BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

今度は化学

2006年07月26日 | 凡日記

 テスト勉強お付き合いシリーズ第2夜!
 今宵は、「基礎化学Ⅰ」でございます。

 昨日の生物学とは違って、化学は大の苦手。
 だから、今回は俺にとっても試練の徹夜合宿となりそうです。

 テストを受けない身ですから、まだ余裕を持って勉強できる方ですが、しかしまぁ高校の内容を完全に忘れてしまっていますねぇ。
 頭悪くなったなぁ、俺。嘆きばかりですよ、口をついて出てくるのは。イオン化傾向とか、何それ?って感じですよ。
 これが生化学となると、とたんに強くなるのにね。どうもワタクシは、無機化学は、生理的に受け付けない性質のようです。

 現在、午前1時。今日も貫徹宣言。よぉし、どこまで起きて勉強していられるかな。


鳥大一最高の眺め

2006年07月25日 | 鳥大時代/就職活動

 本日は久しぶりにすっきりと晴れ渡り、非常に気分が良かったので、農学部棟の屋上へ行きました。

 屋上から一望する湖山池は、格別です(→写真)。
 池の奥にあるお碗状の山は、つづらお城跡のある山です。
 手前に見えますのは、農学部の実験棟や、実習農地です。

 初夏の日差しに照らされ、植物は青々と生え、池の水面はキラキラとそのこぼれた光を反射させています。

 この屋上から見る景色の見ごろは、今の時期に限りません。
 年中見ごろですよ。春でも冬でも。
 春は真下の桜の並木が綺麗ですし、冬は雪景色の池の幻想的な姿や美しい夕日が見ものです。


 個人的な話、ケータイを買い換えて3日目、画質の良くなったカメラで早く何かいい風景を撮りたかったので、わざわざ屋上まで上って撮影しました。
 調子に乗って、何十枚も撮影していました。ハハハ。


朝の神秘

2006年07月25日 | 凡日記

 写真は、今朝の大学構内です。
 モミジバフウの並木が、青々としていて綺麗ね。

 朝8時半ごろの、キャンパスの風景。
 多くの学生はさることながら、附小・附中の生徒たちが押し寄せるように一つの方向へ向かっていく。
 生協前では、運搬トラックが行きかい、商品が次々に運び込まれている。
 図書館前で、開館を待つ学生。資料を片手にたくさん抱えて、別棟の講義室に向かう教授。朝練で寡黙に走る中学生陸上部。

 昨晩まで降り続いていた雨も止み、日が射してきた。
 構内全体が、柔らかな陽光に包まれて、新たな一日の始まりと、何かまた新たな出来事が起きる予感を、思わせてくれる。

 何故こうも、朝という時間帯は神秘的で、特別な時間が流れているのでしょうか。

 …ひとつは、朝早く起きることがめったに無いから、特別に感じちゃうんですかね。
 …はいはい、そんなに感動するんだったら、毎日早く起き上がれってね。肝に銘じておきますよ。これから毎日7時起き!
 …でもね、夜型人間には辛いんだよ。早く寝れないから。だから、早く起きられないの。


生物学熱に限界が…

2006年07月25日 | 凡日記

 ただ今午前7時半です。
 結局、貫徹は出来なかったです。
 午前4時ごろに、皆様仮眠をとりました。電気消して、音楽止めて。

 起きてみりゃぁ体の節々は痛いし、具合もよろしくない。
 もう、若くないのね。

 大学の生物学って、もはや化学よね。
 生物の構成化学物質といって、小難しい構造式ばかりが教科書を埋め尽くしているもの。いわゆる、分子生物学ですよ。
 こんなん、よく俺、1年のときテスト受かったなぁ。(D判定だったけどね。)

