今朝初雪が降り例年より15日も遅く昨年よりは5日早いそうだ。10時頃秋田の後輩古田君から冬の使者はたはた(鰰)が大量に届いた。秋田在住の頃は吹雪で海が荒れて雷鳴がとどろく頃になると大漁になり、これが食卓に乗ると本格的な寒波の襲来冬を迎える風物詩でもあった。全て大型のぶりこ(卵)持ちのメスばかりで、しかもぶりこはまだ小粒で軟らかい一級品ばかりだった。早速昼には塩焼きにして、夜は塩魚汁鍋でいただいた。秋田の人達は成熟して硬いぶりこを噛締めながら味わうのが良いと言うが、自分は数の子に近い未成熟の物が最高に美味しいと思う。食べ方もいろいろあり、明日はWebで秋田出身の調理人が紹介していた「湯あげ」で昆布出汁で茹で上げポン酢で食べてみたいと思う。身も引き締まりポックリ骨から分離するのは何よりも新鮮で産地直送ならでは逸品だ。