ふるさとの風が吹く

懐かしい各地の食材,食品,お酒。到来物で思いおこすLocalな記憶の備忘録。飲み食いや遊び歩きの記事が増えてきた

さくらんぼ シアトル

2008-06-30 23:54:40 | 旅行・地域

Pict2191アメリカからさくらんぼが贈られてきた。カリフォルニアのMr.Mから。
 昨年は、レーニエ種という佐藤錦を大きくしたような上品なサクランボだった。レーニエという名前は、ワシントン州の日系移民の方々が日本を偲びながら見上げたMt. Rainier「タコマ富士」にちなんだものだろうけど、日本向けの新しい品種だろう。これは高価なものらしかったけど、昔ながらのアメリカンチェリーの方が懐かしいと勝手なことを言っておいたら、今年は、これでいいのかとビング種のサクランボを送ってくれた。
カワは一寸厚いけど、強烈な赤色、実がしっかりと大きくて食べごたえがある。これですよ。シアトルで食べたのは。
サクランボの木は結構大きい。フローレンスおばさんの家の木に梯子を掛けて登って、上の方に山なりになっているのを収穫して食べたのが懐かしい。
孫が苺の次にサクランボが好きになったようなので、食べさせるのが楽しみ。
  08.06.30

 Mr.Mからのメールに、今回のサクランボはワシントン州産であると書いてあって嬉しくなったけど、カリフォルニアでも、息子さんや奥さんらがサクランボ採りに行っては、段ボール箱一杯持って帰ってくるのを繰り返し食べているらしい、うらやましさで嬉しさが半分になった。 08.07.01


きゃらぶき 長野

2008-06-29 17:28:16 | 甲信越

Pict2195_2長野のHさんから今年も届いた。地元の蕗を使ったきゃらぶきだ。市販のほど塩辛さがつよくなく、つまみ出すと止まらなくなる。

Pict2088_3頂戴した東京住民に大好評なため、Hさんが届ける量を増やして下さっている。

大量に作られるのは大変だろうと頭が下がる。 以前、山梨の里山のふもとで野ブキ採りをしたことがある。丸い葉の下の茎の根元から刈り取っていく。大きな葉っぱだけど一枚に細い茎一本だ。中腰になったまま、どんどん移動しながら一面に続いているのを刈り取っていく。 次いで、葉を落とし茎だけにしてスジ取りだ。これは面倒くさい。指先がアクに染みる。 山ほど採ったと思っても、処理し終わるとそれほどの量にならなかった。 
  08.06.29


みずナス 昆布 大阪

2008-06-10 21:19:36 | 東海・近畿

Pict2072 泉州のみずナスの漬物。手で裂いて食べるらしい。ジューシーなナスがシンプルな漬物になっている。泉州とか和泉だとか言われても、土地勘がないが、大阪にも、こんな野菜が採れる田舎があるんだ。Tamさんが送って下さった。越前岳に行ったとき運転手をやったお礼だろうか。
大阪ついでに、神宗(かんそう)の塩昆布。大阪にPict2141住んでるSaicyanが送ってくれた。併せて昆布菓子。ただし北海道亀田郡七飯町の「昆布館」ブランド。亀田郡は、函館から東に伸びる半島が亀田半島と呼ばれているように、もともと函館を囲むような大きなエリアだったはずで、湯ノ川温泉やトラピスチヌ、函館空港も亀田だったはずだが、肝心の亀田町が函館市に編入されたり、北斗市なんてのができたりで、今や大沼公園のある七飯町だけの一郡一村になっているらしい。町村併合の複雑な事情は、とても余所者にはフォローできない。35年以上前、人っ子ひとりいない大沼公園を歩いたことがあるのを思い出した。霧の中でミズバショウが咲いていてロマンチックだった。それは別として、この昆布菓子は軽くて後を引く。わざわざSaicyanが送ってくれるだけのことはある。 08.06.10


極早生みかん 高知

2008-06-09 23:33:14 | 山陽・四国

Pict2132_2 Yasukoさんが多摩川コートに持ってきた。この季節にみかん?とびっくりしたが、高知で出来る極早生ハウスみかんらしい。
小粒だが極甘。

高知には、30年以上前、Kimuの結婚式に庭球部仲間が招待されて行った。披露パーティから高知式で、皿鉢料理を前に飲まず食わずのまま次々スピーチが続いた後、一気に無礼講の飲み会に突入。二次会、クラブでの三次会と続き、翌日は、新郎も入って土佐カントリーでゴルフと、今振り返っても、とんでもないツアーだった。   08.06.09


