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“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解 空調設備の基礎<オールカラー>」(山田信亮、打矢瀅二、今野祐二、加藤 諭著/ナツメ社)

2024-05-30 09:32:40 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:図解 空調設備の基礎<オールカラー>

著者:山田信亮、打矢瀅二、今野祐二、加藤 諭

イラスト:菊地 至

発行:ナツメ社

 空気調和設備(空調設備)とは、換気や空調設備とは、温度、湿度の調整を行う設備の総称。同書では、空調設備に関わる空調機器、冷暖房機器、ダクト、エコ・システム、換気設備、排煙設備、それらの設計のことを、豊富な図版を使って解説している(既刊「図解 空調設備の基礎」の最新オールカラーの改訂版)。【目次】第1章 空気調和設備の概要 第2章 空気調和設備の主要機器 第3章 空気調和設備の付属機器・装置 第4章 直接暖房から地球環境へ 第5章 換気・排煙設備 第6章 空気調和設備の設計
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「カラー徹底図解 基本からわかる二次電池」(松本 太監修/ナツメ社)

2024-05-22 09:38:02 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:カラー徹底図解 基本からわかる二次電池

監修:松本 太

発行:ナツメ社

 化学電池は、一次電池、二次電池、燃料電池に分けることができる。一次電池には、アルカリ乾電池などがあり、二次電池には、リチウムイオン電池がある。燃料電池は、蓄えられた燃料を使用し、電気エネルギーに変換するシステム。その中で、同書は、現在、もっとも注目されている二次電池にスポットあてて、わかりやすく解説。二次電池の中でもよく使われている、鉛蓄電池、ニッケル系二次電池、ニッケル水素電池、リチウム系電池、リチウムイオン電池のしくみを解説。また、今、注目されている最新の技術、全固体電池や次世代二次電池についても紹介。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての「半導体」」(菊地正典著/日本実業出版社)

2024-05-13 09:35:42 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:教養としての「半導体」

著者:菊地正典

発行:日本実業出版社

 半導体開発の第一人者が、半導体業界の全体像と相関図、分野ごとの特徴と役割、注目技術と主力企業、半導体のしくみ、半導体のつくられ方(前工程・後工程)、半導体市場の歴史、熾烈な競争の行方など、知りたいことのすべてを一挙に解説。【目次】第1章 半導体メーカーから部材メーカーまでー半導体業界の相関図① 第2章 台頭するファブレス、ファウンドリーー半導体業界の相関図② 第3章 半導体はどこで何に使われているのか? 第4章 半導体はどんな歴史を辿ってきたのか? 第5章 そもそも「半導体」とは? 第6章 電子回路を構成する「半導体素子」とはどのようなものか? 第7章 集積回路(IC)とは何か? 第8章 集積回路はどのようにつくられる? 第9章 半導体産業の今後と日本の立ち位置 【著者】菊地正典 1944年、樺太生まれ。1968年、東京大学工学部物理工学科卒業。日本電気(株)に入社して以来、一貫して半導体デバイス・プロセスに従事。同社半導体事業グループの統括部長、主席技師長を歴任。(社)日本半導体製造装置協会専務理事を経て、2007年8月から(株)半導体エネルギー研究所顧問。著書に『〈入門ビジュアルテクノロジー〉最新 半導体のすべて』『図解でわかる 半導体製造装置』『プロ技術者になる! エンジニアの勉強法』(以上、日本実業出版社)など多数。
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●科学技術ニュース●豊田合成、世界トップクラスの光出力を実現した除菌用光源「UV-C LED」を開発

2024-04-30 09:34:18 |    電気・電子工学
 豊田合成は、除菌用の水銀ランプの代替光源として性能向上が期待されるUV-C(深紫外線)LEDにおいて、世界最高水準となる光の出力を実現した。

