森林科学実習2日目(2) 2005年05月10日 | 【大学時代】森林科学 調査して算出されたデータを、今度はまとめあげるという机作業の始まりです。 Nc値(貫入試験器を何回打てば、深さ10センチまで埋まるか、という値です。2回で10センチ埋まれば、Nc=2です)の算出や、横断測量の図面描写などを行いました。 それにしても眠い眠い。爆睡者続出です(→写真)。
森林科学実習2日目(1) 2005年05月10日 | 【大学時代】森林科学 昨日に続き、今日も急斜面の土壌調査です。 採土円筒で土を取ったり、貫入試験で表土層の厚さの調査を行いました。 しかし採土円筒は四苦八苦してましたね。根っこがあるわ礫があるわで、なかなかうまくいきません。何度も何度も取り直し、掘り直し。林床はもう穴だらけです。 ウチの班では、表土層の厚さの調査で、一部、厚さ19センチしかない箇所があり、これはさすがに薄すぎだろうということで、再度貫入試験を行いましたが、やはり結果は似たようなものでした。 本当に貫入試験はあっているのか?ということで、(遊び半分ながら)行き着くところまで穴を掘ってみようということになりました。実際に穴を掘ってみると、どこまでが表土でどこまでが地盤なのかがよく分かりますね(→写真)。 調査は午前中で終了。暗かった林床も、日が真上へ来ると幾分か明るくなりました。 それでも、先ほどの19センチの表土は本当か?ということで、それを調べるべく再度穴掘りに出かけました。掘ってみてびっくり、19センチどころか地盤がむき出しの箇所さえもありました。それにしてもこの斜面の地盤の断面図は、随分と凸凹しています。物理の法則性を無視しています。まぁ事実なのだからしょうがない。