ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ブゼン @岐阜県岐阜市

2024年07月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市野一色(のいっしき)にある喫茶店「ブゼン」へ。店は幹線道路から路地を入った分かり辛い場所にあるが、近くに大きな病院があるのでそちらからの需要もあるんだろうな。店に入ると広いフロアーに赤いベロアのソファとテーブルが沢山並ぶ。階段もあるので2階もあるのかも。天井からはシャンデリアが、各テーブルにはペンダント・ライトがぶら下がっている昭和仕様。昼には少し遅い時間とあってか先客は無し。年配の夫婦でやっていらっしゃる様子。メニューを見ると、定食、洋食、丼物、冷やし中華まである充実ぶり。入口には冷蔵ケースがあったのでケーキもあるのかな。注文したのは「オムライス」。

しばらくしてまずミニサラダが供された。千切りキャベツにトマト、きゅうり。時々遭遇するミニフォークでいただくのだが、小さ過ぎて食べ辛いのなんの(笑)。あれってどうして普及したんだろう。そして白い平皿に盛られた「オムライス」が登場。真ん中にケチャップがたらしてある薄焼き玉子包みタイプだが、紡錘形でなく三つ折りのような形。スプーンを入れると中はケチャップ・ライスではなくソースでの味付け。具材は玉ねぎ、ピーマン、挽肉かな。色付きも味付けも濃いめの仕上がり。添えてある茶色の福神漬を途中で挟みながらパクパクッと平らげた。次はコーヒーと「カツサンド」か、「かつ丼」あたりにしてみようかな。(勘定は¥700)

 

お食事・珈琲 ブゼン

岐阜県岐阜市野一色4-2-19

 

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萬珍軒 @名古屋市中村区・太閤通

2024年07月11日 | 名古屋(中村区・西区)

太閤通の「ぽん太」で軽く呑んだ後、帰ろうかどうしようかと歩いていて人気の中華料理店「萬珍軒」の前を通ったら、8時過ぎというのに行列が出来ている。ほとんど若い人ばかり。相変わらず人気だなァ。こちらコロナ禍の頃だけは昼もやっていたが、夜営業のみの店。なかなか機会が無いのでちょっと寄っていくことに。こちら太閤通に店を構えたのは昭和43年(1968)で、その前は屋台を引いていたのだそう。皆が並んでいたので後ろに接続したのだが、途中で記名式と知って憤る(苦笑)。記名式ならなぜ並ぶ?

10分程で呼ばれ店内へ。やや暗めの店内に席は多く、カウンター席に腰掛けた。調理場には4人も居るし、給仕は何人居るかも分からない。凄いなァ。こちらといえば有名なのは「玉子とじラーメン」。他にも同様の品を出す店があるが元祖はここらしい。一時そんな店が増えたと記憶するが、結局淘汰されてしまった模様(自分調べ)。もちろんそれを注文した。誰も来ないので動いている給仕に声をかけたのだが、あまりに人数が多いし自分の前後が分からないので注文がしっかり通っているのかさえ分からない。

しばらくして無事に運ばれた「玉子とじラーメン」は、スープ全面にとじ玉子が溶け込み、チャーシューが2枚と海苔、刻みネギがのっていて最初から白胡椒が振ってある。手繰り出した麺は極細。とろっとした口当たりのとじ玉子と一緒に口に入るスープは、見ためは淡いが旨味はしっかりと強め。スープをたっぷりと持ち上げる麺はかなり硬めの茹で加減。昔からこの麺と茹で加減なのかは分からないがちょっと変わっている。呑んだ後の締めにはぴったり(笑)。あっという間に手繰り終わった。スープもゴクゴクといってしまいそうだったがオッサンなので自重。他の一品料理も食べてみたいけど機会はあるかしらん。(勘定は¥850)

 

玉子とじラーメン 萬珍軒

愛知県名古屋市中村区太閤通4-38

 

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ProjeKct (One, Two, Four, X, etc...) / ProjeKct

2024年07月10日 | プログレッシヴ・ロック

キング・クリムゾン(King Crimson)にハマると、もれなく付いてくることになる「ProjeKct」。これは90年代後半にロバート・フリップ(Robert Fripp)率いるメンバーのうち、何人かの組み合わせで行われたバンドの別プロジェクト。大抵がサウンドスケープを中心としたインストゥルメンタルだが、いわゆる実験段階のバンド。これがバンドの活動再開のきっかけになったり、新しいクリムゾンの音楽指標になったりした。80年代の復活時もそうだったが、フリップはまずこうした別バンドの活動で手応えを確かめてから、それを正式に”キング・クリムゾン”だと宣言するようなところがある(←メンドクサイ・笑)。自分が今までに購入(全てネット・ショップにて)したのは以下の7枚(<>内は参加メンバー)。

まだその他に「The Collectors' King Crimson」シリーズに音源が収録されていたものもある。現在のリリース状況はどうか分からないが、発表当時はなぜか日本限定だった作品もいくつかあるようで、あくまでも発表段階ではクリムゾンとは一線を引いていたようだ。最後のは発表年が離れているが、しっかりと”A King Crimson ProjeKct”と名付けられていて、やっていることは変わらず、ここに参加したメンバーが中心となって2013年以降のクリムゾンの再結成に繋がっている。

