kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

寒さの中走る

2021-01-29 | 陸上競技

木曜日。この日も強烈にばたばた。なんでしょうか・・・。気持ちが休まる時間がない。どうなのかな・・・。

 

この日の練習は本来水曜日に行うメニューをスライドさせました。気温も比較的暖かったので問題はないかなと思っていました。が、昼前くらいに「棒風雪注意報が出る」というような話になっていました。朝は暖かったのに気が付けば強い風が吹き気温も下がっていました。それでも10度くらいはあったのですが、風が強いので寒く感じる。

 

 



練習が始まるときに大きな虹が出ていました。雨は降っていませんでしたが。大きな大きな虹でした。癒されます。なんとなくモヤモヤしている気持ちがありますがこうやって美しいものを見るというのは必要なことだと思いますね。

 

練習はバランス系をやってからサーキット。サーキット種目を少しだけ変えました。ボール回しをやっていたのですが「フロントランジ」と「クリーン」を。負荷的にはそこまでではありませんが、何となくこちらのほうがいいかなと。バランスよくという感じもあります。どのように身体を動かすかも含めてです。

 

走る時間を増やしたいと思っていたので動きに関してはほぼ割愛。ハードル股関節だけやってハードルドリル。DM投げをやりましたがここまでで1時間かからないくらい。予定通りです。先週のことがあったので時間をどれだけ確保するかが重要だなと思っていました。このペースでいけば予定通りいくだろうなと思いながら。

 

そのまま腰押し、二次加速、前半マーク。ショートスプリントで40×2-50×2-60×2を2セット。この途中で「最初の加速はうまくできるようになったけど繋ぎの部分がうまくできない」と相談に来ました。こういう部分に関しては重要なことだと思っています。「自分がやりたい」と思っていることがある。しかし、うまくいかない。それに対してどのように対応すればいいのか。選手によっては「どうですか?」と聞いてくる場合もあります。これは以前も書きましたが「良かった」と言ってもらうことで「安心」を得るだけになってしまいます。自分がやりたいことがあってそれに対して今の自分がどうなのか。そこの部分を明確にしてから話をしなければ改善できないと思います。

 

どのような感覚で走るか。これは選手によって違うと思います。大まかなイメージは話せると思いますが、結局は選手自身の感覚の部分です。膝を出していく方向の話はしました。それをどうするか。グランドが緩いのもあって思うように足が前に出てこない部分もあると思います。タータンがないのでそれをどのように対応するか。考える必要はあります。

 

このショートスプリントになぜかかなり時間がかかりました。予定していたよりも遅くなる。うーん。私はショートスプリントの途中からどうやってグランドを走りやすくするかを考えていました。ほかの人に相談。近いうちに塩カルをまこうということになりました。あまりにもグランドが緩い(フカフカ)なのでローラーを借りてきて転圧をかけることにしました。多少なりと違うかなと。

 

予定時間よりも遅くなりながら最後の走練習に。150mTをやっているつもりでしたが、この日はマネージャーが測定すると140mしか取れていませんでした。うちのグランドでの最大距離です。この距離以上は取れません。そうであればこの距離の中でどのように走るかだと思います。ハードルも前回は12台おけましたが今回は11台。インターバルを11.5mにしてチャレンジすることにしたので単純に5m以上ずれます。そうなると止まれなくなるので。検討の余地あり。

 

この辺りからかなり寒くなりました。強烈な風も吹いていました。女子が総じて最後の直線が動かない。無理やり動く感じになっていました。話を聞くと「直線に入った時に台風並みの突風が吹いている」と。確かに強い。本当はこの中でも動きを保ってもらいたいのですが。難しいですね。

 

2セット目が始まるときには「残り時間が30分」という状況になっていました。1セット目が30分かかったことになります。これも理由は分かりません。グランド整備をしながら見ていたので走るときにしか確認できていない。1本1本の間が長くなっていたのかもしれない。それでも4本走るの20分かかるというのはないかなと。セット間のレストを含めてもここまで長くなることはない。急かしました。。

 

2セット目の途中から小雨が。2セット目終了後にはかなりの雨が。それでも走ることに。グランドがぬかるんで走れなくなるというレベルではなかったので。全員追い風で走ることにしました。緩くなってきているグランドでのT走は想像するよりも進まないと思います。その中でどうやって進むか。工夫次第なのかなと思っています。「条件が悪いから走らない」というのも選択の一つにはあります。が、こういう状況だからこそ感覚の変化が生まれやすいのではないか。そう考えていました。

 

雨でしたが元気を出して走っていました。緩くなってきたので90mを1本省略。最後に60mを1本走って終わり。このころには雨がやんでいました。仕方ない。それでもこの寒さと条件の中でよく走ったほうではないかなと。時間の使い方と風邪をひかないように話をして終了。

 

個別に練習ができなかった選手とも話を。これからどうするかです。走れないという状況がなぜ生まれているのか。今何をするべきか。これからどう対応するべきか。この辺りは重要なことだと思います。「補強をします」と申し出るだけでは現状打破はできません。なぜなのか。今自分はどうなのか。これからどうするのか。ここを自分自身が理解できなければやはり先には進まないと思います。

 

寒かった。とにかく寒かった。


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