新幹線ホームの奇異な車両。秋田新幹線「こまち」の新型車両で、フェラーリを手掛けた日本人デザイナーのデザインらしい。
こっちが乗ったのは、上越新幹線の「とき」だ。
新潟に1時間半ほどで着いて、そこから北へ「白新線」「羽越本線」と乗り継いで「下越」地方に行ってきた。
初めてのエリア。 越後(新潟)の出羽(山形)に近いあたりくらいの知識しかない。
それもあって一度行っておきたかった。
泊まったのは、昔の黒川村。いまは中条町と合併して胎内市になっている。
天智天皇の時代に燃える水が献上されたという記事が日本書紀にあり、採れたのがこの辺りらしい。山に入ったのどかなところに、とてつもないホテルが建っている。
ホテルの玄関脇に神社が。
皇太子殿下・妃殿下御参拝記念の碑もある。
ちょっと怪しげ。
海岸線は、防風、防砂のための松林が、松くい虫にやられている。 どんどん立ち枯れが進んでいるらしい。
おしゃれな料理が、これでもかってほど出た。
地酒、地ワイン、ソーセージ、チーズ、ヨーグルトなども作っている。
バスケットクリニックに来て、ここに泊まった
サンフラワーズの選手が大喜びだったとのこと。
下越地方の土地勘、イメージが大分できた。
最後に仙台に来たのは1984年の2月だったはずだから、29年前だ。
突然英語の試験を受けなければならないことになって、わざわざ仙台までやってきた。
その時は雪が降っている中、グジャグジャの駅前の道を歩いた。
今回は、雪はほとんど積もっていなかったし、駅周りがすっかり綺麗になっていて歩きやすかった。
だけど寒さは例年以上に厳しいと地元の人も言うほど。
そんな中、仙台城跡に行ってきた。
山の上は吹きっ晒しで本当に寒かったけど、仙台の街が一望できた。
山形米沢生まれの人の銅像が城跡にあった→
今回、仙台は海が近い所だと知った。
駅から車で30分も走れば仙台港。もう少し行けば塩釜だ。
夜、仙台で一番高い所で飲んでみようと、高いビル目がけて歩いて、行きついた先がここ。
オフィスビルの最上階にぽつんとレストランバーがあった。
期待通り眺めは素晴らしかった。
サプライズコンシェルジェという肩書の伊勢さんに一番高い所に来たかったと言ったら、ここは30階だけど、実ははす向かいのウエスティンの26階のバーの方がちょっと高いと正直に教えてくれた。
だけど、店の雰囲気が最高だったんで十分満足。
「月の輝くよるに」「時の過ぎゆくままに」なんてカクテルを頼んでみたくなる気分になったけど、残念ながら浦霞を飲みすぎてたんで、あきらめた。