長野のHsanから信州ふるさと便を届けていただいた。
毎年手作りの品々と信州各地の珍しい品を入れていただいている。
母上手作りの干し柿。大きくて粒ぞろい。
どこの産で、どんなものなのか、興味津々で調べるけど、開けてみるまで分かりそうもないものもある。
これは伊那の柚餅子。伊那と言っても、天竜川を伊那市、駒ケ根市、飯田市から、さらに下った南伊那泰阜村。3000m級の南アルプスの山々が東に連なるあたり。そこのふるさと食品だ。
普通、柚餅子(ゆべし)といえば、求肥や餅のようなお菓子だけど、どうもこれは、違うみたい。ってんで、ウイッキーさんに聞いてみたら、柚餅子にはお菓子系のほかに、珍味系があって、こちらは、中をくり抜いた柚子に各種詰め物を入れて、じっくり日陰で乾燥させたもの。それをスライスして、酒の肴、ご飯のおかずになるんだそうだ。
山形の柚餅子など、まったく柚子の香りもないんで、何で柚餅子と言うのかと思ったことがある。どうも、珍味系が柚餅子のオリジンのような気がする。もっとも、この珍味系が残っているのは、南伊那、奈良の十津川村、和歌山県田辺の龍神村、岐阜の恵那など、何故か山深い所が多い。 愛媛松山にもあると書いてあるんで、正月にAki-kunに聞いてみよう。
これは、何回か頂いて、すっかり覚えた。
青豆の一種、沓掛豆。別名、レンズマメ、パンダ豆、海苔豆。篠ノ井の産。
栗の渋皮煮。
黒豆煮。
近くの都立病院の広大な構内にある林と日本庭園の築山と池。 贅沢なもんだ。
部外者立ち入り禁止。
最近、池の反対側に公園ができたので、そこから見えるようになった。
撮影するのは禁止されていないみたい。
大きな桜の木もあるから、花の頃はいい眺めだろう。
「心神喪失者等医療観察制度」(予防拘禁法って呼ぶこともあるみたい)という議論の多い制度の施設を構内に作るための、周辺地域へのアメ玉ってことだろう。 なにせ、厚労省のHPによれば、「心神喪失又は心神耗弱の状態(精神障害のために善悪の区別がつかないなど、刑事責任を問えない状態)で、重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的とした制度」だ。
どうせなら、日本庭園も開放しろ。ちなみに、この池から流れ出た水は、世田谷区内を東に下って、目黒区大橋で目黒川に入り、品川で東京湾に出る。
今は地下の下水道になっているけど、昔は、畑の間をあまりキレイでない小川(ドブ川)が流れていた。
50年以上前、お祖父さんの葬式の日に孫たちで散歩してて、この川を跳び越し損ねた妹が背中から川に落っこった。 大丈夫だからと言って、摑まえ損ねたこっちが悪かった。
この忙しいのに何やってるのと、母に叱られたんで、よく覚えている。
昔の病院正門の門柱。門標が引っ剥がされたまま廃棄されずに残っている。
昔は、この前に電車の駅まであったと思う。