ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

No New York / Various Artists

2012年06月05日 | パンク・ニューウェーヴ

Nonewyork

No New York / Various Artists (1978)

もちろんアナログ盤は持っていた。購入当時からメジャーではないが「裏名盤」的な扱いだったし、後追いではあったけど、一応ロンドンパンク、ニューヨークパンク、ニューウェーブはひと通り聴いてきたのでこれを通過するのは必須だった。

最初の4曲コントーションズ(James Chance & The Contortions)が最高にかっこいい。フリーキーでありながら重要なパートをになっているサックスが印象的。写真で見る恰好はオールドウェーブ(ロカビリーっぽい)だったけれど当時は動く映像も見たことがなかったのでステージ姿の想像を膨らませていた。ちなみにジェームスチャンスは今でもあの恰好であの髪型だった(笑)。

ただ個人的にこの盤が好きだったかというとそうでもない。B面最後まで聴き通すのは正直いつもちょっと苦痛だった。だからいつも聴いていたのはA面ばかりだったような気がする。イーノ(Brian Eno)プロデュースだけど、彼がどの程度音に関わっているのかは不明。

日本盤の解説付紙ジャケット仕様CDを破格の安値で発見したので買って久しぶりに聴いてみた。やっぱりジェームスチャンスはかっこいい。でもレコード時代よりは他のアーティスト(Teenage Jesus & The Jerks, D.N.A., Mars)もすんなり聴けたかな。ま、初めて聴いた時からかれこれ20年以上経っていて、様々な音楽を聴いてきたから当たり前か。それほど当時の自分には彼らの音楽が尖がりすぎていたということだろう。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (2005/12/21)
  • Disc : 1
  • Format :国内紙ジャケット
  • Label :BRIDGE 

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