旦那の遺したものを整理していたら出てきたと、Sumichanが持ってきた。
遺品の松ぼっくり。
大きいのは、どこで採ったか不明とのことだが、小さい方には、メモが付いている。
「メタセコイア ’07. 4/15. 小山GCにて.」 Sが参加した最後のコンペの時だ。 森林好きの科学ジャーナリストらしい几帳面さだ。
山の本もあったと持ってきてくれた。 Sumichanのカナダみやげ ↓ 奉霊もしてきたらしい。
森林インストラクターの資格まで取っていたSとは忍野村の里山で詰み過ぎた松の木を切ったりして働いたことはあるが、いずれは一緒に山にも行きたかった。 テニス、ゴルフ、家族マージャン、飲み会と、賑やかなキャラがいないと思うと、先々の楽しみを3割ほど失った気持ちになる。
同業のジャーナリストが驚くほど本を読んでいて博識な一方、飲み屋の2階の踊り場から外に落ちて大怪我したり、粗野なところが面白い人物だった。
その店が銀座の樽平だったと亡くなってから知って、先日Sumichanらと事故現場見学に行ってきた。 08.07.06
横浜の光明寺で御法事。鎌倉光明寺に住んでたことのあるtomocoさんを乗せて、鎌倉アカデミアの話しをしながら行った。 精進落しで、お酒の専門家に、なぜ最近静岡の酒が旨いのか?と伺った。米や水なんてところが素人が想像した答えだったんだが、色々な要素があり、酒造場によっても違うとされながら、静岡酵母と能登杜氏ということもあると言われた。酵母は専門的過ぎるんで、ウンチクの種になりそうな能登の方の話をひとしきり伺ってきた。
で、サザエ。
帰りの車に、Zさんから,能登のサザエが直送されてきたので、取りに来ないかとの電話。 ちょうど近くを通るところ。
言霊が呼び込んだ幸運か。さっそく頂戴してきた。↑生きてる。
さしみと壷焼き
08.07.05
「北雪」の大吟醸YK35が送られてきた。
さる店の3周年にお祝いの花を届けたので、そのお返しらしい。花選びが大好きで自信を持っているKcyanが選んで送った。確かに選び方は上手くて、値段以上に見栄え、長持ちのする花を贈るので、たいてい過剰に喜ばれる。
「北雪」は最初に飲んで、えっ佐渡島と驚かされた酒だ。佐渡がレベルが高いのは、金山、天領で昔から酒蔵が多く、競争も激しいせいだろうか。それにしても、米や水、恵まれているわけでないだろうにと、お店にあれば、つい飲んでしまう。
しかし、YK35となると、気軽には飲み難い。
佐渡とは縁もゆかりもないMano君が時々「真野鶴」をくれる。当人は、「いい酒かどうか知らないけど自分の名前と同じだから」と言って持ってくる。
佐渡の銘醸真野鶴に失礼だと思うけど、何でもいいから黙って頂戴している。
08.07.02