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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

中屋パン @名古屋市千種区・今池

2015年04月18日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

名古屋市今池のガスビルのある交差点から南に行った通り沿いに店を構える「中屋パン」。昭和11年(1936)創業の老舗。店と同じ名前ビルの1階にある。土日休みの店なので、なかなか訪れることが出来なかった。人通りが多いというのもあるけれど、ひっきりなしに客が入って行く。なんとなく入り易い雰囲気なんだよなァ。店の中には、窓際に所狭しと惣菜パンが並んでいて、トレイとトングを使って好きなパンをのせて会計をする、よくあるやり方。こちらの名物と言えば「あんドーナツ」。店の一番奥の厨房前に並んでいて、その都度、客の様子を見ながら揚げ足していくようで、この日も出来たての、まだ温かいあんドーナツがたくさん並んでいた。他にもおいしそうな惣菜パンがたくさんあるのだが、まだ連れと一緒の用事があり、あまりたくさん持って歩けないので、あんドーナツだけ購入。

あんドーナツも店によっていろいろだが、こちらのものは柔らかめの食感の生地(酒種発酵だとか)に、細かい砂糖がまぶされている。中のこし餡はほどほどの甘さで、滑らかな口当たり。でも生地にまぶされた砂糖が口に当たるので、しっかり甘く感じる。揚げ油の加減なのか、重たく感じる事がない。パサつくところが全然ないしっとりとした生地がいい。ポップに書いてあった「何処にもあるが何処より美味しい!」という自信にあふれた言葉にも納得。今どきのお洒落なパンは見当たらないけれど、安心出来るおいしさだった。(勘定は¥140/個)

この後の記事はこちら (2)(3

 

中屋パン

愛知県名古屋市千種区今池1-9-16

 

( 今池 なかやパン あんドーナツ 餡ドーナツ )

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當り屋 本店 @名古屋市千種区・池下

2014年04月25日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

Photo

名古屋・池下の駅を5分ほど北上した通り沿いにある居酒屋「當り屋(あたりや)」。創業は昭和23(1948)年という老舗。広小路通りの屋台が発祥という。近くに用があったので、開店してすぐの時間に行ってみた。赤提灯の下がった店はまだ新しいもので、いわゆる老舗の雰囲気は全く無い。店に入ると右にカウンター、左にテーブル席。2階もあるようだ。店内にはオールディーズの音楽が流れている。もちろんまだ先客はおらず、カウンターへ。老舗だけに年輩の主人でもいらっしゃると思ったのだが、Tシャツ姿の男女の店員のみ。このあたりも普通の居酒屋となんら変わりない。

まずは定番のどてやきを注文。飲み物はハイボールを。やきといってもたぶん焼いてはおらず、八丁味噌ベースのタレの入った大鍋で、下処理した牛ホルモン串を煮込んだもの。くどそうに見えて意外とあっさりいただけるこの品は、この地方の居酒屋では八丁味噌ベースが多い。豆味噌の風味がホルモンの臭みを取り、タレのコクを増す。ときどき甘過ぎる味のものにも出会うが、こちらのはそんなことない。それでももちろん新鮮さが大事なのは言うまでもない。追加で子袋のピリ辛漬けやどて鍋で煮込まれたおでんも注文。子袋の鮮度もよく、コリコリとした感触がいい。おでんは色が真っ黒だが、先述のように味は濃い訳でなく丁度いい。この日は水曜で、串かつが半額との事(ちなみに土曜も)。普通のと味噌串かつ、そしておろし、そしてお酒(菊正宗)を追加。先程のどて鍋の味噌タレに串かつくぐらせたものが味噌串かつ。どの店でもそうだが、タレにくぐらせたかつはあっという間にふやけてしまうので、何をさておいてもこれを片付けるのが先決。

このお店で少々残念だったのはおしぼりに香りが付けてあった事。酒や酒肴をを邪魔するくらいに香りが強い。タレが手に着いちゃうような濃いものが多いから店は良かれと思ってやっているのかもしれないが、置いてあるだけで人工的な香りが臭ってくるし、普通のおしぼりでいいと思うんだけれど…。何組か客が入ってきたので、ささっと平らげて店を出た。(勘定は¥3,000程)

當り屋 本店

愛知県名古屋市千種区向陽1-12-29

(あたりや あたりやほんてん 當り屋本店 當屋 當屋本店 当り屋)

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