kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

無知は罪

2008-03-15 | 陸上競技
以前、コンピュータの管理をする人から聞いた言葉がある。「無知は罪。罪は金で償え。」。これはネットが普及した中で知らないためにトラブルに巻き込まれる。しかし、「知らない」では済まされなくて結局賠償責任が出て来る。そんな部分を表した言葉です。

私も今回の故障により、様々な事を学びました。いかに自分が「無知」だったかを…。普通の人よりは怪我や身体作りに対する「知識」はあると思っています。「知識」という部分だけですが…。

しかし、実際に色々と話を聞いてみると自分は「知らない」という部分が多かった…。情けない話です。これに気付けるかどうかで全く違う気がします。私が話を聞いた人は「別格」です。だから自分の「無知」に気付けたと。「普通通りの対処」なら私でも十分にできます。しかし、「積極的な対処」に対する部分は不足していたと思います。

今回、色々と対処してみて目に見えて違いがわかりました。数日間しか経っていませんが快復に向かっています。「受け身」でいるのと「自分から快復に向かう」のでは大きな差を生みます。何もしないでいたら随分快復は遅れていたと思います。
もちろん、油断はできませんから慎重に対応していかなければいけません。怪我をした選手は焦りがあり身体を動かしたくなるのでコントロールしなければいけません。

怪我の対処だけでなく、リハビリに関しても考えていかなければいけないと考えています。もう頭の中にはイメージがあります。必要な要素を快復具合に応じて入れていきたいと思います。「怪我をしたほうかしんどい…」と思うような内容を考えていきたいですね。それが「ケア」に対する意識を高めるかもしれませんし(笑)

明日はまた対処のためのモノを探したいと思います。必ず快復させます!!
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感じをつかむ

2008-03-15 | 陸上競技
昨日の雨が嘘のように晴天になりました。ウインドブレーカーなしでも全く問題ない暖かさで「春」を感じさせる陽気です。これくらいの気候になるとシーズンインが近いなとつくづく感じますね。

タータンでの練習を実施しました。特に変わった事はしませんが、いつも土の上でやるので、少し感覚が違う部分を埋めておきたいなーと。いつも通りの内容をいつも通りやる中で自分の感覚を修正していければいいなと思って時間をかけてやりました。

故障等により、グループに分けるとかなり少人数でしたが、質は高い練習になったと思います。各グループに課題を与えてそれを意識する中で流れを作る。そんな感じの内容でした。

内傾の開放を意識したカーブ→直線の練習は1本1本、どうだったかを確認。100で勝負の選手が少ないのでこの辺りの感覚を身につけていくのは大切ですね。
それを生かして120m。高いスピードでの直線への入りもきちんと意識しておかなければいけません。直線に入ってからは…。どんな動きが必要かだけを話して各自にポイントを意識させました。まずまずですね。

短長は水曜に続いて250mを1本。加速段階を上手く作れればきちんと走り切れます。女子を引っ張って走りましたがスピードが維持できるようになってきた感じですね。水曜日は離されていましたが今日の走りなら合格レベルだと。故障した選手はかなり走れるようになってきていたのだと改めて感じました。快復した時にしっかり走れるようして対処をしていかなければ。

何となくですが、自分のスタイルができてきた気がします。大切にする部分をきちんと押さえていかなければいけません。選手にはこれから先の自分自身のケアに最大限の注意を払うように伝えました。受け身のケアでは絶対に良くなりません。出来ることを最大限にやって力を出していく必要があると思います。毎日数時間かけてやっている事を無駄にするのはもったいない。「本気になる」というのはそういう事です。受け身になって待っていても何も変わりません。ゆっくりと時間が過ぎていくだけ。限られた時間を誰よりも有効に使うためには「使い方」を考えないといけません。今回故障者が出た事で「受け身」と「積極的に動く」事の差を強く感じました。この部分で私も成長した気がします。

来週からまた雰囲気が変わって来ると思います。チームとしての取り組みをしっかりと見直していきたいと思います。
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