 1年当時は教科書を買わないでやり過ごしたから分からなかったけど、その後教科書をもらって、それを今始めて読んでいるわけですが、読み始めると実に面白いものです。

 植物の平均2%、動物の平均15%も占めるほど、重要な物質、タンパク質。
 タンパク質(Protein)と名づけたのは、1837年のスウェーデンの科学者ベルツェリウスというお方です。
 タンパク質は約20種類のアミノ酸を構成単位としており、そのアミノ酸は、塩基性のアミノ基と酸性のカルボキシル基を併せ持つ化学構造の総称です。
 タンパク質を構成しているアミノ酸は、すべてα-アミノ酸(2つの基が同一の炭素原子に結合している)であり、すべてL型(アルデヒド基を上にするとポリヒドロキシが左になる配置)であります。
 人間の体内で合成できないため、外から摂取しなければならないものを必須アミノ酸と言い、リシン、ロイシン、イソロイシン、バリン、フェニルアラニン、トリプトファン、メチオニン、トレオニンがあります。
 タンパク質の基本要素は、一次構造つまりアミノ酸配列により決定されます。アミノ酸間の結合をペプチド結合と呼び、多くのアミノ酸が重合した分子をポリペプチドと言います。
 さらにポリペプチドは二次構造、三次構造、さらに四次構造を形成します。

 うーむ、面白いんだけど、ここまで書くと疲れちゃうね。
 そして、生物学なのに、完全にバケガクですよね、こりゃぁ。何の生命の息吹も感じられませんよ。
 やっぱり生物は、カエルとか解剖しなきゃ。ごめんよアフリカツメガエル。

 今、午前8時を回りました。
 完全に覇気が失われております…。生物学熱もこれまでか…。


久々の生物学熱

2006年07月25日 | 凡日記

 ただ今深夜3時でございます。
 研究室の皆様が、明日…というか今日の1限目に基礎生物学のテストがございますので、その勉強に付き合っておるのでございます。
 もはや徹夜も必然の空気となっており、テンションはハイでございます。

 しかし悔しいんだよ。
 高校時代、生物だけは、高校内で1,2を競っていたほど、得意分野だったんだよ。
 それが今じゃぁ、葉緑体のストロマと、ミトコンドリアのクリステも、どっちがどっちだったか分かんなくなっているんだよ。
 情け無いねぇ。
 というわけで、テストを受けないワタクシも、必死に基礎生物学の勉強をやっておるのでございます。
 あの頃の勘を取り戻すために、ね。

 徹夜の勉強会、室内には音楽がガンガンかかっております。
 サンボマスターに、ウルフルズ。
 カラオケしながらやっております。
 …1年生の頃の勉強会に、酷似していますね…。


当選!

2006年07月24日 | 【大学時代】学外活動

 先日応募しておりました、「森林を守ろう!山陰ネットワーク会議」が主催する、脚本家・倉本聰氏の講演会に、当選いたしました!やりました!!

 貴重なお話を、存分に聞いてきたいと思います。
 何か参考になるような話題があれば、またこのブログで報告いたします。


本日の外食

2006年07月24日 | 食生活

 研究室の方々(といっても3人だけですが)と一緒に、大学生門のすぐそばにある食堂に行きました。トンボというお店です。

 ここのお勧めはトルコライス¥650-と、ずっと昔に先輩から教わった記憶があります。
 だからこの日も、トルコライスを注文しました。
 味噌汁もついているのですが、お箸が無いので、サラダ用のフォークを用いて吸いました。


【仏縦断】もっと中継を!

2006年07月24日 | テレビ

 1週間にわたって放送されました、「世界遺産フランス縦断の旅」(NHK)という生中継番組。実に奥が深いものがありますよね、文化と歴史というものは。

 特に解説者だった美術評論家の伊東さん(長崎県美術館館長・ご出身はなんと諫早のようですね…(同郷))の、シメの言葉が良かったですね。

 外国の文化をよく知ることで、日本の文化をもっとよく知ることが出来る

 前の記事に書きましたオシム氏の信念と合い通じるところがあるように思えますね。他国の文化や歴史を尊重することが如何に大事か、そしてそれを持ってより自国の文化や歴史を知り、親しみが湧くか。文化交流や歴史研究というものは、そういった意味でも大事なのですね。


