<新刊情報>
書名:トコトンやさしい 電磁気の本
著者:面谷 信
発行:日刊工業新聞社(今日からモノ知りシリーズ)
<新刊情報>
書名:トコトンやさしい 電磁気の本
著者:面谷 信
発行:日刊工業新聞社(今日からモノ知りシリーズ)
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、2014年度からスタートしている「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」において、今回バイオマスエネルギーの利用拡大に向け事業性評価(FS)の公募を行い、6テーマを新たに採択した。
同事業では、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに、地域の特性を生かした最適なシステムとしての事業性を評価し、実用性の高い技術指針や導入要件として取りまとめ毎年度、公表する。
◇
①都市と農業地域を繋ぐ循環型バリューチェーン構築を目的とした実証開発の事業性評価(FS)
竹中工務店(千葉県)
②家畜ふん尿由来のバイオガスエネルギーを利用した酪農地域自立システムの事業性評価(FS)
阿寒農業協同組合、北海道エア・ウォーター(北海道)
③竹改質による燃料化の事業性評価(FS)
日立製作所(福岡県)
④山林循環再生をめざすバイオマスエネルギー活用地域自立システム化実証事業の事業性評価(FS)
山陽チップ工業、EECL(山口県)
⑤中山間・内陸に適した木質バイオマスエネルギー需給複合型システムの事業性評価(FS)
長野森林組合(長野県)
⑥里山エコリゾートのためのスローテクノロジー統合型の地域木質熱利用システムの事業性評価(FS)
東海大学、東急リゾートサービス(長野県)
富士通研究所は、人工光合成技術で使われる、太陽光と水との相互作用で電子と酸素を発生する明反応電極において、光励起材料をそのまま用いる場合と比べて酸素の発生効率を100倍以上向上させる新しい薄膜形成プロセス技術を開発した。これにより、人工光合成による貯蔵可能な生成エネルギー量の向上が望める。
これまで、太陽光と水が反応する明反応の電極において、半導体材料や、比較的大きい粒子状の光励起材料を密度の低い構造で固めた材料が用いられていたが、太陽光(可視光波長)の中で利用できる波長の範囲が狭いことから、化学反応に十分な電流量を取り出すことが困難であった。
今回、フレキシブル実装シート上にキャパシタなどの受動素子を形成するための電子セラミックスの成膜法(ナノパーティクルデポジション(NPD)を改良し、光励起材料の原料粉末をノズルで吹き付ける際、原料粉末を薄い板状に破砕しながら基板上に積層させる薄膜形成プロセス技術を開発した。材料内部の構造解析は、東京大学幾原研究室と共同で行った。
<新刊情報>
書名:クモの糸でバイオリン
著者:大﨑茂芳
発行:岩波書店(岩波科学ライブラリー)