久しぶりに名古屋駅の西、駅西銀座近辺を歩く。最近は都会、田舎を問わず、どこへ行ってもインド・ネパール系の店か、ベトナム系の店が目立つ。こちらも然り。バイタリティーには溢れているがこれだけ乱立してやっていけるのだろうか。何とも不思議。そんな雑多な通りにひっそりと店を構える和菓子の「味多喜本店」へ(※”多”は変体仮名)。創業して80年位だそう。空襲で焼け出され、戦後になってこちらへ移転したのだとか。オープンな店舗のガラス・ショーケースを覗く。「くるみだんご」と「しぐれ」をお願いした。ご高齢の主人が包んでくれる。
家に持ち帰ってお茶を淹れて、妻といただいた。「くるみだんご」は竹串に丸い団子が2個。薄茶色をしていてくるみの粒が入っている。淡い甘さで素朴な味。旨い。「しぐれ」は黄色いきんとんの皮。中はこし餡。しっとりとした口当たり。熱々のお茶でいただくといい感じ。帰り際に壁に貼ってあったのを見た”世界一おいしい鬼まんじゅう”が気になる。妻が鬼まんじゅう好きなので、次はそれと「太閤出世ひょうたん最中」っていうのを買ってみよう。(勘定は¥500程)
四季の和菓子 味多喜本店
愛知県名古屋市中村区竹橋町1-14
( 名古屋 なごや 駅西銀座商店街 あじたき あじたきほんてん 味多喜 和菓子 饅頭 最中 団子 )
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