 さてさて、それで23日夜8時からBS-hiで、生中継で放送されたわけですが、最終夜はかなり不満でしたね。
 この日はたっぷり2時間も時間を取っているのに、これまでの旅の思い出の総集編、といって、時間の殆どを前日までの放送のダイジェストを見せられてばかりでした。生中継の絵が少なかったことです。せっかく中継の機材を沢山持っていっているのでしょうのに、もったいない。

 しかもよくよく調べてみると、最終夜のマルセイユという街は、(確かに美しい港町でしたけれども)世界遺産ではない!ということが分かってしまいました。
 どうなんだろうなぁ、こういうオチは。フランスには世界遺産が30個もあるのに。それは無いなぁ。


【情熱】オシム氏が尊重するもの

2006年07月24日 | テレビ

 昨晩、「情熱大陸」(MBS)を見ました。いつもは「世界遺産」を見る時間でしたが、前の野球が押して、放送時間が繰り上がっていたので、たまたま見ることになったのです。

 今回は、イビチャ・オシム氏。サッカー日本代表の監督として、最近(6月下旬ごろの「史上最大の失言」から)はすっかり知られる人となってしまいました。
 しかし番組はすでに5月から、取材を開始していたのですね。番組の先見の眼が凄いというか、それだけサッカー界では次期監督候補として有力視されていたのか。

 頭脳明晰で、数学的な理論でサッカーを展開する、バリバリの理系の頭の持ち主のようです。しかしその一方で、他国の文化を尊重するという観点も持ち合わせているのだなぁとおもいました。
 「日本人は日本人であることに意識を持つべきだ─」
 いくら理論的なサッカーをしようとも、日本人が、ヨーロッパやブラジルのプレーを真似したところで、強くなれるわけが無い。日本人らしさを生かした、プレーをするべきである。その答えも、実に明快で、説得力があるように思えました。
 選手への指示は具体的で、信念を通す。オシム氏が「名将」と呼ばれるのは、人間性の崇高さがあるのだなと感じずにいられませんでした。

 オシム氏の出身地・サラエボで、悲劇的な内戦を、言ってみれば戦争を経験した人物です。他国の歴史や文化を尊重することの大切さや必要さを、誰よりも心得ている所以なのでしょう。
 もっともっと、オシム氏の過去や、その国の歴史についてを、知りたくなってきました。それにしても放送時間30分は、充実していたが短すぎる。


いまだに充電中

2006年07月23日 | 凡日記

 午後6時くらいから、新しいケータイの初充電をしているところなのですがね。
 いまだに、充電中なのよ。
 そうかそうか、そんなにお腹がすいていたのか。
 新しいバッテリーって、そんなに、電気を溜め込んでいなかったのね。

 充電中といえば、ワタクシもまたそうなのかもしれませんね。
 今日も寝すぎた。だらだらした生活が続いております。
 もうすぐ夏休みだというのに、そして下の学年はテスト期間中だというのに。
 早くも、ダラケた学生の長期休暇引き篭もり生活に一歩一歩近づいていっているような…いやいや、家にはインターネットが繋がっておりませんから。そのようなことにはなるまい。
 しかし、だらけているなぁ…。充電、もうとっくに終わっているよ。

 新しいケータイ、movaからFOMAになったから、充電器の接続口が、変わったんですよね。
 ということは、今まで使ってきた、USB接続充電器と、単4乾電池充電器が、使えなくなってしまったということですね。
 なんだかもったいないなぁ。
 でももう、movaなんて使わんしなぁ。
 周りの人も、そんなん使っている人が少なくなっていく一方だしなぁ。

 はぁい、もう充電、終わり終わり。
 明日から月曜日ですぞぉ、7月最後の週ですぞぉ。
 気合をいれてぇ!バッテリー尽きるまで頑張るのですぞぉ!

