奥越後の津南から、見たこともない物をkuro-sanが持ち帰ってくださった。
←平茸(ひらたけ)とのこと。歯ごたえがとてもしっかりしている。てっきり、椎茸のように乾したものかと思ったけど、あらためてkuro-sanに問い合わせたら、ビックリ。秋に木の上に成った平茸が、厳しい寒さで乾物状態になり、そのまま一冬を越したもので、山に詳しい地元の人でないと採れないとのこと。天然でできた乾し平茸だ。
キノコ汁で頂戴した。出汁も出るみたい。
鮎だ。干されて味が凝縮している。秋に獲って、寒風さらしで干したものだろう。
畑に植えたまま越冬させた雪の下人参。甘み、アミノ酸が増え、みずみずしいから、フルーツみたいに生で食べてくれとのこと。
クリーンサラダ菜とクリーンレタス。無農薬、水耕栽培。洗う必要ないから、これもそのまま食べてくれとのこと。
歯切れが良い厚い葉で、甘い。
十日町市松代の産とある。
東日本大地震の翌日、3月12日、北信州・中越で大きい地震があった。津南、十日町は震度6弱で、建物倒壊、道路は陥没、亀裂、飯山線のレールは宙に浮くって大変だったようだけど、そんな被災地から、こんな貴重な品々をいただいていいのかな。
先月、ムッシュウNomuのお別れ会があった。本来12時からのところ、会社・取引先関係などで一杯になるから早めにと言われ、11時ころ行ったけど、もう行列。祭壇の脇で高名なギタリストがギターを弾いている。静かなギターの音色が心に沁みて寂しかった。友人・知人、付合いの広さだろうメイン会場の孔雀の間も一杯の人。シャブリの上等そうなのが置いてあったので一杯頂戴してきた。
故人は気遣いが徹底していたから、会場の設営から、ギター演奏、ワインまで自分で考えておいたんじゃないか。
忙しかったのに良く付き合って遊んでくれたくれた。一昨年の忘年会にM.Nomuがワインをしこたま持ってきた。こっちは、デジタルフォトフレームに20年来の遊び・飲み会の写真をしこたま入れて贈ったら、えらく喜んでくれた。2年ほど前から調子が悪かったらしいから、その頃には、もう長くないと分っていたのかも知れない。
そんな歳じゃないのに、どうも友人減り方が早いような気がして悔しい。
薄ら寒い中、電力節約のために毛布を巻いて一日過ごした。ガソリンスタンド、スーパー、デパートは大盛況らしいけど、買いだめに動き回る気はしない。被災地を差し置いて買い込むのもどうかと思うし、そもそも、石油会社が製油所や輸送基地など被災した設備の復旧や、無事だった製油所の生産増、船・タンクローリーなどの輸送の確保、など、必死で供給量の回復を図っていて、今週から石油製品が出回り、それで物流が回復することが分っている。
しかし暇。そこに、おあつらえ向きにAka-NagiからiTV電話。手近にあるクッキー、煎餅、飴など、ポリポリ、ペロペロやりながら、1時間ほど、久し振りにAka-Nagとお話しし、向こう側で二人が本を読んだり、ピアノ弾いたり、歌ったりするのを楽しんだ。
しばらく前にMme.Mからいただいていた秋田のアップルパイも頂戴した。横手の平賀リンゴだ。
同じく、Mme.Mからの秋田プリン。
秋田には、アップルパイもプリンも、驚くほど多い。なまはげプリン、ハチ公プリンなんてのもある。
リンゴと、高原牛乳、卵(比内地鶏など)があるからみたい。
いやー、酷いね。
東京でも大揺れにビックリし、金曜の晩は夜明けに家にたどり着いた。被害地の状況が分ってくるとトンでもないね。
当家一族は全員無事だけど、写真立てや食器がいくつかやられた。
←最大の被害がこれだろう。石灯篭が倒れた。戻そうとしてみたけど、素人にはとても無理だ。
被害状況の拡大、余震、不気味な原発、電力不足、コンビナート火災など、当分、心配な状況が続きそう。
原発の本格的な事故の怖さは相当なものらしい。それにしてもAki-Misa一家がすばやく東京から名古屋に避難したのにはビックリした。
S-kunたちとの土曜のコンペは当然延期、来週のR&Sコンペも止めることになりそう。その次のテクノコンペも危ないな。
チリ土産にと、容器が面白かったので買ってしまったピスコが届いた。マスカット系のブドウから作られたチリの蒸留酒。40%、80proof だ。
2月27日に載せたとおり、チリでは、ピスコサワーにしてアペリチーフとして出てくる。レモンジュースを1/3ほどと、ガムシロップ、メレンゲ(卵白)などを加えて、氷を入れてシェイクしたカクテルだ。
とてもそんな面倒なことができそうもないし、今日は、とりあえずどんな味か試してみようと、CCレモンとミツヤサイダーで割って飲んでみた。
マスカット系と言うだけあって、上品なブドウの香りが残っていて大変美味い。
もう1本あるけど、この割り方なら手軽に飲めそう。
本当は、こんな感じ↓