ある休日の晴れた日に東区の筒井町商店街へ。町は店も少なくなっているし、商店でなく一般住宅に建て替えられた所も多いが、何とか昔ながらの商店街の風情を残している。昼食の前に立ち寄ったのは和菓子の「いろは本店」。自転車で店の前を通ったら季節の菓子がガラス戸に貼りだしてあったので、ふと買って帰ることに。ガラス木戸を引いて中に入ると、色々な餅菓子が並んでいる。選んだのは「草もち」「桜もち」、それに「いちご大福」の3種類。
家に持ち帰ってお茶を淹れ、妻といただく。自分がいただいた「桜もち」は、塩漬けの葉でくるんであり、中はこしあん。もち米を粗く砕いた道明寺タイプ。葉っぱごと口に入れると独特の風味が口に広がり、後からあんこの甘さがやってくる。塩気と甘さのコントラストがいい感じ。昔はこの味わいが苦手だったけれど(笑)。「いちご大福」は綺麗に薄桃色に色付いた薄い羽二重餅に苺とあんこが貝のように挟まれている。軟らかい口当たりの後にフレッシュな苺の果汁で口がいっぱいに。どちらも旨かった。(勘定は¥1,300)
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↓ 名古屋市内に残る唯一の戦前からの鉄筋コンクリート造校舎の「筒井小学校」(昭和11年・1936・建造)◇。戦前建築の学校や銀行は自前の焼却炉でボーボー紙類を燃やしていたので大抵煙突がある。
いろは菓子舗 (いろは本店)
愛知県名古屋市東区筒井1-15-31
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