ふるさとの風が吹く

懐かしい各地の食材,食品,お酒。到来物で思いおこすLocalな記憶の備忘録。飲み食いや遊び歩きの記事が増えてきた

大船~北鎌倉~逗子~葉山

2019-11-30 20:55:05 | 旅行

鎌倉あたりで山歩きをしたあと葉山まで足を伸ばし、日影茶屋でランチすることを目的とした会。、最初は、北鎌倉から鎌倉アルプスを越えて鎌倉まで歩く計画だったけど、台風で不通となっていることが判明。 このため、Ksanの提案で、大船から北鎌倉までの山越えに変更。 
 折角、大船で電車を降りるんならと、早出して大船の観音様がある山の上まで登ってみた。近くまで行くとさすがに大きい。
昭和4年に着工されたものの、昭和恐慌、第2次大戦などで建設は順調に進まず、完成時ないまま放置され、戦後、昭和30年代になってやっと完成した。
完成前の観音様。
   (大船観音寺HPから拝借) 
    自分が小さかった頃、地方から東京へ行き来するたびに見上げていたのは、完成前のこの像だ。
  六国見山の展望台から見た相模湾。
山越えの後、北鎌倉では、明月院、円覚寺を覗いて、横須賀線、バスと乗り継いで葉山へ。 



       日影茶屋
相模湾が見えるCAFEで一服。 江の島。ヨットがたくさん出ていた。ここがオリンピックのセーリング会場になる。


日影茶屋で飲んだ日本酒。 愛媛の内子の酒だった。ちょっと不思議だったんで後でネット調べしたら、名前の方に深い由緒があった。 「亀の前」は、頼朝の愛妾の名だった。
 北条政子が妊娠中に、頼朝の寵愛が深まったのを怒った政子が、逗子の亀の前の住まいを襲撃させた。亀の前が逃げた先が葉山の「鐙摺」。日陰茶屋がある所だ。
店のすぐ前のバス停が「鐙摺」(あずり)だった。 そうしたことを知ってたら、味わいも深まったんでなかろうか。


越後長岡

2019-09-13 10:53:24 | 旅行

弥彦からの帰路、燕三条から上越新幹線に乗るのが順路だけど、やはり、弥彦線との連絡が悪い。
結局、弥彦線から信越線に乗り換えて、長岡まで出て時間をつぶし、ここで新幹線に乗ることにした。
戊辰戦争の激戦地の長岡でゆかりの地を訪れてみたい気もあった。
  長岡駅前エリアが長岡城だったとのことだけど、何も残っていない。 
市役所近くのミニシアターで長岡花火大会の3Dビデオを見せてもらった。
長岡の町は、戊辰戦争で大被害を受け、次いで第二次大戦で20年8月に入って米軍の大空襲で壊滅的打撃を受けた。 そして中越地震。 長岡の花火大会は、戦争・災害からの復興の歴史が背景にある。花火大会の3D映像は素晴らしかった。

土産屋を覗いていたら、兼続羊羹なるものがあった。説明を見たら、戦国時代まだ上杉が越後にいた時代に直江兼続の居城の長岡の与板という地にあったとのこと。 直江兼続は、山形米沢を発展させた上杉の家老。NHK大河ドラマ天地人の主人公。 上杉の米沢藩に与板組と呼ばれた家来衆がいたと聞いたことがある。この地から、兼続に従って米沢に移った武士団だろう。

  帰りは長岡の銘酒とオリジナル柿の種


 

 

 


メヒカリ

2018-11-30 13:10:12 | 旅行

平潟の「まるいち」さん。 春に平潟に来たときに宿のご主人からお土産に貰ったこの店の干物類が美味しかった。
「鮟鱇の勝手にせいと白き腹」 「肌キラリあんこう上目使いおり」

 

「めひかり」に目のないkcyanが開きじゃいやだ、とゴネたら、加工場から、まだ半生だけどと丸干しを出してきてくれた。
冷蔵状態で持って帰って、さっそく天日干し。  
だけど、庭の木に鳥が集まってくるようなんで、突っつかれないようにネットでカバー。鳥対策としていいアイデアだったけど、そのうちハエが近寄ってくるのが気になって、そばを離れられない。
幸い、いい天気で家の中まで陽射しが入るんで、結局、室内干し。    なんとか上手に干しあがった。
その成果がこれ。
   
