2月、3月頃、東名高速で大井松田ICあたりを通ると、山の上の方に賑やかに河津桜が咲いているのが見える。
3月の中旬になってもまだ大丈夫そうだというのを知って、先週、雨模様の中を急きょ訪問した。
濃いピンク色の桜が、山一杯に咲いていた。散る直前の葉も出だした時期なの で特別に色濃く見えるのかも知れない。
桜見物の後は、かねて再訪しようと思っていた松田の居酒屋へ。
前回はゴルフの打ち上げ会で利用。小田原が近いので、相模湾の魚など面白い料理があったのに、コースメニューにせざるを得ず残念な思いをした店。
地酒が各種ある。
←曽我の誉と湘南
板さんが、二人前でも構いませんと、刺身を桶盛りにしてくれた。
レモンみたいのは、「湘南ゴールド」とのこと。甘いし、レモンのようなツンとする香りがない。
ネットによれば、小田原エリアで売出し中のオレンジの新品種とのこと。
しらすに埋まった焼売。 カウンタ-に山積みのカサゴ。
これを使って、あんかけが出てきた。 ↓
前回の鬱憤晴らしの勢いで、魚ロッケなるものや、イカメシ、特製チャーハンまで、あれこれと頼んだけど、何せ、メニューが豊富過ぎる。
食べっぷりがいいからでないかと思うけど店長が挨拶に来た。店長も、カウンター越しに料理の説明をしてくれる板さんも感じがいい。
ちょっと遠いのが難点だけど、また行きたい。
トルコ名物のガラス玉。土産物屋でおまけに呉れた。
どこに行っても、このマークがいやってほど目に付く。
家の軒、車、布がら、敷物、バッグ、装飾品、タイル・・・。
イスタンブール大学を出ていて、日本のことまで何でも詳しいガイドが、このナザールボンジュなるものの説明をしてくれた。
これは、ギリシャ神話の頭髪は毒蛇、目ヂカラで見たものを石に変えるという怪物女神「メデ
ューサ」の目をかたどったもので、イスラム教が入ってきて偶像崇拝が禁止されたため、魔除けとして崇めていたメデューサの目だけが魔除けのお守りとして残ったとのこと。
面白い柄だと思ったけど、出発前にMcoからこれだけは絶対いらない、やめろ、と宣告されていたので買うのは我慢した。
トルコに行ってきた人の定番のバラマキ土産らしい。
これは、日本の目ン玉模様。
蛇の目マーク。
帰国翌日に、高校の同級生4人で行った北千住の居酒屋で、冷酒を頼んだら出てきた。
ナザールボンジュを思い出したら、魔除けのコップみたいに見えて、お神酒を戴いているような気になった。
10日間トルコ料理が続いたあとなので、一つ一つの和の食べ物がやさしく感じられた。
近所のベーグル屋のマークもナザールボンジュに似ている気がしてきた。
トルコに行ってきた。
エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマなどの文明とからんだ歴史を持ち、東ローマ帝国やビザンチン帝国、そしてモンゴル高原あたりの「突厥国」から移動したトルコ民族によって強大なオスマントルコ帝国が築かれた土地だ。 地理的にもユニークだ。
シルクロードの西側の拠点で、イスタンブ-ルはアジアとヨーローパにまたがっている。北は黒海、南はエーゲ海と地中海に接している。南東は中近東だ。だから文明の十字路みたいな所。
そんな面白い国だってことが行ってみてよく分かった。
世界三大料理だというのでそれも期待したけど、オリーブ、ナッツ類は豊富なものの、料理は今一つだったんでちょっと残念。
パックツアーだったせいもあるかも知れない。結局、トルコ航空の機内食が一番美味しかった。
オリーブと果物は山ほど食べた。