ふるさとの風が吹く

懐かしい各地の食材,食品,お酒。到来物で思いおこすLocalな記憶の備忘録。飲み食いや遊び歩きの記事が増えてきた

枝豆  酒田

2008-08-31 23:49:45 | 東北・北海道

Pict2341酒田から送って下さった枝豆。
甘くてこうばしい感じだけど、だだ茶豆かどうかは分からない。
以前、鳥海山から月山に向かって庄内平野を北から南に抜けた際に、豊かな田畑が広々と続いている様子を見た。山形県の内陸の山域や盆地からすると羨ましい限り。それに、大河、海、港とあるのだから、おしんが川を下らなければならなかったはずだ。
08.08.31


濃い酒 南アルプス市

2008-08-25 23:26:50 | 旅行・地域

Pict2343Gcyanから貰ってあった日本酒。何故かラベルがないが、王冠に酒造所の名前が入っている。南アルプス市にある酒造所だ。 芦安や櫛形といった旧地名にも由緒があるんだろうが、夜叉神から広河原へと南アルプス入り口の町の名前として、この市名は、分かりやすくていい。他所の人に対しても、芦安町より、南アルプス市出身ですと言うほうが格好がいいんでないか。
味は、芳醇で迫力を感じたが、Kチャンは、濃いと言って一杯で止めた。夏向きではないのかも知れない。
08.08.25


野菜 大長茄子 奥越後

2008-08-18 22:43:12 | 甲信越

奥越後(妻有)は津南の地場野菜。
Pict2335_2Kuroさんの弟がお盆帰りに運んできたとのことで、例によって、夜、寝ばなに届いた。
不揃いだけど美しい。


茄子のバラエティが見もの。
Pict2340長いのは36cmだ!! 仙台の長茄子より長い。九州辺りで有名な大長茄子のようだが、津南からいただくとは。柔らかくて美味しいよとのKuroさんの言からして、奥越後のどん詰まり(妻有)でもポピュラーなのか。
 08.08.18


甕焼酎

2008-08-16 00:43:52 | 九州・沖縄

Pict2277薩摩金山蔵という酒造所の芋焼酎。
串木野金山の坑道で貯蔵したものとのこと。
Dr.Uに、焼酎がすっかり上等になってしまって、くせえのが飲みてえなどと勝手なことを喋っておいたら、しばらくして、鹿児島出張の際に見つけたと送ってくれた。しかし、臭くなどなく、上品な芋の香り。
去年の夏に山小屋で封を切って残った半分ほどを置いてきたが、1年経っても、変わりなかった。甕の効果か。また少し残ったので来年用に置いてきた。   08.08.15


小魚 八幡浜

2008-08-12 23:12:53 | 山陽・四国

Pict2331愛媛は 八幡浜のちりめんなど干した小魚類。
飛び跳ねている小魚をそのまま干してしまったみたい。
  こういうものを摂っていると健康にいいでしょうね、なんて言えないほど忙しい松山のS奥様からの贈り物。 ゆっくりと小魚をつまむほどの時間もないのでないか。どうぞお身体お大切にと願うばかり。 08.08.12


桃 岡山/山梨

2008-08-03 15:20:36 | 山陽・四国

Pict2247

岡山の桃。備前片上のTさんから井荻に届いたもの。岡山の桃は、特に白い。
桃といえば岡山と思ってきたけれど、昭和30年代まで岡山県が生産規模日本一だったのが、今は山梨県がトップとのこと。確かに、しばらく前から、山梨のあちこちで桃農園が目に付いた。味の方も、道端やスーパーで買った桃が強い甘みで美味しかった。
Pict2250Nさんから頂戴した山梨の桃。今年はちょっと小ぶりとのこと。甲州市産とある。
住所が塩山竹森。塩山の北郊、大菩薩に向かう南斜面だ。
それにしても、山梨県の市の名前はひどいことになった。甲州市、山梨市、甲府市、甲斐市と並んでいて、下の方に笛吹市、中央市なんてのもできている。塩山北方のフルーツ農園が並ぶ牧丘町は、今や山梨市に入っているようだ。笛吹川フルーツ公園は山梨市、以前立寄ったことがある笛吹川温泉は甲州市、会社の社員旅行で行った石和温泉が笛吹市。西澤渓谷から甲武信岳にまで至る三富村やぶどうの勝沼がどこに埋もれてしまったのか分かりますか。 08.08.03


日本酒の本

2008-08-01 01:20:37 | 文化・芸術・音楽

Pict2242Aki君から、アメリカに行くにあたって、日本酒の解説資料が欲しいと聞いた。とりあえず、新橋の酒造会館にかなりの資料があるよと答えておいたけど、酒の専門家Gcyanに話したら英語の本を送ってくれた。Philip Harper著。日本酒の相当突っ込んだ説明や100以上の銘柄の寸評、居酒屋・酒屋紹介まで載っている恐ろしい本だ。ガイドブックというより、杜氏にまでなった外人さんの確かな connoisseorship と日本(酒)に対する愛情、英国的ユーモアを交えた筆致が心地よく感じられる読み物
「梅錦(純米吟醸)」のところでは: The nose strikes a pleasant balance between rice and fruit elements. Flavorsome but not heavy, dry with a wholesome balance. The airy acidity gives way to a clean finish, leaving the palate thirsty for another glassful. Combine the virtues of  Ginjyo (lighit cleanliness of line) with the rice flavor of Jyunmai', which is a good trick.  東京の酒屋の紹介にこんなのもある: In one of those lovely old-fashioned neighborhood shopping streets, which were where everyone bought groceries and caught up on the gossip before some fool introduced supermarkets to Japan.(甲州街道沿い笹塚のマルセウ本間商店)
アメリカ人に対する説明用としては、見かけと違って、ちょっと奥が深すぎる本だったかも知れない。
併せてGcyanから頂いたかなり専門的な日本酒醸造技術の英文資料と、酒総研による解説書もAki君に渡したけど、ビジネススクールに留学する用意としては過剰だったんでないかと思う。            08.07.31