   
脂が乗っていて美味しいんで一晩で全部食べちゃった。
他に購入した干物類は即冷凍で写真なし。


常磐湯本

2018-11-29 12:26:51 | 旅行

平潟で一泊した翌日は、福島県に戻って、常磐湯本へ。今はいわき市になっている。常磐炭鉱で賑わったエリアだ。 映画「フラガール」のとおりハワイアンセンターにつながっている。 
昭和30年代に湯本に住んでいたkcyanによれば、当時は一大繁華街だったらしいけど、すっかり賑わいが消えている。 東日本大震災の影響もあったらしい。旅館の女将さんたちも大変だ。
町のあちこちで賑やかだった頃の展示がある。
 

 由緒ありそうな建物も残っているけど空き地も多い。kcyanの家がなじみにしていたと言う温泉旅館があった場所はコンビニになっていた。
目抜き通りの突き当りにある温泉神社
   kcyanがバス停まで駆け抜けていた参道。
高台の温泉神社の境内の池は温泉だった。
  
    
kcyanの家があった場所は温泉神社の真下。駐車場になっていた。
 





鮟鱇つくし

2018-11-28 11:02:44 | 旅行

 那須合宿の後は、日曜日の渋滞の中を帰るのを避けて、福島県の白河から勿来に出て、北茨城の平潟漁港の鮟鱇(アンコウ)が売りの民宿旅館へ。 今春、Toyosima-kunの案内で訪問した宿。
今回は、鮟鱇をフルコースでお願いした。
鮟鱇の刺身は珍しい。ぽん酢で。まったく臭みはない。
唐揚げ
 とも酢
  どぶ汁。カラ煎りしたアン肝が溶いてある。
    
     
 締めの雑炊何とか食べきった。
 

昔、神田連雀町のあんこう鍋専門店に何回か行ったことがある。昭和の初めに建ったという風情ある木造建物の暖簾をくぐり、下足番から下足札をもらって階段を上がると大きな畳部屋にテーブルと仲居さんたちが並んでいた。 当時、一番確かとされていた文芸春秋社のグルメ本「東京いい店うまい店」には、味は一流だけど仲居の態度が大きくて気を使わなければならないと書いてあったように思う。確かに3階あたりになると、階段を上り下りしてビールを運んでくるだけでも大変だろう、注文はいっぺんにしてよと言いたくもなろうと思った。 Yamamoto-sanに連れていってもらった時には、さすが慣れたもんで、最初に小袋を渡していた。



徳島ツアー  海鮮食堂再訪

2018-06-20 11:16:28 | 旅行

最終日は、ゆっくりと吉野川に沿って徳島県を西から東にもどってきた。
 

途中、回り道をして、再び鳴門へ。 初日に朝食を食べた食堂に。
お目当てのハマチのカマとタイ。

毎月一度は来たい感じ。

この生わかめを仕入れるのも目的。 


最後に、空港で徳島ラーメン。


徳島物産。 軽い身支度で行ったのに、帰りは荷物が結構増えた。


祖谷そば太くて長い
 


徳島ツアー  3 大歩危、祖谷

2018-06-19 09:28:54 | 旅行

徳島市から吉野川を遡り、小歩危・大歩危を通り抜けて祖谷渓へ。
一番の人気スポットのかずら橋(蔓橋)。かなり恐ろしい。
       
かずら橋脇の滝美食堂で、祖谷そばとアユ焼き。
 

奥祖谷、さらに剣山まで足をのばすことも考えたけど、そうとう道が狭くて危なそうなのであきらめて、大歩危へバック。
 
 
谷あいの絶壁にへばりつくように、土讃線が走っている。
大歩危駅のコナキ爺。 大歩危は、コナキ爺伝説の発祥の地。世界妖怪協会から妖怪村に認定されている。
列車の写真を撮ろうと待っていたら、妖怪じゃなくて、アンパンマン列車が現れた。ビックリ。
   
  ひと山越えた高知がやなせたかしと縁があるらしい。 駅には、かずら橋の模型。
   駅前の歩危マートで買った大きな「ぼけあげ」。おかみさん手作りの歩危のジーバーさん(地場産)だそうだ。
 道の脇、ところどころに妖怪。
 大歩危峡を見下ろす所の宿。
アユが出た。
    