 ケータイの充電、まだ終わんねぇなぁ…。


SO902i

2006年07月23日 | 凡日記

 今日は、近くのドコモショップまで、携帯電話の機種変更のために出かけてきました。
 何せ今まで使ってきた、SO505i(→写真)のカメラ機能が、壊れてしまったのですよ。
 そのカメラで撮ってきた写真が、このブログにUPしてきた写真だったわけですからね。いやぁカメラが無いと、困りましたよ。

 それにしても、今のケータイは凄いですね。なんでんかんでん、携帯しているのですもの。財布にIDカードに、音楽プレイヤーに、その他もろもろ。
 そしてカメラ機能ですが、もう300万画素数は当たり前なんですね。400万画素数も珍しく無いし。それに、動画もかなり良くなっているし。驚きの連続です。
 …って、なんだかすっかり、ケータイ事情に疎遠だった感をたっぷり醸し出していますね。完全に時代の置いてけぼり。でもね、デジカメとかは、よく大阪の家電量販店で、最新の機能や事情をチェックしていたんですよ。でも、ケータイのデジカメも、その近くまで、追い上げてきているって感じで、驚いています。

 そして悩んだ挙句購入したのは、SO902iという、前と同じソニーのケータイです。
 メーカーが一緒だと、操作がしやすいですからね。何より、外部メモリーがそのまま使えるのがありがたい。
 それに、カメラの画質も312万画素数と、理想の画質ですし、動画もたっぷり取れそうでした。
 でも、一番の理由といえば…、902iシリーズで、一番安かったから!でした。色んな割引やセールがついていて、結局かかったお金は13,545円。これは、3年前のSO505iと同じくらいの値段ではございませんか!いやぁ得した得した。
 おまけに、ドコモダケ夏版ストラップと、ドコモダケバスタオル(めちゃデカイ!)、さらにうちわやボールペンまでもらっちゃいましたからね。ウキウキで帰りましたよ(←幼い)。

 その後、親にケータイの機種変更をしたと連絡したら、テレビ電話がかかってきました。
 こんなに手軽にテレビ電話も出来るのかぁ…。最近のケータイは、凄い。でも、いらない機能も多いですけどね。


ナス収穫

2006年07月22日 | 【大学時代】環セミ

 今日の畑仕事!
 環セミ畑で、山芋植えと大根の間引き、そして間引いた大根の移植を、歳三とやっておりましたよ。
 今の季節、蚊が非常に多いですね。土いじっている途中、半ズボンだった脚の脛を見て見ますと、蚊が十数匹、集って止まっているではありませんか。びっくりです。蚊の叩き放題です。

 畑の作物ほうは、まあまあ順調といったところでしょうか。
 その中でナスだけは、飛び切り大きく成長しておりました!
 大ナスが、大きくなりすぎて下の土についていたので、早めに切り取らせていただきました。
 その大ナス、計ると長さ22センチ!立派に成長してくれたのですね。ありがたい!
 ただ、1本しか収穫しませんでしたけどね。来週か再来週にでも、プチ収穫祭をやろうかなと思っております。

 橋の作業は他にも、BOX周辺でガクアジサイの挿し木などのお手伝いを屋らさせていただきました。
 雑草(特に背の高いよもぎ)がはびこっていますからね、そこをアジサイの前栽で埋め尽くせたら、ステキ。

 さて今日の仕事の成果を、写真で持ってお伝えしたかったのですが、今日もケータイのカメラは故障中。明日にでも買って、植えたものとかを撮影して報告しようかなと考えております。


 
【環セミHP情報】

畑作HPはここで紹介!

