信州の干しアンズ。Hさんから。
アンズ、アプリコットの生は、見栄えが綺麗だけど、酸っぱいのに、乾すと甘さが凝縮される。
βカロチンが極端に高く、その抗酸化作用により、老化防止に効果があるそうだ。
念のためと思ってネットを引いたら、長野が寿命日本一を沖縄と争っている。ただし、100才老人は少ない。つまり長く生きる人が多いが、死ぬまで元気で、死ぬ年齢はそれほど長くない。これをPPK(ピン・ピン・コロり)と言い、他県の老人の生き方、老人医療のあり方の模範になっているらしい。 アンズをはじめとするフルーツ、野菜も長寿の要因になっているんでないか。
とにかく美味いんで、会社に持ってって、つまんだり、紅茶に入れてふやかしてアプリコットティーにしたりしている。
09.06.25
たまたま、早朝、時間つぶしに寄ってみた神社が茨城県の大洗磯前神社。海に臨む丘の上に広い境内があり、社殿で早朝から、神主さんと巫女さんらが祝詞を上げていた。祭神は大巳貴命(おおなむちのみこと。大国主神)と少彦名神(すくなひこなのみこと)の出雲系コンビだ。
縁起によれば、この両神が磯前に現れ、「昔、この国を造り終えて、東海に去りしが、今、民をすくう為に、また来たり」と言ったと史書にあるそうだ。再来というのが気になった。ネットなど拾い読みしたが、古事記、日本書紀入り乱れ、諸説紛々の神話の世界。取り合えずの素人理解は次のとおり。
・スサノオノミコトを祖とする出雲族が朝鮮半島の文化・文明を取り入れながら、葦原中つ国の国造りをした頃に、常陸に来訪し開発。その後、アマテラス系の天孫族に国譲りした後も、引き続き出雲族が全国に散って国造り協力(支配地域拡大)。縁起にある大洗磯前への両神再来話は、その頃のこと。 社殿裏手に、錆びた錨がゴロゴロと置いてある。国土守護、殖産興業、開運、縁結びなど忙しいのに、大国主命は海上安全も仕事にしているのかと思って、会社近くの金比羅宮で縁起を見たら、やはり金比羅神社の祭神は「大物主の神」で大国主命の別名とのことだった。
司馬遼太郎が出雲の人は変わっていると書いていたが、大国主神=出雲族には随分お世話になっている。たまたまの時間つぶしで訪れたりして失礼しました。
09.06.14