 2024年4月には国内外でサンプル販売を始め、水や空気などの除菌用途での利用拡大を推進する。

 UV-Cはウイルスや細菌の遺伝子情報を破壊し増殖を抑える効果があるため各種除菌に用いられている。

 除菌用の水銀ランプと比べ、UV-C LEDは水銀フリーで環境負荷が低く、小型かつ長寿命といった利点があることから、コロナ禍で空気や物の表面などの除菌機器向けに利用が広まった。

 しかし、照明用のLEDとは組成などが異なることから出力に課題があり、浄水場など高い除菌能力が必要とされる場面では、現在でも水銀ランプが使われている。

 このたび同社は、長年培ってきた青色LEDの結晶化・設計技術を応用し、1チップで200ミリワット級の光の出力(350ミリアンペアの電流での駆動時)を実現したUV-C LEDを開発した。

 LEDの素子構造などを改良し、取り出せる光の量を約4倍に増やし、除菌能力を約3倍に高めるなど、将来的な水銀ランプの代替も含めて、UV-C LEDの活用領域が拡大、より衛生的で安心・安全な暮らしの実現に貢献する。<豊田合成>
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「半導体逆転戦略」(長内 厚著/日本経済新聞出版)

2024-04-19 10:23:37 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:半導体逆転戦略~日本復活に必要な経営を問う~

著者:長内 厚

発行:日本経済新聞出版

 「数を追わない経営では勝ち目はない」 日本の半導体産業はなぜ凋落し、その復権には何が必要なのか。同書は、技術信仰に縛られた日本企業の実態、技術で勝ってビジネスで負けてきた歴史、数を追わないことの問題点などを明らかにし、韓国、台湾になぜ逆転を許したのかについても的確に分析。ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれないなどの大胆な考えも示す復活のための経営戦略指南書。日本の半導体産業が抱える課題を、日本企業が陥りやすい技術論ではなく、ビジネスとしての成功を目指す経営学的な見地から解き明かす。生き残るために必要な経営転換策が満載の本。【目次】第1章 ファーウェイ7ナノショック 第2章 ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれない訳 第3章 日の丸半導体の復権をかけたTSMCの誘致 第4章 技術だけ強い日本の戦略的課題 第5章 日本の半導体産業の歴史 第6章 数を追わないことの問題点 第7章 日米半導体摩擦を静かに見守っていた韓国の戦略 第8章 台湾が世界一に上り詰められた深刻な理由 第9章 米中貿易摩擦で漁夫の利を取れるのは誰か 第10章 安心という日本の価値づくり 第11章 中国を敵に回しすぎないこと 第12章 半導体産業に必要なのは経営戦略
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2023年版 電気事業便覧」(経済産業省資源エネルギー庁編/経済産業調査会)

2024-04-09 09:41:11 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:2023年版 電気事業便覧

編者:経済産業省資源エネルギー庁

発行:経済産業調査会

 電気事業便覧は、1954年(昭和29年)の創刊以来、日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録し、電気事業に携わる方など、電気事業関係者の参考に資する書籍として活用されてきた。そして、60年ぶりの抜本的な電力システム改革が進められる中で、新規参入事業者や卸電力取引所の動向、小売全面自由化の進捗状況、海外主要国の電気事業の概要などを追加し、電気事業についてより広く俯瞰できるような内容に刷新した。また、毎年、より充実したものとなるよう検討して、更新している。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TSMC」(林 宏文著/CCCメディアハウス)

2024-04-08 09:39:42 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:TSMC~世界を動かすヒミツ~

著者:林 宏文

監修:野嶋 剛

発行:CCCメディアハウス

 台湾で異例のベストセラー! 世界トップの半導体ファウンドリーの強さの秘密がわかる。熊本工場の本格始動に向けて注目が集まるTSMC。30年以上にわたりTSMCの取材を続け、創業者のモリス・チャンのインタビュー実績もある台湾ジャーナリストが、秘密主義の企業のベールを剥がす。なぜ小国台湾の半導体ビジネスは強いのか?なぜTSMCはトップになったのか?【目次】1. TSMCのはじまりと戦略 2. TSMCの経営とマネジメント 3. TSMCの文化とDNA 4. TSMCの研究開発 5. 半導体戦争:台湾、そして日本【著者】林 宏文(リン・ホンウェン):経済ジャーナリスト≪今周刊≫副編集長や≪經濟日報≫技術担当者として、経済記者としてテクノロジー、バイオテクノロジー分野を専門に取材。「患普人才學(ヒューレッド・パッカードの才覚)』『商業大鱷 SAMSUNG(ビジネスのクロコダイル:サムスン)』などの著書がある。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「60分でわかる! パワー半導体 超入門」(半導体業界ドットコム著/技術評論社)

