マイ・シャローナ(My Sharona)」。サンプリングって今じゃ当たり前だけど当時は「えーっ、そんなのあり?」というくらい衝撃的だった。かっこいい。

    A1  It's Tricky (Club Mix)   
    A2  Up Tempo   
    B1  It's Tricky (LP Version)   
    B2  It's Tricky (Scratchapella)   
    B3  Tricky Reprise   
    B4  Proud To Be Black

    リサイクル店で購入(¥50)

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    すし古川 @名古屋市中区・大須 (※移転)

    2013年05月13日 | 名古屋(中区)

    通り沿いに出たこのお店の看板には朱に白抜きで「江戸前」とある。昔、街場の鮨屋はどこも江戸前と名乗っていた。古いお店では今でも江戸前と書かれた看板を見る。握りの鮨それ自体を江戸前寿司と称するなら間違いではないだろうが、現在あらためて「江戸前」と名乗るのは珍しい。というのも「江戸前」=「仕事をした鮨」というのが当たり前の認識になってきたから。つまり、数多ある海鮮寿司や創作寿司ではなく、廻ることはもちろんない。ファンダメンタリスト(笑)なら多くの酒肴を出す店も江戸前ではないだろうし、軍艦も江戸前じゃないと言うだろう。ここはどうなのかな。昔からの店ではないと思うがちょっと古い感じ(居抜き?)のお店ののれんをくぐる。

    予約時にはおまかせの金額を伝えてあった。それがどんな組立なのかは全く分からない。酒のメニューを見ると見慣れない酒があったので冷や(常温でなく冷蔵だった)で頼んだ。しかしこれがびっくりするくらいの強烈な辛口。この酒をいったい何に合わせるのかなと思ったが、突きだしはもちろん酒肴は何も出てくる気配がない。何も口に入れず酒だけ飲むのはちょっと味気ないが、初訪でおまかせなので何も言わずにそのままで、順番は逆だがあわててビールを追加して口中をリセット(実はここで出されるビールの事を調べていてこのお店が目に留まった)。主人がざるに盛られた握りのタネを紹介してくれたところをみるともう握りにいくようだ。あわててお茶に切り替えた。

    ひとつ食べて、握りの大きさの加減を訊かれた。このままで、と答えたが客に合わせて握りの大きさを加減するのかな。最近ではちょっと珍しい(←ランチの握りをはじめから大きめにする店はある)。自分は食べるのも早いので、白身、烏賊、鮪、光物、海老、貝、穴子、玉子などと早いペースで握りが進む。握りは最近の流行りからいうと少しだけ大きめ。一体感はあり、鮨を喰ったという満足度は高い。15個位出ただろうか。それぞれのタネに仕事(締め、茹で、漬け)がしてありなかなか塩梅は良い。最後の巻物もしっかり1本分。好物の酢締めのタネは出たもの以外はなかったので海苔巻きを追加して終了。

    置いてある酒の種類と酒のあてについては主人の意向なのだろうとは思うが、握りに関しては最近の他の店と目指す方向が少し違うのがとても面白い。そう、皆がみな居酒屋や割烹になる事はないのだ。ひょっとして主人は古い仕事をするお店の経験があるとか?。繁華街でこの趣向の鮨を食べてこの勘定だったらかなりすごいと思う。季節によってタネがどう変わっていくのかも興味深い。今回はちょっといろいろ意表を突かれたが是非また行ってみたい。(勘定はお酒を含めて¥7,000程度)

     

    すし古川

    名古屋市中区大須4-10-26 大須土方ドリームマンション 1F

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    Sticky Fingers (Spanish Vinyl Re-issue) / The Rolling Stones

    2013年05月12日 | アナログ・レコード

    Sticky

    Sticky Fingers (Spanish Vinyl Re-issue) / The Rolling Stones (1971)

    ローリング・ストーンズの名盤「スティッキー・フィンガーズ」。このアルバムのアナログ・ジャケットには2種類以上のバリエーションがある事は良く知られている。今回購入したのはスペイン盤でカラー・ビニール(オレンジ)。ちなみに一般的なジャケはこちら↓。

    Rollingstonesstickyfingersfront

    レコード・ジャケットに本物のジッパーが取り付けられており、下に下げると中のインナー(下)の下着姿がちらりと見られるようになっている(下のように全体が見られる訳ではない)。久しぶりに引っ張り出してきたが、凝ってるなぁ。

    Stickyfingers2_2

    のちにCDで復刻された時もこれを模したジッパー付きのタイプが出されたが、やっぱりこの傑作アートワークにおいてはアナログ・レコードの迫力にはどうしてもかなわない。

    有名な話だが、スペイン盤はジッパー・ジャケと収録曲「Sister Morphine」が卑猥だという事でジャケが前出のものに、収録曲は「Let It Rock」のライヴ・ヴァージョンに変更された。ジッパー・ジャケの右のインナーは表からは見られないので、明らかに缶詰ジャケの方が「危ない」と思うんだが…(タイトル通りではあるが)。ちなみにこのジッパー・ジャケ、棚に入れておくと他のアルバムを傷つけるという厄介者で(笑)、自分は段ボールを切ってジッパーにあててある。

    自分はアナログのアルバム・ジャケットをインテリアとして飾っているので  いつかは欲しいと思っていたこのジャケ。95年だったかオフィシャルでポスター(リトグラフ)として発売はされていたが購入出来ず、今回アナログ・レコードを購入して、めでたし、めでたしといくかと言えばそうはいきません。実はこれ再発盤。しかも80年代に再発されたものではなく、最近再発されたもの。オリジナルと直接比較した訳ではないが、ジャケは少し不鮮明だし、レーベルに「Let It Rock」の表記はあるものの、なんと「Sister Morphine」が収録されているというトンデモ盤! ストーンズ・レーベルのロゴは印刷されているがどうも怪しく、スペインかどうかは分からないがどこかの会社が勝手に再発したっぽい。それが何とつい最近までHMVで購入可だったのだ。

