ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

手打ちそばよしなり

2015年11月04日 | 手打ち蕎麦打ち
   
一昨年から1年車検になった車、中古の軽に乗換えよう計画していたが、マニアル車しか運転出来ないリスクと免許証返納時期の結論から今日車検に出した。
代車はマニアル車でなかったので断り、この時期には滅多にない無風の青天にも誘われて、春に支給されたパスポートを使って我が師匠の店“手打ちそばよしなり”で新そば「あいづのかおり」を堪能して来た。
ここよしなりのそばは透明感のある星も浮かぶ細切りの上品なそばで、コシが強くて噛めば弾力があるのどごしの良い見事な食感の逸品だ。
月一回食べる事をノルマにしているこのそばの質は年間を通して変る事は無く、同じ粉を使っても打つ度に微妙に変わってしまう自分の物など問題外で再現不能、正に達人技なのだ。
ワンコインのざるそばを信念に確か震災後に開店。物価高騰には勝てず今や600円も、そして自分の定番天ぷらそばが何と850円は何処にも無い格安さだ。
天ぷらは季節により海老以外は入れ替えがあり、今回は先月のさつま芋から今が旬の蓮根に変わっていて、こんな店主(師匠)はプロの調理人でもあり、さり気ない心使いには何とも嬉しくなってしまう。