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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ツバイG線 @広島県広島市

2017年08月25日 | 広島県

広島市内での宿泊はホテル。もちろん朝食が付いているが、自分はバイキング形式の朝食やレストランが大嫌いなので、朝食チケットは無視してホテルの外に出る。外は昨晩の喧騒が消えて落ち着いた雰囲気。散歩がてらいくつか訪ねてみたかった場所を周ってから朝食代わりに選んだのは喫茶店のモーニング。地元の東海地方でもほとんどモーニングは利用しないが、昼過ぎまで何もお腹に入れないのもアレなのでこちら「ツバイG線」へ。創業は昭和42年(1967)だという。店名はどういう由来があるのか分からなかったが、どうも先に「G線」というヴァイオリンの弦から取られた名前の喫茶店が近くにあり、こちらは分店として後から出来たので、ドイツ語で”2”を表わす「zwei」を”ツバイ”と呼んだということらしい(こんなこと旅行者の自分が調べることではないが・笑)。

店は7時から開店との事だがそれよりも前に開いていて、看板や店の照明も灯っていた。チラッと覗くと中に先客も。もういいんだろうなと中に入ると、ちょいと仏頂面の主人が「ちょっと待ってねー」とのこと。まだ提供は出来ないが座って待ってていいよ、という事らしい。煉瓦が多用してある落ち着いた内装の店内ではBGMにオペラが流れ、赤いビロードが貼られた椅子や個性的な照明がクラシカル。カウンターにはずらりとサイフォンが並ぶ。しばらくすると外から店員が出勤してきて、すぐに注文を取り出した。もうその時には自分を含めて4組も待機していて、開店後10分で10組が店に。すごい人気だなァ。みんなここでなくちゃいけないんだね。自分は「サンドモーニング」を注文した。カウンターのなかで黙々と調理を続ける主人の所作を見ながら提供を待つ。

するとまず先に温められたカップとソーサーが置かれ、後からしっかり1杯づつサイフォンで淹れられたコーヒーがテーブルで注がれた。本格的。いい香りが店中に拡がっている。コーヒーにしっかり注力しているのが素晴らしい。しばらくして「サンドイッチ」が登場。ハムとキュウリが挟まれたサンドイッチが3切れと、ベーコンに目玉焼き、それに和風ドレッシングがかかった千切りキャベツのサラダ。香り高く旨いコーヒーに、しっかり手のかかった品々。満足出来る朝食だった。ここ食事メニューも旨そうだったなァ。(勘定は¥550)

 


 

↓ ホテルを出て世界遺産、宮島の「嚴島神社」(本殿:元亀2年・1571、客神社:仁治2年・1241建造)を参拝。ここに社殿を建てるという発想がぶっ飛んでいる。

 

↓ 別に見たい場所もあったが、そこは団体行動の辛さ。日差し強く、重要文化財の五重塔がある「豊国神社(千畳閣)」(天正17年・1589・建造、写真下右 まで登ると汗が噴き出す。

 

 


 

 

珈琲の店 ツバイG線 (ツヴァイG線)

広島県広島市中区大手町1-4-30

 

( 広島 ひろしま ツヴァイG線 ジー線 ジーセン 純喫茶 喫茶店 モーニングサービス 宮島 みやじま 厳島神社 いつくしま 国重要文化財 )


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