ハーブ

2008-06-08 23:21:36 | 草花

Pict2128Pict2134








レモンバーム、レモングラス、クールミント、アップルミント。
松戸市のEさん宅におよばれしたKcyanが、亭主の短気が抑えられるからとお庭から頂戴してきた。
 
Pict2138早速、ハーブティにした。緑色がきれい。味も濃い。 確かにゆったりした気持になる。
    08.06.08


豆アジ  

2008-06-06 23:21:49 | インポート

Pict2086豆アジの梅干煮とあっさり南蛮漬け。
体長5~6cmしかない。
Mkoが、デパ地下で山盛りになっているのを買い込んで作ったんだそうだ。

100匹以上だったことまでは確認したようだ。魚屋でバットにアジが山盛りになっていると、つい買ってしまうのは親譲りらしい。先週離乳したばかりの赤ん坊しかいないのに、ご苦労さん。親の方だって100匹までは買ったことはない。
もっとも、小さいので、ウロコやゼイゴを取る手間を掛けず、焼いたり圧力釜を使って丸ごと食べれるようなっていた。 08.06.06


うど 立川

2008-06-05 22:09:04 | 関東

Pict2075_2東京の立川は、江戸時代からうどの産地で、生産量も日本一だそうだ。
地下に穴蔵(ムロ)を掘って、真っ暗な中で育てる。だから真っ白。武蔵野は、関東ローム層で穴蔵が掘りやすいんだそうだ。水が少なくて田圃にならない武蔵野台地の高めの地域ということもあったんだろう。前に「田無」のあたりで栽培している様子をテレビでやっていた。
立川には、うどラーメン、うどピザ、うどせんべい/あられ/まんじゅう、どら焼き「うどら」なんてのまであるらしい。最近立川に移ったT君が長いのをわざわざ持って来てくれた。
Pict2096_2
うどのサラダ仕立て。山ウドより、しゃきしゃきしているようだ。爽やかな感じで美味い。

Pict2095 生で酢みそ。
うどのカワでキンピラ。

  08.06.05


いか徳利  三陸

2008-06-03 23:45:17 | 東北・北海道

Pict2079 岩手旅行をしてきたKさんのお土産の「いか徳利」。どっかで見たと思うけど、使った記憶はない。いい匂いがする。どんな日本酒でも、暖めてこれに入れれば、旨いに決まっている。
「すき昆布」というものも頂いた。宮古産だ。 


4年前に三陸に行ったときは、岩泉で龍泉洞という大鍾乳洞に入った後、宮古の浄土ヶ浜、釜石などを通って陸前高田の高田松原まで下った。Pict0229  (浄土ヶ浜↓)

Pict2083 それ以来、「龍泉洞の水」が何となく気に入って使っている。
08.06.03

Pict2103いか徳利。最後は、焙ってかじりながら飲んだ。そのままスルメだ。トックリが段々お猪口になった。面白い。  08.06.05


伊豆下田2 あんパン 干物 

2008-06-02 22:05:34 | 旅行・地域

Pict2059 下田の町を歩いていたら、「下田あんパン」ののぼりがここそこにある。とうとう買ってしまった。パン屋というより和菓子屋さんで作っている。TVで紹介されてから、人気がでたとのこと。袋入りのアンパンなんてと思ったが、評判になるには、それだけのことがある。(隣は、新宿高野のメロンパン。一時期、超長蛇の列だった。今は並ばないで買える。クリーム入りで、うまい)

Pict2062こっちが本来の下田の産物。駅で買えばいいのに、こだわりのある奴がいて、雨の中、地元の人に聞いた評判の店まで歩いていって買い込んだ。小木曽商店。甘塩・生干しなんだろう、保冷バッグを買わされた。お店でニューサマーオレンジなるものをオマケにいただいた。「ゆず」の親戚らしい。こっちは帰りの電車で食べた。飲むのに気を取られて写真を撮るのを忘れた。     08.06.02


伊豆下田 下田美人

2008-06-01 00:07:56 | 旅行・地域

Pict2053_2久し振りの下田。
友人Yが5年間の下田での仕事を終えリタイアする。その前にと、仲間を語らって行ってきた。
(城山公園から下田市街を見る。後方は下田富士)
町をゆっくり歩いたのは初めて。温泉町の騒々しさがなく落ち着いていて気持ちがいい。
あちこちで歴史の名残に出会う。
当然、ペリー、ハリス、お吉さん関係が多い。勝海舟、山内容堂の会見の場なんてのもあった。勝が、飲めない酒を飲んで坂本竜馬の脱藩の罪を赦すよう頼んだんだそうだ。 トリビア的勉強になる。吉田松陰が黒船乗船に失敗する前に、下田の上手の蓮台寺温泉で疥癬の湯治をしてたことも、下田の源泉見学に行く途中の記念館で知った。城山には、カーター大統領来訪記念碑もあった。Pict2056
夜は、駅前の網元料理。
地元の酒は「下田美人」だったが、飲み尽くしてしまった。
これでいいですかと、次に店が持って来たのが藤枝の「喜久粋」。これはうまかった。
ネットを見たら、相当評価の高い酒だ。「開運」「磯自慢」と、何故か駿河・遠州エリアでいい酒ができる。   08.05.31