    以前から海外の掲示板などでもこの盤については問題が指摘されていたので自分は当然分かっていて買いました。音源はすでに珍しいものではなくなっているし、トンデモ盤だろう事も覚悟の上。オリジナル盤や80年代再発盤は中古レコード屋で何度も見かけた事があるが、程度の良いものはお高くて…。邪道だろうが、どうしてもこのジャケを部屋に飾ってみたかった…。この値段ならインテリアとしては安いものだ…(←自分を納得させるため無理やり正当化している)。購入しようとしている方は要注意です(いないか…)。

    オークションにて購入(¥2,448)

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    Jack In The Box / AC/DC

    2013年05月11日 | ハードロック・へヴィーメタル

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    Jack In The Box / AC/DC (2010)

    2010年のブラック・アイス・ジャパン・ツアー音源。3月12日の埼玉スーパーアリーナ初日公演を良好なオーディエンス録音で収録。New Tattooというレーベルからの発売で、CD-R(最近のブートはRが多い)だが安価だったので購入。

    あれからもう3年か…。埼玉2公演、大阪1公演の3公演全部に駆けつけた。いやぁ今更ながら楽しかったな、あの日々。AC/DCについては語りつくされているとはいえ、ここ日本においてはなぜか諸外国のような「生ける伝説」としての扱いは受けておらず、集客も今ひとつ。関東、関西共に超満員とならない不思議。彼らがなぜ世界中のファンに熱狂的に愛され、数多の超一流アーティスト達にリスペクトされているかはライヴに行けば一発で分かるのだ。

    そう言いながら自分も彼らを聴きだしたのは随分遅く、きっかけは(たぶん)80年代に雑誌のインタヴューか何かでストーンズ(The Rolling Stones)のキース(Keith Richards)がフェイバリット・バンドに挙げていたから。何しろ生ける伝説のキースが大好きだと言うんだから。それまでは自分もへヴィメタ?という偏見を持っていたので聴くまでに至らなかったけど、いわゆる日本でのジャンル分けに当てはまらず、へヴィメタの様式美なんて全く無い(ある意味別の様式美はあるが…)硬派なハードロック・バンドだと分かってから大好きになった。

    AC/DCは公演地によって演奏曲を変えたりなんて小細工はほぼゼロ。ツアーが始まったらどこであろうと最初から最後まで内容はほぼ同じで「お約束」の連続。アンガス(Angus Young)のギターリフが大音量で鳴り出したら全てを忘れて「お約束」に乗りまくるのが流儀だ。何しろええ歳こいて頭頂部が薄くなったオッサンがいまだにスクール・ボーイのコスプレってありえないでしょ、普通(←これもお約束なのだ)。それに相変わらずアンガスは本当にいい音鳴らすのだ。これは絶対に会場でしか味わえない快感。

    このNew Tattoo盤の音は超A級という訳ではないが、安心して聴けるレベル。昔のブートはとても聴けたもんじゃないものが多かったし高額だったが、最近は「来日公演もの」であれば余程の事が無い限り、大外しはない(物が物だけに自慢できる事ではないが)。何しろ器材も発達したし、情報が多いからね。しかもすでにこうした音源はCDにさえならない時代。80~90年代初めに西新宿で一か八かのブートを漁った事のある人(自分もです)からすれば隔世の感がある。

    オークションにて購入(¥1018)

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    Serch & Destroy (UNCUT Magazine) / Various Artists

    2013年05月10日 | 雑誌付録CD

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    Serch & Destroy (UNCUT Magazine) / Various Artists (2010)

    洋音楽雑誌「UNCUT」に付録として付けられるCD。ジャケから期待させる。UNCUT誌やMOJO誌は付録とは思えないCDの収録内容もさることながら、毎回ジャケのセンスがいいんだよなぁ。2010年4月号のテーマは「パンクの前からパンクだったバンドの強烈な15曲」。まず収録曲のリスト。

    01. MC5 - Sister Anne
    02. James Williamson With The Careless Hearts - 1970 [live]
    03. Johnny Thunders & The Heartbreakers - Born to Lose
    04. Death - Keep On Knocking
    05. Simply Saucer - Here Come The Cyborgs Pt2
    06. The New York Dolls - Pills [demo]
    07. Sonic's Rendezvous Band - Slow Down (Take A Look)
    08. Figures Of Light - Seething Psychosexual Conflict Blues
    09. The Monks - Oh, How To Do Now
    10. The Flamin' Groovies - Slow Death
    11. The Red Krayola - Wives In Orbit [live]
    12. The Scenics - Do The Wait
    13. The 13th Floor Elevators - Fire Engine
    14. Ducks Deluxe - I Fought The Law
    15. Iggy & The Stooges - Search And Destroy [live]

    知らないバンドもいくつかあるが物凄い面子。テレヴィジョン(Television)がライヴでカヴァーしたこともある13なんかが入っているセンスが素敵。イギー(Iggy Pop)のストゥージズ(The Stooges)での盟友ジェームス・ウイリアムソン(James Williamson)が再結成後にバンド活動していたなんて知らなかった。最近自分の知る範囲のタワレコやHMVが洋雑誌の扱いを止めてしまったのでこういった洋雑誌が入手し辛くなったのが残念。だからせっせとオークションや中古で買い求めている。

    オークションにて購入(¥828)

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