 地酒。大歩危と同じ三好市の地酒。昭和57年、豪快に打ちまくって甲子園で優勝した池田高校の蔦監督ラベル。
そば米のサラダ仕立て。 

アユ干し  
 


徳島ツアー  2 徳島市エリア

2018-06-18 17:58:11 | 旅行

徳島市では、JR系ホテルに宿泊。徳島駅が見下ろせた。駅向こうの小山は徳島城跡。豊臣秀吉の四国征伐以降、江戸時代を通じて蜂須賀氏の居城だったとのことだが、ほとんど残っていない。


 
 夕食は、Kが勧めてくれた磯焼きの店。 
  仲居さんが付きっきりで上手に焼いてくれる。
ここも人気店らしいんで心配したけれど、さほどの混みではなかった。
徳島市内の阿波踊り会館で阿波踊りを勉強。徳島の人の熱い思いが伝わってきた。
  

眉山から見下ろした徳島市街。 曇っていたけど鳴門エリアから淡路島まで見えた。

  


徳島ツアー  1鳴門

2018-06-17 16:55:58 | 旅行

JALのマイルを使ってどこでもいいから行くことにして、JALにお任せしたら徳島便が割り当てられた。四国の中でも、行ったこともなくよく知らない県。 旅行ガイドを見たり、徳島出身のKに旨い店の情報をもらったりして出発。
まずは空港から、朝飯に、鳴門市の海沿いの食堂に直行。Kの奥さんが是非と勧めてくれた店。目移りするほどのメニュー。
 


魚が新鮮。これはタイ。若芽もさすがに美味い。
店の外で、大きなはまちを次々と捌いている。

腹支度ができたところで、鳴門海峡へ。
  
渦潮が発生しやすい時刻に間に合った。
 

海峡を見下ろす丘の上にある大塚国際美術館。Aki-kunが強く勧めてくれただけあって、とんでもない美術館だった。
全部見終わるのに、5時間かかった。
 夥しい数の名画が陶板に焼きつける形でコピーしてある。
  少なくともヨーロッパの絵画史は、十分たどれる。
オルセー美術館あたりは、行く必要も無いんじゃないか。


北茨城ツアー

2018-03-17 12:30:48 | 旅行

 北茨城の工場に勤務していたT-kunのアレンジで、北茨城~福島勿来エリアの観光兼ゴルフツアー。 東日本大震災で流された五浦海岸の六角堂は、再建されたいた。
野口雨情の記念館。 名前は聞いていたが、耳慣れているたくさんの童謡と、全国各地の百篇を超える民謡を作詞した人だと知った。
 シャボン玉飛んだの像。 歌の多くが中山晋平の作曲だ。
この縁からだろう、北茨城市と、長野県の中野市が姉妹都市になっていた。 このコンビの中野小唄というのもあった。
晋平が信州中野生まれであることは、去年亡くなったTkunから何回か聞いたことがある。 中野市には中山晋平記念館があって、そこにもシャボン玉を吹いている二人の幼児の像があるみたい。 中野市には、Tkunの親御さんの葬儀などで何回か行ったり、通ったりしたことがあるけど、記念館には寄ったことがない。
 勿来の山中に立派過ぎる寝殿造りの館ができていてびっくりした。
いかにもここが勿来の関跡と言わんがばかり。 
勿来の関と言っても、奈良・平安の頃の話だ。どこにあったのか、本当にあったのかさえ、分からなくなっている。宮城県の多賀城の近くにあったのでないかという説もネットで紹介されている。
 常陸大津の御舟祭りの船。陸上を大船を引っ張っていく。へばり付いているのは、船を揺らして進みやすくする役。
 あちこちに、ここまで津波が来たという記録がある。
  生活、業務に必要な部分は、復旧したけど、津波被害防止のための海と接する部分の工事は続いている。
宿泊は平潟漁港近く。 T-kunの友達のアンコウ料理エキスパートがやっている民宿。


アンコウの共酢和え
 今回の目玉の鮟鱇鍋。
いわき市のさかな「メヒカリ」も、チャンと出てきた。

 コンペでゲットした宿からの賞品。
   
 



南米観光旅行

2018-02-26 10:29:28 | 旅行

2月の中旬から下旬にかけて南米に行ってきた。
ペルーのナスカ地上絵(ペルー)、マチュピチュ遺跡と、ブラジル・アルゼンチンにまたがるイグアスの滝の観光が主な目的。
以前チリに行ったときに懲りたけど、やはり南米は遠くて、アメリカでのワンストップを含め時間がかかる。

今回はアメリカのサンディエゴに降りて、ロスからリマに向かった。
サンディエゴは初めて。軍港が見学できた。
ベトナム戦争で活躍したミッドウエイ。
   

 イグアスの滝
滝壺突入船に乗った。滝壺突入時の動画を撮るようIshi-sanに頼まれていたけど、びしょびしょになり、結局取り損ねた。
マチュピチュ。本当にどうして、どうやって、こんな所に作ったの?
 
