ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

みのや食堂 @岐阜県山県市

2015年07月09日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市から北へ向かった山県(やまがた)市の高富(たかとみ)にある「みのや食堂」。見かけは住宅地の中にある、ごく普通のちょっと古い大衆食堂なのだが、盛りのすごい店として知られていて、噂を聞きつけた好事家が県外からも集まる有名店。以前は夜も営業していたが、主人が体を壊されてから昼のみの営業になったはず(今はどうなのかな)。今でも老齢のご夫婦がやっていらっしゃるが、少し前から後継ぎ(お孫さんだとか)が出来たようで、厨房も賑やかになっている。この日は仕事でこちら方面に車を走らせる事があったので、半年ぶりぐらいに入ってみた。夏用の白い暖簾をくぐって中に入ると、ほぼ満員の盛況。それでも土間のテーブル席がちょうど空いたので、すぐに座る事が出来た。自分の後からは待ちも出ていた様子。相変わらずの人気だ。基本的には地元客が中心だが、大盛りメニュー目当ての客も多い。いつもここへ来るとオムライスを頼んでしまい、あまり色々なメニューは試したことが無いのだが、この日は久しぶりに味噌カツライスを注文。

ちなみにこちらのメニューは、大盛にしても麺類100円、飯類50円のアップでしかない。でも安いからと、大盛にすると大変な事になる。並でも普通の店の大盛か、それ以上あるのだが、大盛にするとその2~4倍の量になるので、初めての人は並から試してみるのが無難。いつも誰かが「もう無理…」とギブアップして残してしまっているのを見かけるが、確かに「実際に見て、圧倒されてみたい」気持ちは分かるものの(笑)、とても勿体ないし、その食材で他の客の数人前程の量があると考えたら、サービスでやってくれている店に失礼じゃないだろうか。ちなみにタッパーが購入出来るので、やむなく残してしまったら必ず持ち帰りましょう。

味噌カツは普通のとんかつよりも大きめのカツに、味噌だれがたっぷりかかっている。つけ合わせは千切りキャベツとマカロニサラダ。ご飯は丼ぶりに大盛だが、これでも並サイズ。濃い味噌だれが食欲をそそります。目の前に運ばれたら、ただひたすら一心不乱に食べ続けるのみ。カツは充分な厚みがあり、旨い。添えられた小皿のたくあんも丸い形のままで大盛(笑)。テーブルに置かれたやかんのお茶で喉を潤しながら、完食。喰った―。ちなみにこちらのオムライスは、普通でももちろん大盛で、大きめに切った玉葱と鶏肉が入り、中はケチャップライス。玉子の上からかけられたケチャップの量も多く、味付け(酸味)がかなり濃いです。これを大盛にすると「ラグビーボール」と呼ばれ、信じられないくらいの大きさに。自分は出されたものを残すことが嫌いなので、かつ丼もオムライスも味噌カツライスも、大盛では頼みません。何しろその日の午後は完全に使い物にならなくなってしまうのは自明なので(笑)。次はまだ注文したことが無い、炒飯かカツカレー(もちろん普通サイズ)にしてみようかな。(勘定は¥850)

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みのや食堂

 岐阜県山県市高富1340

 

( 岐阜 高富 みのや 大盛り デカ盛り ガツ盛り テラめし ラグビーボール )


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