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蚊焼です。日記です。
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「その他」がメインのブログ。

ボラ活動─上益城援農ボランティア<後編>

2010年11月14日 | ボラ活動


 上益城援農ボランティア2日目。
 2日目は竹林整備体験でした。

 竹林というか笹の除伐作業は
以前にも鳥取時代にやったことは
あった
のですが。
 今回は竹林を活かし、育てるという
目的をもっての間伐作業でした。

 そして獲った竹は、後で竹工芸に
利用させていただきました。
(だからあえて「間伐」と表現して
 いるわけですね。)


 午前は地元の竹林整備をされている
方々の指導のもと、数本の竹間伐を体験。
 割と手入れが行きとどいた、しかし
もう少し整備したい広い場所で行いました。
 できれば手の行き届いていない密生した
竹林でやりたかったところですが、しかし
竹林伐採は危険ですし我々素人ですから
まぁ致し方ない所です。

 普段は木のことばかり扱っている
人間ですから、竹のことはさっぱり知らなくて
まぁ心の中では恥じておりました。
 竹は毎年太るものではないのですね。
1年間で伸びきった高さや太さで5~6年
生き続けるのですね。

 竹の年齢は、根元にタケノコの皮が
ついているか否かと、節が新しい白か
黒ずんでいるかでおおよそ見分けるという
ことにも驚かされました。
 そうやって見分けて、4年以上経った
古い竹(しかし工芸には適した竹)を
選んで伐るのです。
 適度に間引きして、若い竹を育て、
またタケノコを育てるのです。

 伐る分には、手鋸で十分できるわけですから
木に比べて楽でいいですね。


 伐った竹を使って、今度は竹工作を
体験しました。

 竹を使って、昼飯です。
 竹飯盒(はんごう)や竹茶碗、竹湯飲み
そして竹箸を作成しました。

 竹飯盒で炊く上益城の新米は格別の旨さでした。
 矢部茶もまた旨かったのです。


 2日目は、「援農」というよりは自分たちが
楽しむに徹した感じになってしまって、
力に慣れていない申し訳なさを感じますが。
 だからせめてここで上益城の宣伝を
したいわけでございますね。

 しかし大変勉強になりました。
 まずは竹に関するごく基本的な知識を
手に入れただけでも収穫です。

 そして竹は、3年くらい伐り続けると、
地下茎が成長をあきらめるというお話を
聞くことが出来ました。
 竹は伐っても伐っても、という嘆きは
よく耳にするのですが、なるほど根気があれば
何とかいけるのかなと思いました。
 しかしそのためには竹間伐をイベント化
するなどして、人海戦術やらでやることなんだ
ろうなぁと思った次第です。


 * * *


 リンクです。
  援農ボラ主催:上益城地域振興局
  今日の活動場所御船町

 どうもお世話になりました。

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