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蚊焼です。日記です。
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「その他」がメインのブログ。

ボラ活動─木育推進員講座受講

2010年06月19日 | ボラ活動


 土曜日に熊本大学で「木育推進員養成講座」
が開催されました。
 森林関係の仕事に携わる者として、
また個人的に「木育」に興味を持っていたので、
この催しに参加してまいりました。

 子供たちに木のおもちゃ製作を通して
木材製品の良さから国内外の森林環境問題に
関心を持ってもらう。
 これが木材教育「木育」というものです。

 この木育ボランティア(木育推進員)に
なるにあたって、求められる力をつけてもらう
というのが今回の講座でした。

 というわけで、実際に熊本の間伐ヒノキ材を
用いた玩具の製作実習をしてきました。
 大人でも、つい夢中になって黙々と
作り込んでしまいますね。



 木育推進員に対して、求められる力とは何か。
 それは下記の4つです。

・木育に関する知識、木材や森林に関する知識

・木育に関す連する技能、道具の選択や修理の技術

・教授・支援法、話し方やコミュニケーション能力

・企画・運営力、教材開発や会場設営ひいては広報まで

 これを聴いてワタクシはハッと気付かされる
ところがありましたね。

 自分には、下の2つが欠落しているな、と
思ったのです。
 木材や森林の知識はまぁ職業柄当たり前に
持っているとして(自信はないが)、
道具の使い方などは大学時代のバイトで
養われたところもありますから大丈夫と
思っていました。
 こういう講座を受けなくてもボランティアが
できると思っていました。
 けれどもそれは違う。

 どれが欠けてもいけない。
 4つのトータル力が求められているのだ
と、今回講師であられる熊大教育学部の先生は
熱弁されていました。

 むしろ、自分にとっては下の2つが
ボランティアに求められる力であるとさえ
思われました。

 これは、どのボランティアにおいても
言えることなんだろうなと思いました。
 いくら必要な知識を伝授しようとしても、
相手の心に響かなければ残らない。
 どんなに有意義な活動と言ったところで、
企画に魅力がなければ見向きもされない。
 そういえばマーケティングの世界でも、
ヒット商品は「高品質プラス企画力」、と
どこかで誰かが言っていたような気がいたします。

 いかに相手を面白がらせるか?
 いかに相手を感動させるか?
 いかに相手が関心をもって行動をしてくれるか?

 そういうことを考える機会を頂いた、
大変実りのある講座でございました。

 そして、そういうことを考えさせてくれる、
魅力ある話術やプレゼン力を披露した先生には
脱帽でございます。
 さすがは教育のプロだなぁ。


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