ふるさとの風が吹く

懐かしい各地の食材,食品,お酒。到来物で思いおこすLocalな記憶の備忘録。飲み食いや遊び歩きの記事が増えてきた

鬼無里~小川村・中条

2015-06-04 13:01:43 | 草花

戸隠から、信州ツアーの最終泊地の鬼無里へ。 
相当奥地にあって過疎地帯とされているけど、名前がユニークで伝説伝承が多いみたいだし、たまたま温泉宿が1軒だけある。 長野には各地に名湯が沢山あるけど、有名で代わり映えのしない温泉よりも面白そうなので、ここにした。
 
鴨肉のほう葉焼き。
  あらためて写真をみるとかぶせた蓋に紅葉があしらわれている。 伝説では、京都から戸隠に流された美女の名が「紅葉」。 都の文化・文物を伝えて村人から貴女として尊ばれたものの、結局は鬼女であるとされて、勅命を受けた平維茂が打ち取った。
村内には、東京や西京といった名残の地名や、紅葉の内裏跡があった。



 蕎麦の実と枝豆の磯部揚げ。 蕎麦の実ぞうすい。


  鬼無里の一番の観光は、水芭蕉の原生地。
鬼無里には、穂高連峰の西端の「一夜山」もある。 日本書紀にも記されているという信濃への遷都計画にからんで鬼が作ったという山だ。 登ろうとも考えたが、楽な方の水芭蕉にした。
鬼無里から西に峠を上ると白馬岳が見えるというので、朝いちで車を飛ばした。
地名が白馬村に変わってしばらく進んでトンネルを抜けた途端に目の前に後立山連峰が広がった。 思わず、ウヲーッ!!


水芭蕉の群生地は、鬼無里の最奥、裾花川の峡谷を遡って行きついた。
 山奥だけど、雪解け水で潤う水辺に一面の水芭蕉。

まだ雪が残っている。
 

鬼無里からの帰路は、ひと山南に越えて小川村、旧中条村に出て、川中島を抜けて長野ICへ。

小川村からの後立山連峰 

たぶん五竜岳、鹿島槍。 登ったことがある山が見えるとうれしい。


鬼無里のおやき。 あざみとうど。 焼き立てで美味しかった。
通販もあり、各地の催事にも出店しているようだ。
小川村のおやき。 いろいろ種類があって楽しい。

小川村、旧中条村は、しばらく前のデータで長野県内で村の規模が小さいのに最も限界集落が多い村にあげられた。 後期高齢者の比率が圧倒的に高い。
中村には、そんな状況を逆手に取った「限界集落一番」というブランドもあった。
旧中条村の笹おやき。 中条村でセリを買ってきたけど、今まで食べた中で一番味・香りが強かった。



長野IC直前、Hsanが松代の帰りに立ち寄ったAコープの野菜が忘れられなくて立ち寄り。
 段ボール箱をもらってしっかり野菜を買い込んだ。

今回の旅行は、4日間だったけど、Hsanのお陰で長野市を中心に巡り歩き、見る、食べる、飲むを楽しむことができて幸せだった。

野菜、蕎麦をはじめ、いろいろ買い込んだり、頂戴したりして帰ってきた。、
   
 














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