●夏休み明けたらすぐに風紋祭ですよ!
  エコ学祭HPはこちらです。


【金ロ】ハウル・コードを読み解いてみる

2006年07月22日 | テレビ

 昨晩は、「金曜特別ロードショー」(NTV)で、「ハウルの動く城」(HPは英語版)をやっておりましたね。
 最初は、前評判があまりよろしくなかったので、見ようか見まいかと思っていたのです。しかし百聞は一見にしかず。人の評価なんか聞いちゃ駄目。何事も、この目で確かめないといけないな、というのに改めて気付かされました。
 ─ようするに、とても面白かった!のです。

 いやぁ実にいいですね。中世の田舎(田舎の街、という感じでしょうか)のヨーロッパを感じさせる、その雰囲気が十二分に出ていて、よかったですねぇ。いきなり、その世界の中に入り込むことが出来ましたよ。
 そういった背景も良かったのですがね、ストーリーも良かったですよ。段々、戦争が始まろうとするハラハラ感と言いますか、でも半分戦争に慣れているかのような、人々の動き。ここに何かしら、平和ボケの頭に緊迫感と一種の違和感をもたせますね。


 さてここで考えるのは、今回、監督の宮崎駿さんは、この映画に一体どのようなメッセージ(=暗号)を組み込んだのか、ということを考えてしまうのですよね。…なんか、「ダ・ヴィンチコード」みたいだけどね。

 「風の谷のナウシカ」なら、環境問題はもちろんのこと、一筋縄ではいかない民族紛争の複雑さも訴えていました。
 「もののけ姫」もまた、一見、自然環境対人間(開発)という感じですが、しかし開発の中に人間の尊い歴史が刻み込まれ、日本の中世の障害者や疫病者の不遇にもスポットを当てたわけですよ。
 「千と千尋の神隠し」は…、なんだろ。主人公の生きる希望や意味に目覚めることを柱としつつ、日本の八百万の神を崇める土着信仰が、ここ日本にはあるんだよという意識を呼び覚ましてくれるような感じを受けましたね。

 それで今回の作品といえば…。
 大きく見て、「愛」と「老い」といったところでしょうか。
 監督自身、「今回、ラブストーリーに挑戦してみたかった」というインタビューを聞いたことがありますが、まさに真正面から、「愛」というものについてぶつかっていこうとしたのではないでしょうか。
 それと「老い」については、大袈裟なまでに、「年寄りって大変ね」と感じさせる場面が多く出てきています。起きたら、腰の骨がぱきぱきと折れたりね。仕舞いには、魔女だった老人を、やはり老人の主人公が介護する場面も出てくるところを見ると、日本の高齢社会の現状を意識しているなと感じずにはいられませんでしたね。

 また、主人公が魔法で老人にされた後、直後は狼狽するも、すぐに開き直って、馴染んでしまっていたのが、おかしいというよりは「ソフィー(主人公)は凄いな」なんて感心してしまいましたよ。
 「私、そんなに綺麗じゃない」と自分の美貌については自信がなく(というよりも興味が無い?)、親の仕事をついでそのまま暮らしていこうという、その若さが無い発想というのは、心の中はすでに老人になっていた、といったところでしょうか。
 しかしなぜか年寄りになったとたん、急に元気になる。体力は衰えるも、気力や行動力が激しく増す。
 この、ソフィーとは正反対な心の持ち主なのが、恋の相手であるハウルだったのではないか、と思うわけですよ。美貌(特に髪の毛の色)にうるさく、わがままでそのくせ臆病者という風に。今の若者を反映?しているかのような感じですね。


 さてさて、この映画の中で一番の謎なのが、ソフィーにかけられた魔法が完全に解かれたタイミングですよね。
 荒地の魔女が魔力を奪われたあとも、老人のままでした。でも一晩眠った後に、確か完全に解かれるのですよね。
 話の途中でも、段々若返ってきたと思ったらまた急に年をとったりしてましたよね。また、ソフィーが寝ているときは、いつも元に戻っていたわけですよね。そのあたりの見当はおおよそつくんですよ。
 ただ、最後に、完全に魔法が解かれたタイミングが、分からないんですよ。
 これはきっと、何か暗号が隠されているに違いない…。


