ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

牡蠣ご飯

2010年12月24日 | 男の料理
昨日宮川さんから産地直送の牡蠣が本場の松島から届いた。
牡蠣の美味しい食べ方は何と言っても生食に限るが、一昨日宮川さんから「今年は各地でノロウイルスが話題になっているいるので生食は避けて」と電話があり、また午後から夕方遅くまで渡辺さん達と5人で年越しそば用のそば粉の袋詰作業があったので、今日調理して賞味させていただいた。
            
先ずは定番の「牡蠣ご飯」料理教室で習ったほうじ茶を水代わりにして炊込む広島の家庭料理の牡蠣ご飯。初めて口にした時はほうじ茶の香ばしさが絶妙にマッチして感激して、その後は毎回これを作っていたが、難点はかきを同時に炊込むので実が縮み硬くなり、折角新鮮な本来の美味しさを失ってしまう。そんな事から今回はWebで検索した牡蠣本来の味が引き出せる云うものを試した。酒、みりん、麺汁の合わせ調味料で牡蠣の様子を見ながら3分程度火を通して、実を取出した汁を冷やして、更に酒、塩、千切り生姜、水を加えて炊飯。炊上がったら取出した牡蠣を入れて十分ほど蒸らして完成。牡蠣はプリット軟らかく、ご飯にも牡蠣の風味が十分に染込んだ美味しいかきご飯になった。見た眼でも誰も気付かなかった少量の千切り生姜の隠し味も重要なポイントとも思えた。また料理教室で得た「炊込みご飯の時はごく少量のもち米を加えると更に美味しくなる」も相乗効果を発揮した様だった。
            
二品目は「牡蠣ときのこのXO醤炒め」を作った。フライパンに油大さじ1/2を熱し長ネギと生姜のみじん切りを入れ十分香りを出して牡蠣をサッと炒めて取出す。油を少量加えてしめじと舞茸を炒め、火が通ったら牡蠣を戻して顆粒鶏がらスープ、XO醤、砂糖、水を加えて炒めて水片栗粉でとじる。これは味が濃くて白飯が欲しくなった。牡蠣ご飯の時は矢張り和食で統一、許されるのならかき酢やお吸い物でサッパリした組合せがベストの様だ。
残り半分は娘はシンプルな牡蠣フライと言うが、孫達には大好きなグラタンと自分達はTVで視視聴した中華の重鎮脇屋シェフの「かきのピリ辛炒め」と「野菜タップリのかぶとかきのミルクスープ」にも挑戦したいし、さてどうしたものか迷ってしまう。