腕っこきのそれぞれが自分達のテクやアイデアを披露しつつ、タッチ・ギターやVドラム(シンセドラム)も使ったりと楽器を含めて実験を繰り返している感じ。ポップな部分はあまり無いので聴いていて楽しいかと尋ねられると…「うーん」と唸ってしまうし、1枚を聴き通すのにかなりの気合が必要なのが辛いところだが(苦笑)、トニー・レヴィンらがやっている「Stick Men」なんかはまさにこういった活動から生まれたものだろうし、何より本人達にとって刺激的なんだろう。こうして聴いているとクリムゾンが解散している間も次から次へとずっとこれらの活動(実はまだ別にフリップ抜きの活動もある)を続けているのだから真正のワーカホリックといって間違いない。とんでもないオジサン達だ(笑)。

 

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花乃舎 @三重県桑名市

2024年07月10日 | 三重県(老舗)

三重県桑名市の和菓子店「花乃舎(はなのや)」へ。創業は明治7年(1874)で現在5代目とのこと。こちら某有名作家関連の作品に名前が出てきたりして訪れてみたいなと思っていた店。店に到着してビックリ。大通りに面していて建物が和菓子屋と思えない位大きくて立派。工場も兼ねているのかな。店に入るとシンプルなガラスケースの中に菓子が並び、右手には喫茶室もある(ただし案内されているかどうかは分からなかった)。この日は車にクーラーボックスを載せていなかったので練り切りなど上生菓子は断念。常用菓子の種類も多くて迷う。購入したのは「都饅頭」「志がらみ」「蛤最中」「丸ぼうる」「蛤しるこ」の5種。

家に持ち帰り、いつものように妻と分けっこ。「都饅頭」は創業当時からある饅頭だそう。沢山の胡麻がまぶしてある香ばしい皮にあんこが入っている。中のあんこは水分量の少ないもの。口に含むと胡麻の風味がしっかり。「志がらみ」はほのかな甘みの羽二重餅の菓子。ほんのり桃色の薄い層が挟んであり(羊羹らしい)ねじってある。ふわふわの口当り。「蛤最中」は恭しく箱に入っている。なぜかと開けると蛤の形をした最中種とあんこが別になっていて、自分で挟んでいただくようになっていた。照りの強いつぶ餡をサクサクの最中種に入れていただく。「丸ぼうる」は所謂”ぼうろ”と呼ばれているもの。濃い色付きをしていて小麦粉と卵の他に蕎麦粉も使ってあるのだそう。「蛤しるこ」はお湯を注いで作る即席しるこ。これは妻にだけ進呈。どれも素朴な味わいでお茶請けにぴったり。美味しくいただいた。次は是非クーラーボックス持参で(勘定は¥1,500程)

 

 


 

↓ 散策していて気になった建物、千代田町にある「カトリック桑名教会」(昭和34年・1959・建造)。目を引く円形の聖堂は築から65年も経っているとは思えない斬新な建物。入口の鐘付きアーチもかっこいい。

 

 


 

 

御菓子司 花乃舎

三重県桑名市南魚町88

 

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さく @岐阜県可児市

2024年07月09日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県可児市の土田(どた)の商業テナントに入っている天ぷらダイニング「さく」に入ってみた。こちらがオープンしたのは2年位前だそう。裏手にある共同駐車場に車を停めて店へ。昼の少し遅めの時間だったが黒を基調としたシックな店内に先客は3組程。主人と給仕女性の2人体制。カウンター席もあったがまだ片付けが間に合わない様子。とりあえず皿をどけたテーブル席に案内された。お願いしたのは「天ぷらランチ」。

先客への提供が終わり、少し時間が経ってから「天ぷらランチ」が登場。先に盆にのった小鉢、茶碗蒸し、ミニサラダ、ご飯、味噌汁、漬物が届いた。天ぷらは後から揚げ立てが出てくるとのこと。小鉢の胡麻豆腐や茶碗蒸し、コーン味のドレッシングがかかったサラダを先にやっつける。そしてメインが登場。海老、魚、玉ねぎ、茄子、ピーマン、かぼちゃ、レンコンと盛り沢山。天つゆ+大根おろしと、のり塩、うめ塩が用意されている。こうやっていくつも物珍しい味が用意されると迷ってあれこれ試してみるが、結局自分は天つゆで食べるのが好きなんだよなと再確認。揚げ立ての天ぷらはもちろんどれも旨い。カウンターやテーブルに散らかったままの先客の洗い物が目に入るのがちょっとアレだったが、次は落ち着いた夜にカウンター席で揚げてもらおうかな。(勘定は¥1,500)

 

天ぷらダイニング さく

岐阜県可児市土田3808-2 つづやビル102

 

( 可児 かに 土田 どた 咲 天婦羅 天麩羅 てんぷら ランチ 定食 コース )

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