 しかしまぁ随分と、偏屈に映画を見ているでしょう?
 いや別に、いつも偏屈に見ているわけではないですよ。しかし今回は、偏屈にならざるを得なかったのですよ。
 はっきりいって、分からない部分が多すぎるのです。いつもそこで、「ん?」となって、考えてしまうのです。でも、考えても分からない。考えている合間に、また次の「ん?」がやってくる。
 でもね、こうやって考えさせられた方が、実に面白かったのも確かですけれどもね。

 こりゃぁ、1回見ただけでは分からんなぁ。
 これから、機会があれば何度も見て、その謎解きに挑戦しようかな、なんて思っております。


夢見たんだよ

2006年07月22日 | 凡日記

 今朝ね、夢見たんだよ。
 なんかヘンな夢。
 尤も、
 印象に残っている夢といえば、
 ヘンなことしかないか。

 その夢がね、
 広島かどこかで、
 バスに乗ったり列車に乗ったり
 していたわけよ。

 そしたらね、
 ちょっと行っただけで、
 目的の駅を過ぎたのに気付いたの。
 仕方が無いから
 最後まで乗って、
 その後戻ればいいやと、
 高をくくっていたの。

 でも着いた先が、
 なぜか城崎温泉だったわけ。
 何で城崎なの?と
 目が覚めた後に思ったけど、
 城崎にはなんだかんだで、
 4回くらい行っているから、
 仕方が無いかとも思ったわけ。

 夢の話に戻って。
 そこまでの運賃が、
 たった160円だったことに、
 何も疑問を持たなかったわけよ。
 しかしそこはケチなバックパッカー。

 目的の駅じゃないんだから、
 余分に払うわけにはいかねぇ。
 このバスはすぐに折り返す。
 だからこのまま乗っておけばいいやと
 思っていたわけ。

 しかしそのような不正は許すまいと、
 不気味な笑顔を作る運転手が、
 後ろの降り口(なぜか後ろだった)の
 ところに立って集金する。

 160円かぁ、
 痛いなぁと思いつつ、
 支払ってバスを降りる。

 次は列車で向かおうと、
 近くの駅まで歩いていき、
 餘部駅のようなところにたどり着き、
 列車に乗って戻る。

 結局、その目的地は不明のまま、
 そのまま目が覚めたのかも覚えておらず。



 ものすごいヘンな夢の割には、
 オチが寂しい話でございました。

 さてここで、
 起きた後にその夢を振り返って、
 改めて己の深層心理に
 向き合うのでございました。

 まず一つ目にいえることは、
 自分は、
 今旅することを欲しているということです。
 一つの病気なのかもしれません。

 1,2年の夏、一人海外へ飛び出していた興奮が、
 脳裏に染み付いて離れないのです。
 この病気を加速させたのが、
 昨年海外にいけなかったことへの悔いだと
 分析しているのです。
 そして今年も見事に発症してしまいました。
 寝苦しい夜に見る夢は、
 決まって旅をしている夢なのです。
 夢の中でも、
 しんどいけれど楽しい旅を繰り広げ、
 目が覚めてもなおその余韻に浸って
 いることがしばしばなのです。

 最近の日記に、
 「海外行きてぇ」とかいう
 叫びが頻繁に見られるのも、
 そのためなのです。

 そして次にいえる深層心理。
 それは、
 夢だと分かっていても、
 無茶をしない、
 堅実に行動する。

 これは昔からよく見られた現象です。
 夢を見ている途中、
 「あ、これは夢の中だな」と、
 途中で醒めた意識が
 入ってくることがあるじゃないですか。
 普通、こうなったら夢の中では
 やりたい放題になるわけですよ。

 しかし自分の場合はなぜかこうならない。
 夢の中でも無茶は控えるし、
 意識が入ってきても、
 やっぱり無茶をしない。
 お金をいくら持っている設定でも、
 なぜかケチる。

 160円でもケチる、
 という話をしましたが、
 実際に海外に行ったときは
 もっと悲惨で、ケチです。
 1元(約14円)でも、
 1バーツ(約3円)でも、
 ケチろうと努力する。
 バスを使わない、
 タクシーにも頼らない。
 おかげで、
 時間ばかり損しているのですがね。

