南八ヶ岳に行ってきた。編笠岳から、途中、青年小屋と赤岳頂上小屋に泊まり、権現岳、赤岳と登った。
編笠岳からゴロゴロの岩場を下って、もうすぐ青年小屋という所。山小屋の風情をタップリと漂わしている。
小屋から振り返ってみても、人の歩く所じゃない。
5、6年前、皇太子がこの小屋に泊まって小屋の主人と酒を酌み交わしたという。
最近は、TVで、小屋主人がギターの弾き語りをやり、客と盛り上がっている様子が放映されたそうだ。
この日も、人懐っこさが売りのyokoさんがお願いしたら、夕食後に特別演奏会を開いてくれた。
←チョモランマ登頂の写真の前で。もうストーブをガンガン炊いている。
フォーク系の歌が素晴らしい。奥さんを口説くために作ったという自作の曲も。ハーモニカと一緒の演奏もある。
皇太子と飲んだという酒を頂戴した。
宮城から取り寄せている「わしが国」という酒。
雲海の向こうに富士山。今回は、台風が通り過ぎた後だったからか、北岳、甲斐駒、千丈ヶ岳などの南アルプス、御岳、乗鞍、穂高、槍、鹿島槍、白馬あたりまで、北信五岳もくっきりと見えた。
権現岳と富士山。先っちょまで行っている人がいる。怖くないんだろうか。見てるだけでムズムズしてくる。
赤岳の岩峰。どうやって、これに登るのっ?て思うけど正面にへばりついて登っている人が見える。行くっきゃないか。
頂上の真下の岩場。もうひと頑張りという所。
無事に1年ぶりの大型山行を終えて、茅野駅前の蕎麦屋で打上げ。酒は「ダイヤ菊」「高天」「真澄」の順で品書きに載っていたので「ダイヤ菊」を注文。yokoさんが旨いと言う。主人にどうして「ダイヤ菊」を一番目に書いてあるのか尋ねたら、茅野の酒だからとのこと。「高天」(たかてん)は岡谷で、最近はそっちの方が好まれると、ちょっと悔しそうな感じ。折角だから「ダイヤ菊」を買って帰ろうかと思ったけど、リュック担いででは厄介なのであきらめた。
HPによれば、地元の水と米にこだわって作られている良いお酒のようだ。
8月の末に結婚式を挙げて新婚旅行に行っていたHkun夫妻のフランス土産。ルーブル博物館で、面白そうなんで選んだとのこと。
披露宴での祝辞の出来が良かったから奮発したんじゃないかな。
カルトゥーシュ(cartouche) という古代象形文字ヒエログリフでファラオの名前を刻んで曲線で囲んだものを題材にした小箱。このカルトゥーシュは、紀元前1550年頃のファラオのイアフメス1世を示しているものらしい。
そこらまでは、調べて分ったし、洒落た入れ物だけど、どう使っていいものかが分らない。呉れた方も分らないと言う。
kcyanが「文鎮でいいんじゃない」などと古めかしいことを言うけど、今どき、文鎮だろうがペーパーウエイトだろうが、そんなもの使いやしない。
これは何となく王様のミイラが入っていた棺のようでもある。入れるものにも気を使わないと、呪いに掛かりそうだ。
アメリカで企業買収や合弁事業などが成立すると、起用した投資銀行や法律事務所がトゥームストーン(Tombstone:要は墓石だ)と呼ぶガラスかプラスティック製の記念置物を関係者に配る。結構大きくて、棚や机の場所ふさぎなんで捨てようかと思ったこともあるけど、日本がバブルで元気よかった頃のディールで貰ったトゥームストーンは、今になると懐かしい。
来週、南八ヶ岳に行くことにしてしまった。登山は、ちょうど1年前の3連休に甲斐駒・仙丈ケ岳に登って以来だ。
10年ほど使っている靴が大丈夫か心配なのと、履く方の体が大丈夫か心配になってきて、急遽、高尾山に登ってきた。
明日も空いているから、どうせなら、富士山にでも行っちゃおうかとも思ったけど、富士山で靴か体がパンクしちゃたら大変なんで止めた。
←都心方向
雨がぱらついたりしたけど、それほど暑くなくて助かった。
沢沿いの「びわ滝コース」。
薬王院の行者さんが滝修行していた。
山の上で久し振りのきつねうどん、赤いきつねコンビニ限定バージョンお揚げ2枚付き(ラッキー!)、とチューハイ。旨い。
高尾山も、富士山とおんなじ、ミシュラン三ツ星だ。
そのせいだろう、人が多い。特に若い人が多くなっている。中には、ヒールのある靴で歩きにくい裏登山道を登ってきたりするんで心配になる。
帰りの京王線(都営新宿線と乗り入れ)には、高尾山とスカイツリーの観光PRが出ていた。高尾山は599m。スカイツリーはそれより高くて、武蔵634m。1時間半かけて登る高尾山より高いとは!!人間は凄いものを作る。
オフィスから見えないので残念に思っていたら、先日、先っちょの塔が日本橋のビルの向こうに頭を出しているのに気がついた。
高尾山の裏側方向に、大きなループ状の構造物の建設が進んでいるのが見えた。高尾山をトンネルでくり抜いた所にできる圏央道と中央高速とのインターチェンジだろう。高尾山の天狗様のバチが当たらなけりゃいいが。
これから野菜を持って東京に帰るから、夜着く、待っててと、kuroさんから電話。
夜7時過ぎに、津南の野菜、なめこや、栄村のニンニクなどが到着。
カボチャ3種。kuroさんによれば、長細いのは「すくなカボチャ」、甘いんでケーキ素材に使われたりする。青黒くて丸いのは、新種で名前もまだないけど、美味しいらしい。
薄黄色は錦糸瓜、これもウリ科カボチャ属で通称ソーメンカボチャ。これは本当に不思議なカボチャ(ウリ)で、写真に撮るのが楽しみだ。 上方の半分のウリは、冬瓜。前回の冬瓜で最後かと思ったけど、また食べれる。
それと、漬物用の米ぬか。「三五八」じゃなくて「二五八」だそうで、塩分が薄めなんだそうだ。さっそくナスを漬けた。
それと、カザブランカ。はね物だそうだ。
La TOMATOというトマトの酒。Ksanから頂いた。Rsanがカパカパ飲んだリキュールだ。
トマトニックっていう飲み方が面白そうだけど、ちょうどソーダが有ったんで、トマトソーダにしてみた。爽やかな香りで行ける。
ちょっと甘さが足りないんで、サンブカを足してみたら、コクのある甘さが加わって、とても美味くなった。
アルコール度、甘さを好みで変えられて、夏の晩酌に好適だ。
イタリアンレストランで、食後、サンブカを頼むと、グラスに入れたサンブカにコーヒー豆を浮かべて火をつけてくれる。
青い炎がいいムードを作る。
昔、シカゴのレストランでサンブカの飲み方を知ってから、家にもサンブカを置いているけど、火をつける機会など殆んど無くて持ち腐れていた。
La TOMATOに足すという、利用の仕方は大発見だ。