墨田の花火。
新橋駅前を通りかかったら、古本市をやっていた。 テントが10張ほど。折角だから、一番手前のテントの一番手前の箱から1冊買おうと決めてのぞくと、「戸隠~~」という文庫本が見えたんで、一発購入。 去年の5月に回ってきた戸隠の各所が出てくる。 しかも、一泊した鬼無里とそこの鬼女伝説がストーリー展開に重要なかかわりをもってくる。 不思議なめぐり合い。 去年の旅行を思い出しながら読んだ。
ゴーダチーズをカリカリにしたつまみ。札幌の牧場の品。Dr.CKがAK会でのプレゼンの相談に来た際に持ってきてくださった。
吉祥寺のパウンドケーキ。自転車を飛ばして買ってきてくださった。
ミステリー小説を書いている友人が新しい本を出した。
細かい描写の中に事件の解決に至る伏線が張り巡らされた本格ミステリー。
まったりとした警部と部下の女性警察官らが地道な調査と鮮やかな推理で事件を解決していく過程が楽しい。
根強いファン層がいるらしい。
毎回、スポーツが関係する。 アメリカンフットボール、カーリングに続いて今回はゴルフ。 しばらく前に先の尖がったパターのことをあれこれ聞かれたことを思い出した。
アーロン・エルキンズの骨シリーズの最新訳[密林の骨」がYSさんから回ってきた。アマゾン奥地が舞台だ。しばらく前に頂いた「水底の骨」はハワイ諸島だった。ワシントン大学の形質人類学教授による謎解きも意外性があって面白いが、毎作、世界各地に行ったような気持にしてくれるのが楽しい。
現地の地理、自然、人、文化に詳しい人によるガイドブックみたい。
エルキンズは、舞台がオリンピック半島だというのが懐かしくて「暗い森」を読んだのが最初だった。米国西北端ワシントン州にあるこの小さな半島の自然は変化に富んでいて誠に奇妙。中心の山並みは積雪が多く、オリンポス山には氷河もある。高山植物を踏まないように気をつけろと前を歩いていた外人に注意され、随分細かいことを言う奴だと思った記憶がある。 山並みの西、太平洋側の平地は、海洋性気候で温暖。だが、米国で最も湿ったエリアで、ツル草やコケに覆われた巨木が林立する鬱蒼とした森になっていた。「暗い森」にあるように、古代からの先住民族が隠れ住んでいてもおかしくないと思える所。年間雨量が3m超えるようだが、一方、山の東側は雨量が40cmしかない所もあるという。そんな訳で世界自然遺産。
昔なにかのきっかけでYSさんと骨シリーズの話をしたんだろう。こちらはフォローし忘れいるけど、時々、回して下さる。 08.10.08
旦那の遺したものを整理していたら出てきたと、Sumichanが持ってきた。
遺品の松ぼっくり。
大きいのは、どこで採ったか不明とのことだが、小さい方には、メモが付いている。
「メタセコイア ’07. 4/15. 小山GCにて.」 Sが参加した最後のコンペの時だ。 森林好きの科学ジャーナリストらしい几帳面さだ。
山の本もあったと持ってきてくれた。
Sumichanのカナダみやげ ↓ 奉霊もしてきたらしい。
森林インストラクターの資格まで取っていたSとは忍野村の里山で詰み過ぎた松の木を切ったりして働いたことはあるが、いずれは一緒に山にも行きたかった。 テニス、ゴルフ、家族マージャン、飲み会と、賑やかなキャラがいないと思うと、先々の楽しみを3割ほど失った気持ちになる。
同業のジャーナリストが驚くほど本を読んでいて博識な一方、飲み屋の2階の踊り場から外に落ちて大怪我したり、粗野なところが面白い人物だった。
その店が銀座の樽平だったと亡くなってから知って、先日Sumichanらと事故現場見学に行ってきた。 08.07.06