Mme.Mが最近はまっている食品コレクションの一部を頂いた。 各地の特産から普通のものまで、次々と本当によく見つけるもんだと思う。食べてみると、それぞれ、何か特長があって、なるほどと感心する。
青森のしじみみそ汁。いい出汁が出ている。要冷蔵でないところが長所。
昔懐かしい装丁の箱に入った油菓子なるもの。姫路の江戸時代からの伝統を継いでいる「かりんとう」屋さんの品。 黒糖と三温糖とがあって、黒糖の方は「黒ねじ」というらしい。長さが10cmもある。
小豆島産のくぎ煮↓ 神戸・明石あたりと淡路島が有名だけど、これは小豆島産だ。小豆島もかなりの産地で、特産の醤油の味が売りらしい。
「もっちーりあんドーナツ」と「もっちーりパンケーキ」↓
見かけは普通の菓子パンだけど、もの凄いもっちりさ。あごが疲れるくらいだ。
根曲り竹。だいたい雪の多い地方で採れるらしい。
たまたまkcyanがkuroさんの事務所に立ち寄って長話をしていたところに津南から届いたのを頂戴してきた。
かねて、美味いもんだと聞いていたけど、現物を見るのは初めて。津南の叔父さんが漬けたというタクワンも。 しっかりと、 懐かしい味に漬かっている。
ネマガリタケは、菅平の「ペンションきのこ」の親父さんが、5月から6月頃、鯖のカンズメを持ってって山で採ったのを煮て食べるのが最高だと言っていた。 まずは、焼いてみた。
皮を剥くと柔らかな身が入っている。 ハチク(淡竹、破竹)以上にクセがなく、柔らかく、甘みがある。
ネット情報では、やはり、鯖の缶詰に合うということなので、刻んで、鯖の水煮と一緒に味噌汁に。
Mhaha宅の梅の木から今年は20キロ採れた。当家には去年までの梅酒も残っているので、梅ジュース用に2キロだけ貰った。
以前は、長い枝切り鋏で苦労して切り落とした実を、下で待っているキャッチャーが大騒ぎしながら捕獲していた。ここ数年は、庭師のおじさんがハシゴに登って採ってくれるんで、傷もなくて綺麗だ。
しばらく前に亀山から届いたズッキーニ。スライスして、黒胡椒と塩を振って焼いただけ。簡単だけど旨い。ズッキーニの味も楽しめる。
亀山夏蜜柑は、フルーツの蜂蜜漬けになった。
サンブカ(SAMBUCA)を入てみたら味にぐっとコクが出た。サンブカは、アニスから作られイタリアの濃厚なリキュール。アルコール度数43%と高い。
昔、照明を落としたイタリアンレストランで、
サンブカをグラスに入れた上に、コーヒー豆2~3粒を浮かべてしばらく火を点けてから飲んだ。コーヒーの香りも立ち上がって、美味いし、いいムードだった。
それが忘れられないで、海外でサンブカを見つける度に、つい買ってしまい持って帰ってきたけど、自分で作るのは面倒だし、そんなムードも必要としないんで、貯まってしまっていた。
精々、フルーツ蜂蜜漬けに使うことにしている。
コーヒー豆入りサンブカを何と呼ぶのか調べたら、サンブカ コン ラ モスカ。何と、Sambuca with flies (蝿入りサンブカ)。見かけからすれば成る程だけど、カクテルの名前としては、ぞっとしない。
とにかく、名前は、”三馬鹿、今夜燃すか”とでも憶えておこう。
信州須坂は遠藤酒造場の渓流の大古酒とある。長野のHさんから頂戴した。息子さんの卒業就職の内祝い。
渓流は生原酒系にチョクチョクお世話になっている。タテヨコナナメ、どんな料理にも合うんで、自宅用と、宴会持込み用。信濃毎日新聞に包まれているのを持ってって驚かすのが楽しい。
だけど、「大古酒」となると迂闊には扱えない。ラベルを剥がして箱を開けるのも控えているんで中身の写真はまだない。開ける機会が早く来るのを楽しみにしている。
松代城というお酒も頂戴した。松代城は江戸時代は長く真田氏のお城。だけど、元は、TVドラマなどで謙信信玄の争いで馴染みがある海津城だ。そこら辺のことをネットで知った。 戸隠の蕎麦なども入れて下さった。
蕎麦と言えば、先日、ひとしきり飲み食いした後、酔った勢いで、虫系三点セットが気になって信州そば居酒屋に飛び込んだ。ざざ虫は切れてるとのことで、何となくホッとした気になったけど、その代わりかイナゴの佃煮が大盛りで出てきた。昔、田圃で採って帰ったのを母親が炊いてくれたこともある。野趣があって楽しいけど、山ほど食べるもんではない。三点セットだったと思うけど、酔っぱらっていたので、もう一種類が何だったのか、蜂の子?オカイコサン? 憶えていない。