ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ぶり大根

2010年12月18日 | 男の料理
            
もう数年も前から鼻が弱くなり冷気に晒されると直ぐ鼻風邪を引き、三年ほど前からは睡眠中の朝方室温が下がった時にやられてしまうので、11月中旬から来春までは寝る時もマスクは必需品になってしまった。二週間も前からの風邪引きも耳鼻科の治療でほぼ完治したので、しばらくぶりに畑の様子を見ながら大根と京かぶらを少し収穫して来た。この二品は何とか収穫出来るまでになったが、秋キャベツ・白菜は結球不足でブロッコリーとカリフラワーは結実の兆候すら無く、夏の酷暑と早い秋の訪れの異常気象で我が素人百姓の秋野菜も不作になった。
            
収穫した大根で自分の得意な一品にもなってしまった“ぶり大根”一族分10人前を大鍋で作った。調理本を見るとアラだけで煮込む物と切り身で煮込む二種類の方法がある。アラでは孫達には骨が邪魔、切り身では大根の味がイマイチなので、自分は数年前から両方使う事にしている。そして水は酒の5/1にして酒を多量使い、みりん、砂糖、醤油、生姜の出し汁でアラと切り身を一緒に煮込み、同時に大根を別鍋に米(米糠)一握りを入れて煮込む。切り身だけ取り出し、軟らかくなった大根を入れてアラと出し汁の入った鍋で弱火じっくり煮込むとアラの旨味が一層大根に染込む。信夫山のゆずの千切りも添えるとプロの味に変身した一品になる。