ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

三角庵 @愛知県常滑市

2024年09月12日 | 愛知県(三河・老舗)

愛知県知多市と常滑市を散策。家まで少しかかるので帰路に就く前に少しお腹に入れていこうと立ち寄ったのは常滑市保示(ほうじ)町にある麺類食堂「三角庵」。創業は昭和2年(1927)で現在3代目だとか。元々は「朝日屋」という屋号だったのが道路が敷設された時に土地を削られて三角形になったから屋号を変えたのだとか(笑)。店内は土間のテーブル席が6つに小上がり席が2つ。通し営業で、もう3時になろうという時間なのにほぼ満席の盛況ぶり。人気あるなァ。こちらの名物は「黄金餅(おかねもち)」という餅や海老天の入った豪華なみそ煮込みうどん。でも暑い中の散策でとてもそんな気分にはなれず「愛あいざる」というちょっと注文するのに気恥ずかしい(苦笑)名前の”あいもり”をお願いした。

客席を見回すと意外と若い客が多いなァと思っていたが、配膳される品を見てびっくり。「かつ丼」なんかはどでかい丼のものが運ばれていく。そういうの目当てか。品書きをしっかり見返すと「かつ丼」(かつ12切れ)とか”メガ”なんていう危険な文字が…。ちょっと心配になってきた。

しばらくして運ばれた「愛あいざる」はその可愛らしい名前と相反して、思った通りかなりの盛り。うどんはやや少なめだが、そばの方は1.5から2人前くらいあって刻み海苔が振られている。軽くお腹に入れようと思っていたが必死になることに(苦笑)。徳利に入ったつゆを猪口に注ぎ、手繰っていく。麺はどちらも軟らかい茹で加減と口当たり。別皿の刻みネギやわさびを使ったりして啜っていく。休んではいけない(笑)。冷たくて喉越しがいいこともあって無事完食。こちら「黄金餅」以外にも「百歳鍋」「アカモクうどん」「るんるんラーメン」「雪味ラーメン」など、どんな品か分からない気になるものが沢山。是非また寄りたいナ。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 海が近い町独特の雰囲気のある常滑街道沿いの水路。付近は古い屋敷も沢山残っている。この街道沿いをゆっくり散策してみたら色々発見があるかも。

↓ 常滑街道から少し入った路地の奥に昭和な雰囲気のある建物を見付けた(建築詳細不明)。「常滑市役所」「とこなめ中央商店街事務所」と看板がかかっていて、東から西へ通り抜けられるようになっている。以前庁舎として使われていた建物だろうか(→旧旧庁舎だとのこと)。

 

 

↓ 交通量の多い栄町の幹線道路沿いに現れたビビッドな色遣いの「瀧田醫院」(建築詳細不明)。事前に知らなかったので通り過ぎて思わず引き返した(笑)。板張りの壁に風格ある看板。現役の建物なのが素晴らしいが、ずっと昔からこの色だったのだろうか。

 

 


 

 

うどん 三角庵

愛知県常滑市保示町1-5

 

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