ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

グリンピース

2015年06月01日 | 男の料理
                
グリンピース福島では今が旬だ。生産者が少ないのかスーパーではほとんど見かけないが、JAここら(農協農産物直売所)へ開店直後に行けば、他の野菜よりは高価だが入手出来る。
「旬の時期に旬の物を食べるのが最高のご馳走」と師匠の言え伝えを守り今日は“グリンピースご飯”を作った。
一般的には豆と調味料を一緒に入れて炊き込む、と料理本やネットのレシピには99%は同様に記載されているが、これでは炊き上がった豆はシワだらけで茶色に変色、視覚も料理の重要なポイントなので価値はゼロなのだ。
師匠から「さや(皮)ごと茹で、茹であがったら豆をさやから冷水にはじき出し、シワが伸びたら取出して水気を切る」と伝授され厳守していたが、今回は1%のレシピに従って炊込んでみた。
①豆を取出しさやと一緒に塩茹で、この汁でご飯を焚き、炊上ったら豆を釜に入れて蒸らす。
②豆を塩茹で、この汁と剥いたさやを入れてご飯を焚き、炊上ったらさやを取出し豆を入れ蒸らす。
と記載されていたが、自分は味を十分に引き出したいと考えて、豆と完熟一歩手前のさやだけを選んで煮込み、更にさやも入れて炊き込んだ。
この結果、綺麗なグリーンを保った豆肌は当然の事ながら、香りも格段に増したお金も頂戴出来るグリンピースご飯に仕上がり満足した。
但し、素人百姓でも体験済みだが、特に豆類やトウモロコシは収穫から5時間以内と言われているから、この味の再現は少なくても朝採りの新鮮な地物が条件だ。