ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

西村屋 たじま路 @神戸市中央区・三宮

2015年08月18日 | 兵庫県

研修に参加した面々との夕食会で「西村屋 たじま路」へ。多人数での宴会なので階上の座敷へ案内される。その昔、多人数での宴会料理というと、ほとんど全部が冷めた調理済みの皿が並んでいるだけだった。それが、どんな店でも固形燃料を利用した小鍋などを使って温かいものが出るようになって、最近では揚げものなんかも、可能な限り揚げたてのものが提供されるようになり飛躍的にレベルが上がったし、趣向を凝らした食べ方をさせることも多くなった。

こちらは時間差はあれど、ひと皿づつ提供され、サラダの後に運ばれた、鮪、鯛、平目が並んだお造りも、随分と調子のいいものだった。宴会でこのレベルだったらうれしい。みんなはビールやワインを飲み続けていたが、自分は勝手に日本酒を注文し、面倒臭いので手酌でいただく(もちろん注がれたビールもいただきます)。それにしてもみんなワイン(安くないもの)のボトルをポンポンと次々に開けている。景気いいなァ。椀物は飛龍頭。こちらもなかなか。そしてメインは但馬牛の陶板焼き。固形燃料で熱くなった陶板の上で、自分で但馬牛を焼いて食べる。数切れだが、しっかりサシが入った肉は脂も甘く、旨い。自分のように、もうオジサンになってくると、こういう肉質のモノは数切れで充分。量より質(そうも言えない食べ方をする事が時々あるのが困ったものなのだが…)。だんだん宴席が乱れてきて、ビールをこぼす人が出てきたり、大声になったりとやかましくなったが、しっかり料理は楽しんだ。宴会料理としては充分に満足。あとで勘定を教えてもらったら納得したけど(しっかりした値段の料理でした)。

↓ 早朝近代建築散歩その4(その1その2その3)。残念ながら外壁補修中の「神戸税関」(昭和2年・1927・建造・震災後改築・復元)

 

 ↓ 「デザイン・クリエイティブセンター神戸・KIITO(旧・神戸市立生糸検査所)」(昭和2年・1927・建造)。入口の蚕をモチーフにした飾りの写真を撮り忘れた…(涙)。

 ↓ KIITOに隣接する重厚なゴシック建築「旧・国立生糸検査所」(昭和7年・1932・建造)。鋭角なデザインの塔屋部分が特徴的でかっこいい。

 

 

西村屋 たじま路 (にしむらや たじまじ)

兵庫県神戸市中央区磯上通7-1-20

( 神戸 三宮 たじまじ 但馬牛 たじま牛 KIITO )

コメント (2)
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