森林科学実習5日目(2) 2005年05月13日 | 【大学時代】森林科学 授業の話ばかりしても面白くないので、メシの話。 メシは1日3回(当然ですが)で、朝8時、昼12時、夕5時にとっています。 夕5時のメシは早いと、最初のころは思うのですが、作業をたくさんするので、案外ちょうどいいものです。しかし、夜更かし組には後がつらい…。 メシは、写真のように食堂で、おかずが弁当であとはご飯と吸い物が出ます。たまに、カレーだったりします。 メシの時間はテレビを見るのが習慣になっちゃってます。特にお昼は、「笑っていいとも!」を観ちゃってます。
森林科学実習5日目(1) 2005年05月13日 | 【大学時代】森林科学 いつも8時起きなのですが、この日だけはいつもより始まりが30分早かったです。寝ぼけ頭で食堂へと向かいます。森林実習もいよいよ後半戦です。 今日は林分材積調査です。つまり、ある空間にどれだけの木材の体積があるかを測るのです。 5つの班に分かれて、それぞれ任意に0.05haの土地(標準地)を円形にとります。つまり半径12.62mの大きな円です。その円の中に生えている木(今回はヒノキ)をすべて数え上げ、各々の樹高と胸高直径(DBH)を測定しました。 測定したのは第8林班の人工ヒノキ林で、間伐がほどほどになされ、林床にはあまり生えている木がないという、典型的な暗い人工林です。ただその分、測定がしやすかったわけです。 樹高の測定はワイゼ測高器を用いました。そして胸高直径は輪尺を用いました。 両器具とも、測定にはそうてこずらないものなので、仕事もスムーズに行くと思いきや、標準地内の立木を数えてみたらなんと70本もありました。おまけに天気もぐずついているときたら、なかなか仕事が終わりません。 昼から、合宿所に帰って、野帳のデータ整理です。測定した樹高と胸高直径を元に、標準地内の材積を求めるのです。材積は、2変数材積表を元に算出しました。そしてそれに20をかけてやって、1haあたりの材積量を求めるのです。それにしても、この計算がとにかくてこずりました。数え間違いに計算間違い。歩き回るよりもたくさんのエネルギーを使ったような気がします。 ちなみに、標準地内の材積量は18.83立方mで、1ha換算だと377立方mでした。 (写真は、4班の調査地。)