“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「これで分かる意匠(デザイン)の戦略実務」(藤本 昇著/発明推進協会)

2019-06-10 09:38:58 |    企業経営

 

<新刊情報>

 

書名:これで分かる意匠(デザイン)の戦略実務  

著者 :藤本 昇

発行:発明推進協会  

 同書は、意匠に関する多数の裁判例、(難しいといわれる)類否判断手法の紹介、意匠調査のノウハウの開示、海外主要国の意匠制度概要、平成31年の法改正案などを柱に、日本での意匠登録出願件数が多いサン・グループの協力で、意匠権の戦略的な活用ができるよう記載した実務書。

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★科学技術ニュース★楽天モバイルとNEC、5G分野で協業し世界初となるクラウドネイティブ5Gネットワークの無線機を共同開発

2019-06-10 09:38:33 |    通信工学

 楽天グループの楽天モバイルは、NECを第5世代移動通信システム(5G)の基地局装置の無線機ベンダーとして選定するとともに、同社と連携し、世界初となる完全仮想化クラウドネイティブネットワークに対応した5GオープンvRAN(仮想化RAN)の構築を進めることを決定した。

 同連携により、楽天モバイルとNECは3.7GHz帯周波数の超多素子アンテナ(Massive MIMOアンテナ)を搭載した小型・軽量・低消費電力な5G無線機を共同で開発し、NECが国内において製造する。

 これらの無線機を通じ、3.7GHz帯周波数を利用した各種5Gサービスを提供するとともに、28GHz帯周波数との組み合わせにより、利用者の需要に合わせた5Gサービスを展開していく。

 楽天モバイルは現在、世界初となる完全仮想化クラウドネイティブネットワークを構築し、移動体通信事業者(Mobile Network Operator)として2019年10月のサービス開始に向けた準備を進めている。さらに、2019年4月には総務省より5Gの導入のための特定基地局の開設計画の認定を受け、2020年6月の5Gサービス開始を目指している。

 

 

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「通信技術者のためのレーダの基礎」(高橋 徹著/コロナ社)

2019-06-10 09:38:03 |    通信工学

 

<新刊情報>

 

書名:通信技術者のためのレーダの基礎

著者:高橋 徹

発行:コロナ社

 無線通信とレーダとの類似性の視点を取り入れながら、両者に共通のレンジ方程式、変復調方式、信号検出に特化し、それぞれに導入部として無線通信を専門とする人にとって馴染みのある内容を入れ、理論を解説。

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