ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

定期総会

2011年09月11日 | 手打ち蕎麦打ち
            
17時から中合デパート6Fのサンダースレストランで福島手打ちそば研究会の定期総会が開催された。
現役組も在籍するが老人集団。こんな集団にしては先進的な年度のスタートは9月1日だから面白い。会員数45名(休会者12名)の内19名の出席者と委任状で総会が成立した。型通りの議事が迅速に進行して、事前に会長自ら辞任の意向も耳にしていて長時間?と思っていたら、自ら「役員全員継続」の一言で僅か15分程で終了した。以後は総会初のカラオケ付きの大宴会になった。カラオケは全くの門外漢なので、そんな同士で現情勢の分析、放射能汚染の話題に終始していたが、何時の間にかそば談議「そばの決め手は、最後はそば汁にあり」とNさんの実体験に釘付けになっていた。
確かにそば自体は大変美味いと感じたが、汁をつけて口に運んだ瞬間幻滅なんて、特に会津の産地で多く体験していたので即理解出来た。汁作りは結構手間がかかって“返し”の保存場所確保に難点があり止めてしまった。以来市販のそば汁(源液)では京都府の「創味のそば汁」が一番美味しいと言われていたので、これをカツオ出汁で割って使用して来たが、これを機会に何とか工夫して再挑戦したいと思うが。

郡山青葉教室54回目

2011年09月11日 | 手打ち蕎麦打ち
            
学習終了年限2年卒業3ヵ月を前にした生徒達は今自由演習に取組んでいる。各自がこれまでに習得した技能の不足分の復習や習熟に勤めているが、これまでの多くはみんな自分と同様に原点に戻り“二八”の打ち方を納得するまで再確認して卒業して行く様だ。これはこんな事に気が付く前の1人の生徒の熱湯で打つ「十割」の“水(熱湯)廻し”の熱湯を廻し注ぐ工程だ。ヘラの操作は寿司飯を切る方法が正解で、これは円を描いている。自分とあまり変らない年代だが、寿司飯を切るなんて見た事も無かったそうだ。見本を示しても未だに手はどうしても円を描いてしまう。一応基本なのでお勧めはしているが、自分はヘラは一切使用せず初めから素手で(火傷は熱湯を注いだ10秒間位)やってしまうので、心苦しくはあるが「ヘラを使わなくても出来るが基本なので」と毎回話す。
今日は男女二人の体験者があり、自分は興味を持つには大変珍しい20歳そこそこの青年のお世話をした。二人の手先(運動神経)は対照的でピンとキリ、次回からキリの青年が入学となれば一苦労は覚悟の様相だ。