EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

愛媛県下で一番大きかったジャカランダを辿る

2020年07月02日 | 新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で

愛媛県で一番大きく、樹姿も整っていたジャカランダは、平成29年9月30日に開催されたえひめ国体開催に伴い松前町道「通称・想い通り」の建設用地の対象となり画像のジャカランダは、伐採することになった。
この事を知ったエンゼル幼稚園さんは、伐採は忍びない、我が幼稚園に譲り受け移植し育てたいと申し出され現在は、伊予郡松前町西古泉にあるエンゼル幼稚園で往時の樹勢になるよう頑張っている。

画像は移植する前のジャカランダで同町西古泉にある重松農園にあった樹で、伐採することになった重松農園の重松茂さんが平成26年撮影していた画像を頂いたものである。

重松農園にあった移植する前のジャカランダで愛媛県一の大きさで、樹姿も綺麗で開花すると愛媛県はもとより、広島県・岡山県から鑑賞に訪れていたとオーナーの重松茂は話された。

重松茂さんが平成26年撮影されたもので、このジャカランダは重松農園のシンボルの樹であり、開花時期になると広島県、岡山県から愛好者が鑑賞に来ていたそうです。

エンゼル幼稚園の松木さんは、愛媛県一のジャカランダの樹が伐採されるはずだったが、エンゼル幼稚園で次の余生を送ることが出来てよかったですと語られました。

伊予郡松前町西古泉の重松農園から移植されたジャカランダ。

移植のためかなり枝は切り落とされている。

先日、6月29日伺いました。重松農園から移植され5年が経過したジャカランダで、まだ開花しない。

エンゼルス幼稚園の松木さんは、このジャカランダ移植については職務外として個人的にジャカランダで有名な宮崎県日南市南郷町に移植後の手入れについて勉強に行かれたそうで、行ってみると偶然に、元愛媛県農業試験場で勤務されていた技師にお会いして、丁寧にご指導下さってそうです。成木だから移植成功率は5%だと言われたそうですが、移植5年になるが元気に育っています。願望は何時花が咲くのか待ち望んでいますと語られた。

移植5年経過のジャカランダ。

松木さんは、来年開花するかも?開花したら連絡しますと言って頂いた。

平成27年に移植したジャカランダで、移植2年目で、撮影は平成29年6月23日。

移植は、松山市の造園技能士が行い大掛かりな作業であったそうだ。大きなジャカランダなので地下部は深いと思っていたが、案外浅く但し横に広く音があり、移植成功率は5%から30%と告げられたそうだが移植5年が経過、元気に余生を過ごす準備は整い、後は花を付け関係者に喜びを伝えたく活力を蓄えているところだろう?来年開花するか楽しみである。

エンゼルス幼稚園(現在は別館)の奥右手に移植されたジャカランダはある。

エンゼルス幼稚園には、もう1ヶ所ジャカランダがある。
此の次のブログで紹介します。

 

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