 不思議なものです。
 夢の中でも、
 自分は自分なのです。
 空を飛ぶ夢は見ない、
 泳げるといった夢も見ない、
 ものすごい頭が良くなった夢も見ないし、
 絶望的な状況に置かれた夢も見ない。

 自分でもおかしいのは、
 自分が出ない夢を見たりします。
 それはあたかも、
 テレビ番組を見ているような感じです。
 もしくは、テレビロケで
 カメラマンになったような感じです。
 完全に、他人の夢を見ているような感覚です。

 ノーマルな自分、そして不在な自分。
 これは何を意味しているのだろうかと、
 考えたりしています。
 夢を見た後、
 そのような夢を見たのかと思い出し、
 そしてその夢を見た経緯について、
 自分の深層心理がどのように
 反映されて出てきた夢なのかを
 しばしば考えています。

 それで考えた結果、
 ノーマルな自分とは、
 今の自分はベストな状態であると
 満足しているのかもしれません。
 無茶をしないのは、
 ただ臆病だったりしたわけではなく、
 夢の中でも現実と同じような
 信念と正義感を持って、
 暮らしているようなのです。

 不在な自分とは、
 つまりテレビで言うカメラマンのような自分とは、
 本当に、カメラマンのような仕事をしたいと
 欲しているような気がします。
 常に自分はカメラを持ち歩いては
 1日平均32枚撮影していますし、
 最近はハイビジョンカメラを欲して、
 色んなものを撮影したいと思っていますし。

 「深層心理」とかいいながら、
 自分の欲していることは
 随分とと単純明快であるな、と、
 己の実に単純な神経回路に
 恥ずかしさを感じております。

 でも、夢を見るのは楽しいし、
 見た後もそんなことを考えるのは
 実に楽しいものですよ。
 自分と向き合える機会を作れるからね。

 夢ばっか見ている人間ですよ。
 そして夢のことしか考えない人間ですよ。
 やーね。


やること無いこたない

2006年07月21日 | 凡日記

 雨続きだったものですから、今日は久々に洗濯が出来ましたよ。
 ただ依然として、雲行きは怪しいですね。今日くらい持ってくださいよ、雨雲さんよ。

 昨日はレポートに追われていたため、予想通り、今日はその反動で、何もする気力の無い一日となってしまいました。
 いや正確には、何も全くしていないというわけではありませんよ。学祭関係で、ちょっと仕事があったのですが、担当者不在で不発に終わってしまいましたけれども。

 何もする気がないのであれば、本を読め!というのが、ワタクシの心掛けていることなのです。
 今すっかりはまっているのが、沢木耕太郎氏のエッセイです。そう、紀行文の金字塔『深夜特急』(新潮文庫)の、あの著者です。
 その沢木氏のエッセイ『チェーン・スモーキング』(新潮文庫)が、軽快な筆で鮮やかに書かれていて、楽しいのですよ。旅の要素は少ない(いや多いかな?)のにも関わらず、旅行記意外興味ねぇ!を貫いていた自分も、すっかりはまり込んでしまったのですよ。
 そしてもう一冊、はまっているのがあります。
 『上海の西、デリーの東』(新潮文庫)。
 これまた、『深夜特急』に並ぶ、バックパッカー必読書といわれている本です。しかしなかなか読む機会がなく、たまたま閉店セールをやっていた古本屋で、運良く激安で手に入れることが出来ました。
 この本は…って、確か、前の日記にも熱く語っていましたね。もういいか。

 だから、今日も、本を読むのです。

 しかし…本当にやることが無いのか!?
 ありました、卒論の調査が…。
 その前に、色彩カードを、どこか文具店で買わないといけないんですよねぇ。
 明日あたり、行ってみようかな。
 おっと、新しいケータイも探さなくちゃ。

 やることいっぱいあんじゃん。嬉しいかぎりです。