“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「世界は美しくて不思議に満ちている」(長谷川眞理子著/青土社)

2018-10-08 09:14:09 |    宇宙・地球

 

<新刊情報>

 

書名:世界は美しくて不思議に満ちている~「共感」から考えるヒトの進化~

著者:長谷川眞理子

発行:青土社

 なぜ利他行動が進化したのか。連綿とつづく進化史において、ヒトは近年、異常な状態に置かれている。70億人を超える世界人口、化石燃料を中心とした大量のエネルギー消費、IT技術の急速な進歩……。足りすぎているのに不足感を募らせよと迫りくる文明の行き着く果てとは? ヒトが長い時間をかけて進化させてきた「共感」をもう一度想い出し、次世代へとつなげるために、いま、立ち止まって考える。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2018-10-08 09:13:51 |    ◆TV番組◆

 

<テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                   再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

10月11日(木) クレオパトラが残した 古代エジプト天文学(選)

 「クレオパトラの天体図」という石版がある。星座や暦、実際に起きた日食が描かれ、古代エジプト天文学の“集大成”ともいえるものだ。古代エジプトでは、北の星に特別な意味づけをし、さらに南の星から現代の暦や時間の概念を生み出していた。さらに、驚くほど高度な天文観測の技術で正確な方角を見定めていた。古代エジプト文明はどのように天文学を発展させたのか?そのミステリーをクレオパトラの天体図から解き明かす。

BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行    毎週金曜日午後9時~9時54分

10月12日(金) 休止

10月19日(金) トレジャーハンター 地球の贈り物(再放送)

 海賊の隠した宝箱から、沈没船の積み荷や貴重な宝石まで…金銀財宝は地球上のあらゆる場所で争奪戦を引き起こしてきた。われわれの住む惑星”地球“こそは、開かれることを待っている宝箱なのかもしれない。エリー・ハリスンとダラス・キャンベルの2人は世界を股にかける究極の宝探しの旅に出る。このエピソードでは彼らは金の鉱脈から貴重な宝石の原石まで、地下に埋蔵された自然がもたらす宝物を追い求める。

NHKテレビ Eテレ ダイアモンド博士の“ヒトの秘密”  毎週金曜日 午後9時~9時30分 

10月12日(金) 第2回「動物のコトバ、ヒトの言語」

 第2回は、ヒトが作り出した最も古くて重要な「言語」について。ヒトは進化の過程で言語を手に入れ、高度の文明を築くことができた。では、動物には言語は無かったのか。ヒトは、どのようにして複雑な言語を獲得したのか。ユニークな発想で生物の進化を見つめるジャレド・ダイアモンド博士が、この疑問を解き明かす。

NHKテレビ Eテレ  地球ドラマチック    毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

10月13日(土)  賢者が伝授!人生のレシピ

 世界の“賢者”たちが、相談者の日常をライブカメラで見守り、イヤホンを通じて生き方のヒントを伝える、ちょっと変わった“人生応援番組”。一人目の相談者は、妻を病気で亡くしたシングル・ファーザーのマーク。「8歳の息子と絆を深める方法」がわからず途方にくれている。二人目の相談者は、新人看護師のベス。職場でどう振る舞うべきか?とまどっている。賢者たちの知恵は、彼らの人生を救えるか?(2017年イギリス)

NHK‐BSプレミアム フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿 毎週土/金曜日    

 科学史の闇に迫る知的エンターテインメントが、3週連続の特集シリーズで帰ってくる。

10月13日(土) 午後10時30分~11時30分  超人類 ヒトか?機械か?

 第一夜は、機械と人間の融合を目指してロボットに新たな命を吹き込んだサイボーグ研究の先駆者の物語。巨額の開発費は、すべて軍の資金だった。最先端のサイボーグ開発現場、そして衝撃の計画も登場。人間の能力を超えた超人類が生まれる時、はたしてそれはヒトなのか?機械なのか?

ナビゲーター:吉川晃司

出演:池内了、遠藤謙

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

10月14日(日) 国産バナナが農業を変える!? 生物学の常識を覆す大発明
 
 熱帯の植物であるバナナが、なんと日本で栽培されているという。本来、常夏の国でしか育たないはずのバナナが、なぜ冬は0度近くまで冷え込む温帯地域の日本で栽培することができるのか? その秘密は、植物が持つ潜在的な能力を呼び覚ます「凍結解凍覚醒法」という新技術に隠されていた。そしてこの新技術はバナナだけでなく、あらゆる作物にも応用することができ、農業を大きく革新するとして注目されている。はたして「凍結解凍覚醒法」とはどのような技術なのか?生物学の常識を覆す新たな農業革命の可能性に迫る。

主な取材先:田中節三(D&Tファーム)
      ASCO・D&Tバイオセンター GPファーム

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                 再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分

10月14日(日) さきどり最新科学SP  Sayaが手話、AI編集、農業救う菌

 近い将来、私たちの生活を劇的に変えてくれそうな最新技術を3つ紹介。(1)超リアルなCG、バーチャルヒューマンのSaya。NHK放送技術研究所が開発中の自動手話生成システムとタッグを組み「表情」を大事にする手話の会得に挑戦した(2)同じくNHK技研で開発が進む「AI編集」の実力と課題(3)農業のあり方を変えるかもしれない植物と「菌」の関係に迫る。菌が植物の根に入り込み人間における腸内細菌のように働く

リポーター:井上咲楽

解説:土屋敏之

司会:小島瑠璃子、森田洋平

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「エンジニアの知的生産術」(西尾泰和著/技術評論社)

2018-10-08 09:11:18 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:エンジニアの知的生産術~効率的に学び,整理し,アウトプットする~

著者:西尾泰和

発行:技術評論社(WEB+DB PRESS plusシリーズ)

 仕事をするうえで、どのように学び、整理し、アウトプットするのか。ソフトウェアエンジニア向けに、プログラミングと執筆を具体例として、知的生産の方法を解説した書籍。サンプルコードの丸写しでは仕事に役立つプログラムを書けないのと同様に、知的生産術も丸写しではあなたの役に立つものにはならない。同書では、数々の知的生産術を比較して学ぶことで、何が重要な原則なのかを体得し、みなさんが自分の環境に合わせて手法を修正し、組み合わせ、新しく生み出せるようになることを目的とする。

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