ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

フォークチ @岐阜県岐阜市 (※移転)

2018年04月03日 | 岐阜県(岐阜)

ある晩にナンプラーを使って料理を作ったら、ちゃんと本格的な東南アジアの料理が食べたくなった。どこかに行った事のない店はないかいナと探してみると、岐阜市内にベトナム料理の店が出来ていることを知ったので、早速翌日の昼に行ってみた。岐阜市民病院の近く、鹿島町にある「フォークチ」。まだ出来たのは去年だそう。手作り感溢れる店内で、あちらの人だろう店員が数名で日本人らしき影は見えない。調理場には女性が2名。腰を下ろしてランチのメニューを眺める。8種類載っていたが注文可能なのはうち5種類のみ。こういう時はつい「フォー」とか「生春巻」とかありがちなものを頼んでしまいがちなので、「鶏肉のレモングラス煮」というものにしてみた。待つ間、テーブルにあったベトナム語の雑誌を手に取って見るが…すぐに置いた(全く読めない・苦笑)。

しばらくしてトレイにのって運ばれたのは、メインの鶏肉、スープ、野菜炒め、そしてライスと、ひと口のデザート。ライスはもちろんインディカ米。まずはメインをひと口。予想とは違ってカレーのような風味がある。もちろんターメリックが入って色は黄色いのだが、レモングラスってもう少し爽やかな風味じゃなかったっけ。鶏肉は少し硬めの食感なのでまとめて煮て置いてあるのかも。しっかりと炒めた玉葱も合わさって濃い味なので、のせてあるパクチーが一緒に口に入った時はより旨い。炒め物は白菜、人参、葱が使ってあってあっさりめの味付け。スープにはもちろんナンプラーが使われているが、五香粉のような風味も少し。ま、そもそもベトナムの料理の経験は沢山無いのでこれが正統な味なのかどうかは知る由もないが、間にライスを挟みながら食べていくとしっかりと旨い。次は夜に来てアラカルトで色々つまんでみたいナ。(勘定は¥680)

※令和2年8月真砂町に移転されました

 

フォークチ

岐阜県岐阜市鹿島町8-39

 

( 岐阜 ぎふ ベトナム料理 Pho Cu Chi  フォー 生春巻き 揚げ春巻き Viet Nam ナンプラー 移転 )

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くるまや 中津川店 @岐阜県中津川市

2018年04月03日 | 岐阜県(東濃)

国道19号線のバイパス沿いにあり、いつも賑わっている蕎麦の大店(おおだな)「くるまや」へ。本店は木曽福島の「くるまや本店」(たぶん)。創業はよく分からなかったが店で貰ったマッチには享保元年(1716)と書いてある。建物も大きく駐車場も広くドライブイン的な店で、たしか小さい頃に蕎麦好きな両親と来たことがあると思うが、これと同じ建物だったかどうかは思い出せない。店内は客席も厨房も広く、大きなテーブル席が10席、座敷にも10卓。観光客ばかりかと思いきや外れた時間だったからか地元の方も訪れていた(給仕との会話から推察)。給仕の女性の接客もざっくばらんな感じ。注文したのは品書きにあった冬期限定の「すんきそば」。

”すんき”とはカブ菜を細かく刻んで乳酸発酵させた漬物だそう。しばらくして運ばれた丼ぶりには沢山のすんきが入っている。塩を使わず漬けているらしく塩っ辛くはないが酸味はかなり強い。そばは黒くて太い田舎そば。趣味蕎麦とは違うので、いわゆるコシとか香りとかそういうものは感じないものだが、それはもちろん承知の上(趣味蕎麦しか好きじゃない人はこういうそばを貶すことがあるけれど、別物なんですから無粋ですよね)。つゆは色も味もかなり濃く、たまりの強い風味も感じられる。寒い土地だからこういうつゆの味になるんだろうなァ。次は冷たいそばも食べてみよう。(勘定は¥890)

 


 

↓ 帰路はバイパスを避け、山道を通り「笠置ダム」(昭和11年・1936・建造・写真下左)と「丸山ダム」(昭和30年・1955・建造)へ。丸山ダム展望台は改修工事中で近寄れず、何かの遺構(写真下右)を見るに留まった。

 

 


 

そば処 くるまや 中津川店

岐阜県中津川市中津川993-2

 

( 中津川 なかつがわ くるまや 車屋 蕎麦 ソバ そば 木曽福島 くるまや本店 ドライブイン 国道19号線 日本近代土木遺産 )

コメント (2)
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