ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

川村屋 @愛知県豊田市足助町

2018年08月06日 | 愛知県(三河・老舗)

豊田市足助町を散策。大きな看板の掛かった和菓子屋「日月もなか總本舗・川村屋本店」へ。創業は大正5年(1916)だとのこと。元々は瀬戸市の店からの暖簾分けだとか(こちらかな?)。店の中でいただくことも出来るようだったが持ち帰りでお願いした。購入したのはもちろんこちらの名物「日月(にちげつ)もなか」。白いんげん豆を使った”白あん”と大納言小豆を使った”小豆”の2種類有り、小豆の方に”つめたて”と書いてあったのでつい「小豆」を購入してしまったが、後から調べるとどうも白あんの方がメインのような感じ。両方買っていけば良かったなァ…。

せっかくのつめたてなので自動車での移動中に包みを開ける。四角い最中種(皮)で、看板にもあった変わった書体の”日月”という文字が浮き出ている。中は小振りなつぶ餡でけっこう甘め。サクッとした最中種の歯触りとしっかり甘いあんこで、暑い日差しの中を走り回った疲れが癒される。自販機で買った緑茶しかなかったが冷たさにホッと一息。次に機会があったら是非白あんも買ってみよう。(勘定は¥140/個)

 


 

↓ 町並みの反対側、少し小高い場所を上がった学校の近くに建つ「足助町資料館(旧・愛知県蚕業取締所足助支所)」(大正12年・1923・建造)。町内から出土した縄文土器などが展示されている。建物裏手には高足の貯水槽や、朽ち果てた消防大八車(放水車)も。

 

 

 

↓ 現役の旅館「玉田屋旅館」(江戸末期建造)。江戸時代の旅籠の雰囲気を味わえるなんてすごい。夜にこの通りを歩いたらどんな感じなのか泊まってみたいなァ。

 

↓ 巴川に架かる「巴橋」(昭和12年・1937・建造)。親柱も欄干も丸みを帯びたデザインが特徴的。昔の橋はただのRC(コンクリート)構造でもこういう遊び心が素敵。今は味も素っ気もないものばかりだもんなァ。

 

↓ 「足助商工会(旧・足助警察署)」(明治19年・1886・建造)。むくり破風の風情ある建物。昭和33年まで警察署だったとは信じられない。

↓ 元は食堂らしき建物(建築詳細不明)◇。厨房と思しき窓の上には”釜めし””寿し”の文字が。

 


 

 

日月もなか總本舗 川村屋本店

愛知県豊田市足助町田町22

 

( 豊田 とよた 足助町 あすけちょう 香嵐渓 川村屋 にちげつもなか 日月もなか総本舗 和菓子 御菓子司 近代建築 )


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