150mという距離での練習について書きます。これも影響を受けている方の話が大きく関係しているのは確かですが、本気で導入する時にblogにも書いた事がある「学生時代の経験」が最大の要因です。
学生時代後半、たまたま「乳酸値測定」が出来る「ラクテートプロ」という簡易測定器を手に入れました(実験の道具を借りただけですが…)。とにかく使ってみたくてどうしたら乳酸値を上げれるかを考えました。強くなるための練習の方法を見つけようではなくて、乳酸値を上げる事がメインの理由(笑)。邪道です(笑)。
乳酸が筋肉から血液中に出て来るまで3~4分かかります。この辺りはかなりマニアックになるので興味があれば個別に。少しズレがあるのは確かです。とにかく採血も含めてRestを5分以内で実施する事で血中乳酸濃度を上げようと。300をMAXでこのRestで行ったら間違いなく2本で撃沈します。150mならいけるんじゃないかという安易な理由から実施しましたが、地獄でした(笑)。最初からMAXですから16秒ちょいで入ります。この時点でかなり来てます。それをスピードを持続させる事だけを考えて(負荷が軽い&スピードが低いと乳酸が生成されない)、5本走りましたがケツワレするわ吐きそうになるわで大事でした。大学生の男子にとってこのスピードレベルの負荷は本当に地獄でした。それでこれはひょっとしたら効果があるんじゃないかと考えていましたが、あまり確かめる時間も無く引退してしまいました。残念。
その後顧問になって2年目、国体最終の数日前「狙っているわけではないからしっかり負荷をかけておこう」とハイスピード持続=爆発的乳酸蓄積として150mを実施しました。短長に女子が多かったので先程のパターンとは少し変えて。これがまたかなりダメージが大きかったみたいで国体最終は撃沈。minamiにかなり怒られました(笑)。試行錯誤でした。この時から本当の意味の「スピード持続」について考えるようになりました。学生時代の「乳酸を溜めるため」とは少し違う部分です。
それからも色々と走練習をしながら探っていく中で、ある方から話を聞きました。ん?以前から思っていた部分と重なるものがある。が、経験則が強すぎて、本当に切り替える事がいいのかどうかかなり悩みました。まー学生時代の私の練習が正しいかどうかの判断は今ではできません。ひょっとしたらもっと違う生活が出ていたかもしれません。動きの悪さからすれば形を変えても良かったかもと今は思います。
自分の経験、他の方の経験、指導者として目で見た動きの分析から「効果」を考えた場合、150m中心に切り替えても問題はないと判断。今に至ります。
これも「考える」事で見つかってくる部分です。やはり奥が深いと思います。最初は全く目的が違う所からのスタートでしたが、試行錯誤の中で練習方法を確立していきつつあります。もちろん、まだまだですが…。先程の加速走と同様少しずつ見えて来ています。
信じてついてきてくれる選手達のためにもしっかりと情報を集め考えて最善の道を選んでいきたいと思います。
長々と書きましたがお許しをm(__)m
学生時代後半、たまたま「乳酸値測定」が出来る「ラクテートプロ」という簡易測定器を手に入れました(実験の道具を借りただけですが…)。とにかく使ってみたくてどうしたら乳酸値を上げれるかを考えました。強くなるための練習の方法を見つけようではなくて、乳酸値を上げる事がメインの理由(笑)。邪道です(笑)。
乳酸が筋肉から血液中に出て来るまで3~4分かかります。この辺りはかなりマニアックになるので興味があれば個別に。少しズレがあるのは確かです。とにかく採血も含めてRestを5分以内で実施する事で血中乳酸濃度を上げようと。300をMAXでこのRestで行ったら間違いなく2本で撃沈します。150mならいけるんじゃないかという安易な理由から実施しましたが、地獄でした(笑)。最初からMAXですから16秒ちょいで入ります。この時点でかなり来てます。それをスピードを持続させる事だけを考えて(負荷が軽い&スピードが低いと乳酸が生成されない)、5本走りましたがケツワレするわ吐きそうになるわで大事でした。大学生の男子にとってこのスピードレベルの負荷は本当に地獄でした。それでこれはひょっとしたら効果があるんじゃないかと考えていましたが、あまり確かめる時間も無く引退してしまいました。残念。
その後顧問になって2年目、国体最終の数日前「狙っているわけではないからしっかり負荷をかけておこう」とハイスピード持続=爆発的乳酸蓄積として150mを実施しました。短長に女子が多かったので先程のパターンとは少し変えて。これがまたかなりダメージが大きかったみたいで国体最終は撃沈。minamiにかなり怒られました(笑)。試行錯誤でした。この時から本当の意味の「スピード持続」について考えるようになりました。学生時代の「乳酸を溜めるため」とは少し違う部分です。
それからも色々と走練習をしながら探っていく中で、ある方から話を聞きました。ん?以前から思っていた部分と重なるものがある。が、経験則が強すぎて、本当に切り替える事がいいのかどうかかなり悩みました。まー学生時代の私の練習が正しいかどうかの判断は今ではできません。ひょっとしたらもっと違う生活が出ていたかもしれません。動きの悪さからすれば形を変えても良かったかもと今は思います。
自分の経験、他の方の経験、指導者として目で見た動きの分析から「効果」を考えた場合、150m中心に切り替えても問題はないと判断。今に至ります。
これも「考える」事で見つかってくる部分です。やはり奥が深いと思います。最初は全く目的が違う所からのスタートでしたが、試行錯誤の中で練習方法を確立していきつつあります。もちろん、まだまだですが…。先程の加速走と同様少しずつ見えて来ています。
信じてついてきてくれる選手達のためにもしっかりと情報を集め考えて最善の道を選んでいきたいと思います。
長々と書きましたがお許しをm(__)m