ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

恐怖の電話

2009年08月12日 | 撮影編集孫専科
   
                    
里菜と大翔が幼稚園から15時に帰ると、水曜日の塾の日を除くほぼ毎日「お迎え」要請の電話があり、週1~2回は「爺チャン不在」と何とか誤魔化して逃れてしまうが、夏休みに入ってからは連日早朝から恐怖の電話と化した。出発寸前の車内の様子だが爺の家に着くなり、コンクリートのウサギ小屋から開放された孫達のウップンバラシの大運動会が始まる。夏休み前は1時間半ほどの忍耐で何とか我慢も出来たが、朝からでは昼食後に帰宅を願ってもそろそろ限界となってしまった。
  
                   
今日は里菜の希望で2回目に蒔たたとうもろこし“ウッティーコーン”狩りをした。里菜は先日幼稚園年長組のお泊り保育へ行き、猪苗代でとうもろこし狩りをして来たのでその再現。得意になって「こう折って廻すと簡単だよ」と姉の愛実を指導。自分は折るだけで時には一発で取れない事もしばしばあったので“上手な採り方”を孫から逆に指導されて、俺は何年百姓をしていたんだ!と自ら苦笑してしまった。
パパも夏休みなので爺の出前は止めて、夜爺の家で爺の料理「豚肩ロースとパインのコーラ煮」「えびとゴーヤー・たまごの黒酢炒め」「コーンスプ」「ブロッコリーの野菜サラダ」をみんなで食べた。
相変らずちびっ子達にかく乱されて、毎度の事ながらゆっくり賞味する事は不可能だった。自家栽培の今日収穫した「コーンスープ」は孫達からも美味しいとリクエスト。今日で三回目の調理だが、これは先日TVで脇谷シェフが紹介、生クリーム・牛乳等一切使用しない塩味だけのスープ。ポイント(シェフ必殺技)は実を削ぎ剥がした“キビじく”を5分位茹で、ミキサーにかけた生コーンの濃度をその茹で汁で調整、裏濾して1分火にかけて完成。とうもろこしの鮮度は収穫後5時間以内と虎の巻には記載されているから、このスープは如何にして新鮮な物に当たるかが最大のポイントで、これは本当に驚くほど美味しいかった。

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1 コメント

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新鮮野菜 (JA7KQC)
2009-08-13 21:43:58
水飲百姓で育ったもので、トウモロコシ・枝豆等、昼食用に収穫したものを、何らかの都合で晩飯時に食卓に並ぶと「不味い」と不平を言ったことを想いだしました。後になって判った「究極の贅沢」だったんですね。
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