煎り豆腐の混ぜご飯

　　　　　　　　　　　　
3月3日放送のおしゃべりクッキングでひな祭りにも使えると解説していた“煎り豆腐の混ぜご飯”が何となく頭のすみに残っていて気になり、孫達の反応も見たかったので調理した。
ごく普通の煎り豆腐を作り、炊き立てのご飯に混ぜ合わせるだけの簡単な物だが、ただこの調理人の知恵、重要なポイントは醤油で味付けした溶き卵を炊上った瞬間のご飯に釜の中で混ぜ合わせるのである。卵かけご飯を想像してしまうが、ご飯や釜の余熱でご飯粒の表面がきれいに卵でコーテングさてれ、並みの混ぜご飯とは一味も二味も異なる今までに無かった優れ物の混ぜご飯になった。
“きぬさや”を散らして見た目もきれいに仕上げなければならなかったが、採りたての新鮮な物でない限り味も香りも無いので省略した。その分他の素材を少し贅沢して、豆腐は川俣扇田食品の“青ばた豆腐”と豚挽肉は“エゴマ豚”の地場産品の旨い物を使った。
　　　　　　　　　　　　
3日後に食べるカレーも同時に作った。
カレーの味もピンキリでこれ程幅のある食べ物も珍しい気がする。何とかして自分オリジナルの味を追求して市販のルーや固形ルーのブレンドも数多く試してみたが、どうやっても主婦の特技？30分で作るカレーの域は脱せず、一から作る自分好みの本格カレーに挑戦していた。
頼り所のWebで検索したレシピを参考に、各種スパイスの量や一日目の味付け、二日目の粗調整と煮込み、三日間熟成して微調整後に完成とほぼ80%位の満足感は得られる様になったが、何度やっても再現性に乏しく、こんな試行錯誤が以外に面白い。

4A4A

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
メキシコの太平洋沿岸西方720KmにあるRevilla Gigedoからスペイン人グループのDXペデション4A4Aが20日までの予定で開始された。
自分のLog(業務日誌)データによると2004年XF4IH、2007年6E4LMとほぼ3～4年周期で過去15回体験していたが、近年始めた80mとWARCBandは全てNewになっていた。ここは電波伝搬的には全く問題の無い所なので、休日でライバルも倍増したが80mを残すだけになった。
昨年12月に天候不順で島へ上陸出来ず延期されていたCY0(St.Paul Is)カナダ領のDXペデションも開始され、10:30Z頃からK8LEE/CY0 30mCWとN0TG/CY0 20mCWのJA'sのパイルアップが展開されたが、信号の存在が僅かに確認出来る程度で受信環境と馬力のあるBig Gun達の独壇場だった。ここもWARC BandはNewだが、受信能力が劣るのでCondx、お天道様のご機嫌次第の他力本願になりそうだ。

市民講座「そば打ち教室」

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ここ数日再び寒波の襲来で体調を崩されてしまったのか阿部さんと受講生2名が欠席して最終回の教室が行われた。
講師陣が受講生を大幅に上回る体制で臨んでいるので、今日は準備撤収と渡辺さんから依頼された写真撮影に専念して御用済みと思っていたら、その渡辺さんの指示で急に1人世話する事になった。前回の人同様に感は並だったが、前回やった事はほとんど忘れてしまったそうで「老体になればみんな同様で自分も同じだった」と慰めながら進めた。たった三回の受講でこの後1人で打てるとはとても考えられず、継続する意思があるのならカルチャースクールでの受講を勧めた。
午後調理実習室で受講生へ渡辺さんが打った“10割”を振舞った後は定例の研究会が行われた。
前回と同じ性質の粉でぬるま湯なら“10割”も打てるとの事だったが、ひび割れがかなり発生した。打った人は周辺のひび割れ救済処置を会津塩川蒲生名人方式を採用「周辺を切取り中心部へ混入する」方法を渡辺さんの指導で実施した。自分は何とか救済処置を施さなくてもと、お呪いの心算でつなぎ粉一握り加えて１Kg打ったが“10割”と大差なく、手助けを受けてしまった。
自分達の打ち方は江戸前のごく標準的なものだが、研究会の場なので時としてこんな方法も実験的に試す事がある。

春の訪れ

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
我家の庭にも待望の春の兆しが伺えて、福寿草は今日開花と予測していたら、時折吾妻山吹きおろしの小雪舞う寒い一日となり蕾のままで明日以降の楽しみになってしまった。
気候も良くなり工作も可能になって来たので、ステーションコントロールへのアンテナ切換器の移設と電源回路改修やコンモンモードフイルター高性能化への部品を秋月電子から通販で購入した。
テフロン同軸のコネクターをそのまま活用するのでSMA-P⇔M-J変換コネクターも購入したが一個250円で他店の1/4、秋月電子は何処よりも安くて大助かりだ。
コンモンモードフイルターは“W1JR巻き”に改修する。この巻き方はどの巻き方よりも効果があるとWebでも報告されていて、自分も10MHzRTTYフルパワー運用時ACラインへ回り込み、水洗便器(AMPから壁の裏側70cmにありACラインが共通)に誤動作が発生した。キャンセル巻きでは半減も“W9JR巻き”では完全に阻止出来た。