2024-03-26 09:45:26 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:60分でわかる! パワー半導体 超入門

著者:半導体業界ドットコム

発行:技術評論社(60分でわかる!シリーズ)

 脱炭素社会の推進には,エネルギーの効率化と再生可能エネルギーの普及が不可欠。そこでいま注目されているのがパワー半導体。パワー半導体は半導体のなかでも非ICに分類されるが、主にパワーエレクトロニクス分野で使用され、電力変換や電力制御に活用されている。日常生活のなかで私たちが使っている多くの電化製品や、産業用のインバータや電力供給装置、電気自動車(EV)の駆動回路などで利用され、効率の向上や省エネルギー化に寄与している。同書では、成長市場としてのポテンシャルを持ちながら、持続可能な社会の構築に不可欠な分野として産業界全体の注目を集めるパワー半導体の基礎知識から、使用用途、製造工程、業界動向まで、全体像をコンパクトにまとめた。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2030 半導体の地政学<増補版>」(太田泰彦著/日本経済新聞出版)

2024-03-12 09:36:24 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:2030 半導体の地政学<増補版>~戦略物資を支配するのは誰~

著者:太田泰彦

発行:日本経済新聞出版

 ベストセラーになった「2030 半導体の地政学」が2021年末に刊行された後、半導体をめぐる世界のパワーゲームは一段と激しい動きを見せている。わずか2年の間にロシアのウクライナ侵攻が勃発。台湾海峡をめぐる米中の軍事衝突の現実味が高まり、イスラエルとアラブ武装勢力ハマスとの衝突が世界を震撼させた。日増しにきな臭くなる国際情勢の中で、各国は国家の存亡をかけて半導体の争奪戦を繰り広げている。なりふり構わず台湾、韓国の企業を囲い込む米国。経済制裁で追い込まれて国内生産に走り出す中国。そして日本では台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場の建設が驚異的なスピードで進み、次世代チップの開発を目指し新会社ラピダス(Rapidus)が電光石火の如く設立された。半導体をめぐり世界の裂け目が広がっている。その先に現れるのは、いったいどんな世界なのか……。増補版では、2023年末に至るまでの国際情勢を踏まえて大幅に加筆、修正。理科系出身で国際報道の最前線に立つジャーナリストの著者が、世界地図の解像度を高めて半導体の地政学を読み解く。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今と未来がわかる半導体」(ずーぼ著/ナツメ社)

2024-02-22 09:33:20 |    電気・電子工学



<新刊情報>



書名:今と未来がわかる半導体~ビジュアル図解~

著者:ずーぼ

発行:ナツメ社

 私たちの身の回りにある、あらゆるものに半導体が使われている。スマートフォンはもちろん、自動車、電車、家電製品など電気で動くものは、ほとんどすべてに半導体は組み込まれている。そのような状態だから、半導体がないとモノが作られず、売れず、経済が停滞してしまう。使用している機器が故障し、修理ができなければ、生活が脅かされる。経済や生活を守るために、半導体の安定供給は国が担うべき政策となった。①半導体の動作原理と基本機能②半導体の製造工程③半導体業界の現状と最新事情④半導体の歴史と未来【目次】Prologue 半導体の世界へようこそ Chapter 1 半導体の基本 Chapter 2 半導体のしくみ Chapter 3 半導体の作り方 Chapter 4 半導体業界を探る Chapter 5 半導体の最新事情 Chapter 6 半導体の歴史と未来【著者】ずーぼ 半導体プロセスエンジニア。半導体業界ドットコム運営者。
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