 あちこちで、ピスコサワーを飲んだ。
作り方は、卵の白身とレモンジュースなどを混ぜたり、大変。 空港で、ミキサーで混ぜるだけというピスコサワー材料を売っていたので、ピスコとあわせて買ってきた。
 

「クイ」というペルーのモルモットの人形。 現地ガイドが美味しいから、丸焼きをぜひ食べてみろとしきりに勧めたけど、ちょっと無理。
  


旧奥州道

2017-11-29 10:43:27 | 旅行

合宿の後は、旧奥州街道近くのkcyanお好みの湯治場風温泉に宿泊。やはり野菜たっぷりの晩食。
 

奥の細道に出てくる旧跡めぐり。
田んぼの真ん中に。
 柳の木。以前は遠くから眺めただけだったけど、今回は畦道を抜けてそばまで行ってみた。 西行が和歌に詠み、謡曲の題材にもなっているというのだけど、やっぱり、どうってことない柳の木があるだけ。
芭蕉が
「田一枚植えて立ち去る柳かな」と意味の分かんない句を詠んだ所。
「田仕舞いて畦に残りし柳かな」 芭蕉の句を踏まえた小生作。 きれいに対になっていると思うけど、どうかな。

白河の関の跡。
 国道や東北線が通っているエリアからかなり離れたところを旧奥州街道・古代の東山道が通っている。 山あいの道を栃木県から福島県に入った所に白河の関跡がある。 
義経が金売り吉次に案内されて奥州平泉に落ちる途中立ち寄ったり、平家追討のため鎌倉に向かうときに戦勝を祈願した史跡が残っている。一方で、義経をかくまっていた奥州藤原氏討伐のため頼朝軍が立ち寄った記録もある。
能因法師の都をばの歌から始まって、古来チョウ有名な歌枕の地でもある。自分も一句と思ったけど、浮かんでこなかった。
白河関跡を訪ねたと言うと、白河出身のAkemicyanがとても喜んでくれた。関跡の整備に父君が協力していたとのこと。
Akemicyanから白河名物のだるまラーメンを貰った。
ジャガイモと梨も。
 

遠出したときは、ほぼ確実に道の駅か地元物産マーケットによる。今回は伊王野の道の駅。
でっかい水車があり、大きな石臼を回していた。
   

買い込んだ野菜類。





2週間経ってもピンピンな野菜


成田ツアー

2017-08-03 11:57:57 | 旅行


成田の空港エリアにあるホテルに初めて宿泊。
 千葉の地酒が置いてあった。 酒々井の古い酒造所の酒。
 
海外旅行にでも行くような気分だけど、成田方面の2か所のゴルフ場の開設、運営に携わった古いメンバーに誘われてのゴルフツアー。
次々とゴルフ場の上を色んな航空会社の飛行機が飛んでいく。 飛行機好きにはコタエられない。

 徹底したコース管理の説明を受けた。
 


銚子ツアー 2 ヤマサ

2017-07-04 13:57:38 | 旅行

 犬吠崎灯台。 年中無休のはずなのに、入れなかった。
屏風ヶ浦。去年、国の名勝・天然記念物に指定された。
東洋のドーバーと呼ぶらしい。
  駅のそばにヒゲタ醤油とヤマサ醤油の工場がある。
今回はヤマサを見学。一般の工場と違って構内は閑散としている。
人間や機械でなく、主役は麹菌だ。江戸時代から伝わるヤマサ菌が 大量の仕込み桶の中でじっくりともろみ発酵を進めている。
銚子と野田(キッコーマンなど)で醤油作りが発展したのには、大豆、小麦、水、塩といった原材料が手近に調達できたことと、利根川・江戸川の水運が寄与したと説明があった、

醤油ソフトクリームが意外に美味しかった、