以前にコメント欄で教えていただいた記事があまりにも興味深かったので、思い切って高山行きを敢行。岐阜県の美濃地方は濃尾平野にあるので愛知県の尾張地方~名古屋には直結していてほぼ同様の文化圏と言えると思うが、同じ県内でも飛騨地方とは距離的にも文化的にもやや違いがある。他所の土地の人に岐阜のイメージを訊くと大抵”飛騨高山”のイメージが強く「高山へは行ったことがあるが…」という人も多い。自分達にすれば、例えば岐阜市から名古屋へは車で1時間弱(電車なら20分)だが、高山へ行こうとすると車でも電車でも2時間超。なかなかに遠出なのだ。自分は因果な仕事の都合上、休日でも事態によっては即帰宅ということがあり得るので片道2時間超の旅程は躊躇してしまう。なので高山へはとんとご無沙汰。小さい頃は年に数回は両親に連れていってもらい「高山まつり」や街並みを楽しんだし、有名な洋食屋「キッチン某」でステーキを食べさせてもらうのが恒例だったが、高校生の時にそこの名物主人にしつこく嫌味を言われてから行かなくなってしまった(苦笑)。
最近の高山は外国人観光客の数が凄まじいと聞く。久しぶりだったので気合を入れて早朝から車を出し、駐車場に車を入れ、自転車を取り出して朝の高山を散策した。朝は食べてこなかったが、いくら激混み観光地(この日も中心部は朝早くから大陸や半島の人、欧米人でごった返し)でもチェーン店以外で朝から開けている食事処は多くなく、少ない選択肢から選んだのは駅にも近い花里町の麺類食堂「かめや食堂」。見かけと違ってさほど古い店ではないらしい(80年代半ばとのこと・未確認)。暖簾をくぐるとまだ主人も客席に座って新聞を読んでいた。ご夫婦でやっていらっしゃる様子。土間にテーブルが4つ程。真ん中のテーブルにはやかんのお茶が用意されていた。壁に並んだ品書きから「朝めし定食・みそ汁つき」を選択。”豚汁”もあったのだが、何となく普通の味噌汁が飲みたくて。
程なくして盆にのって用意された「朝めし定食」は、ご飯、味噌汁、大根とはんぺんの煮物、生卵、味付け海苔、漬物、という旅館で出てきそうなごく普通の朝食。味噌汁はいわゆる田舎味噌(麹味噌)。具材は玉ねぎと豆腐。東海地方在住の身には特に珍しい訳ではないが、他所の土地の普段と違う味噌の味噌汁は何だか美味しいもの。他に取り立てて飛騨を感じさせるものがある訳ではないので、普通に考えたらさすがにちょっと観光地値段かなとは思うが、シンプルな朝食を頂いてエネルギー充填完了。昼までの時間、またたくさん自転車を漕いで周った。(勘定は¥750)
↓ 花岡町の同じ通りに並ぶ「旅館かみなか」(明治30年頃・1897・建造、のち改修◇)と、「旅館いろは」(建築詳細不明)◇。「かみなか」は登録有形文化財に指定されている。
↓ 高山の町中には時代を感じさせる建物もたくさん店舗として利用されているのであまり目立たない。こちらは「飛騨高山ゲストハウスとまる」(建築詳細不明)◇。2階に並んだ窓がそれらしい雰囲気。
↓ 鍛冶橋交差点の中華そば屋「鍛冶橋」(建築詳細不明)◇。もちろん居抜きだろうが、高山ではラーメン屋もこんな凄い近代建築で店を構えている。並んだ窓の形や軒下の装飾がかっこいい。2階正面のラーメンの看板外してくれないかな(笑)。
↓ 本町の商店街にある「川久金物店」(建築詳細不明◇)と、そのすぐ隣に建つ建物(建築詳細不明)。どちらも地味ながらアーケードの上には近代建築の名残が。隣は外壁の縁も窓枠もモザイクタイルでびっしりと装飾してある。こういうのを探すためにアーケード街も道路の反対側から眺めつつ、2往復しないといけない(笑)。
食事処 かめや食堂
岐阜県高山市花里町6-28
( 高山 たかやま かめや 麺類食堂 大衆食堂 朝食 定食 中華そば ラーメン ランチ 近代建築 国登録有形文化財 )
朝6時台からやっていて安くおいしいうどんが食べれれます。駅からは少し離れていますが、、
このところTV等でも出始め結構混んでいることがありますが回転が速いのである程度早くいただくことが可能です。
ちなみにトッピングは天ぷらと卵のみですが自分は天ぷらのみが多いです。
もしまた行かれる際にはぜひ。
それと万人橋食堂さんのかつ丼食べに行ってきました。とろとろ卵の餡がかかったかつ丼おいしくいただけました。
>「こう平うどん」
以前にゲンゴロウさんのところでコメントしていらっしゃったのを読まさせていただいていたので
もちろん候補には入れていましたが今回は訪問できませんでした。ぜひ次の機会に!
>「万人橋食堂」
私も行くことが出来ました! いやぁあれも面白いカツ丼ですねー。”飲むように”いただきましたヨ。