ある日の昼、岐阜市の椿洞という郊外の長閑な山間にある和食の「七草」へ。地図アプリ頼りに車を走らせると、店は岐阜市畜産センター公園近くの集落にあった。中に入ると梁が見える天井高い店内の広い土間にカウンター席とテーブル席が2つある。高齢の女将さんが1人でやっていらしゃるようだ。特に品書きはなく「魚ですか?」と訊かれたが、そういえば入口の小さな黒板に品が書かれていたみたい。戻って見て来ようかと思ったが、4種程しかないので女将が口で説明してくれた。この日のメインは海の魚ならイサキか真鯛、川の魚なら鮎、それ以外はロールキャベツだそうだ。お願いしたのはイサキ。静かな店内で、窓の外の緑が眩しい山と田んぼを眺めながら出来上がりを待つ。
しばらくして盆にのった食事が届いた。イサキの煮物、油揚げとキャベツときゅうりの和え物、茹でたとうもろこしとかぼちゃ、高野豆腐、切り干し大根、きゅうりの糠漬け、それに味噌汁と人参とごぼうの混ぜご飯というラインナップ。どれも素材の風味を損なわない優しい味付けですんなりと胃袋に収まっていく。混ぜご飯も味付けは極々控えめ。季節のものって旨いなァ。うっかり健康になってしまいそうだ(笑)。食事後はコーヒーか紅茶がいただける。コーヒーをお願いした。クッキー付き。こういう店での最後のドリンクって残念な場合が多いが、こちらはコーヒーもちゃんと旨いのが嬉しい。次は妻を連れて来ようかな。(勘定は¥1,300)
七草
岐阜県岐阜市椿洞207-3
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( 岐阜 ぎふ つばきぼら ななくさ 和食 煮付け 定食 ランチ 喫茶 ちくさんセンター )
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